先週、次女が17歳のお誕生日を迎えました。

発酵教室では、きっかけとなった次女のアトピーベビーの頃のお話をしているので

レッスン中に帰宅したりすると
皆さんから

「わー!治ってよかったねー^^」

「綺麗になったのねー♡」

なんて、声をかけていただけて
すっかりお馴染みの人となっています。笑


当時は、私の母乳を通してでも食べたものに反応してしまったり

市販の紙オムツの経皮吸収でも顔が真っ赤に腫れ上がったりしてしまうほど過敏な状態だったので

どこへ行くにも、お弁当と布おむつを持って出かけました。


娘のためなら何も苦ではなかったし
自分で食べ物を選べる頃にはどうにか治してあげたかった。

私がそうしてきたように
学校の帰りに寄り道したり
ファストフードのお店で何時間もおしゃべりする…
なんてことを、当たり前にできる青春時代を迎えてほしかった。


その時にはあまりに酷すぎて
そんな未来は想像できなかったけど。


17歳になった今
フードコートでおしゃべりしたり
お友達とカラオケに寄り道したり
メイクも楽しんだりと
そんな毎日を過ごせています。


「今日は夕飯いらないよ」
の連絡が何日か続くとちょっと寂しい気もするけれど
花のJK生活を謳歌していて本当に嬉しいのです。


おでかけが続いていたある日
夕食を前にして

「あー!ママのご飯幸せー!!
いただきます!!!」

と手を合わせてくれたことがありました。


不意打ちで、涙が出そうになっちゃって
何の返事もできなかった。笑


毎日毎日続く食事作り。

本当に治るの?
こんなことまで気をつける必要あるの?

と自分の中でもたくさん葛藤があった。

でも。

ちゃんとお料理に愛情が乗せられている。

美味しいものは心も身体も健康にしてくれる。

そう信じてきて良かった。

あと数年のうちに
娘たちもひとり立ちして家を出る。

その日まで、このまま変わらず
日々の食事を丁寧に過ごしていこう。





「子どもが大きくなったからって
夏休みは一日中ご飯作ってるのは変わらないわー。」

と友人にぼやいたのは
つい数日前のお話。なんだけど。笑