私がたくさんの調味料を手作りしている理由。
市販の美味しく便利なものが手に入るのに
なぜわざわざ手作りするの?
これは本当によく聞かれること。
味噌や醤油だけでなく
カレールーやデミグラスソースにキムチなどなど。
わが家では様々なものを手作りしています。
今、発酵教室を通して調味料が手作りできることをお伝えしている理由は
大きく3つあります。
①健康を維持するため
②簡単で美味しくなるから
③実際に作って知ることで視野が広がるから
「身体に良い」と「美味しい」の両立は特に大切にしていて
食事を楽しむことを軸にレッスンをしています。
まずは
①健康を維持するため
について書いてみます。
発酵に出会ったきっかけは、家族のアトピーやぜんそくがきっかけでした。(⇒過去記事)
娘の身体を楽にしてあげたい。
という思いは強い原動力になり、必死で勉強したり日々の食事を作ったりすることは
当時 全く苦には感じることはなくて、毎日が夢中でした。
母性というのは本当に強いパワーを出せるのだな。と今になっては思います。
そんな私も、レッスンでお話しているうちに
過去の自分を振り返る機会が何度もあり
とにかく身体が弱かった幼少期や、日々不調が当たり前だった頃を思い出したのです。
小学生の頃は小児ぜんそくがひどかったので、学校も休みがち。
学校までの坂道を上るのがいつも苦しかったなぁ。。。
頻繁に高熱を出したり、季節が変わるころには必ず喘息の発作が出て(春が来るのが本当に怖かった!)
少しでも呼吸がしやすいように座ったまま朝を迎えることもしょっちゅうでした。
成人を迎えるころになっても喘息はひどいまま。
ある時の発作では、苦しくて自分で歩くことができず、弟が背負って病院まで連れて行ってくれたこともありました。
この時、「もう成人したから小児喘息じゃないんだなー」って絶望したのをはっきり覚えています。
片頭痛がひどくて、病院で検査をしても原因不明。
毎日頭痛薬を倍量飲んでいるような状態でした。
基本的には「身体がだるい」のが毎日で、すっきり元気な日は今思えば本当に少なかった。
その後、出産をした私は
娘たちのアレルギーなどと向き合って食について学び、夢中で子育て期間を過ごすうちに
気づけば日々を元気に過ごせるようになっていました。
大きく以前と変わったことは
・農薬や添加物、化学調味料を極力摂らなくなったこと。
・発酵食品をたっぷり取り入れるようになったこと。
食べ物で身体ができていると、これだけ身をもって体験したので
ベースとなる日々の家庭での食事はできるだけ無添加を心がけています。
ひとにはそれぞれ、生まれ持った体質もあり
どのくらいの影響があるかは違います。
ただ、私や家族は
「何を食べても大丈夫」な体質ではなかった。
普段の食事に気を付けていれば
毎日元気に気持ちよく目覚めることができるし
外食も楽しむことができる。
(お酒もいっぱい飲める。笑)
これが今のわが家のちょうどいいバランスです。
アトピーやぜんそくだけでなく
私のような「名前のない不調」が気になる方も
日々の食事を変えてみること、とてもおすすめです。
⇒ ② に続きます。
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