良い面と悪い面、両方知ることが大切 | 上海在住ビューティアドバイザーSaya中平彩香

上海在住ビューティアドバイザーSaya中平彩香

国家資格管理栄養士取得。大学卒業後、美容の世界に入り大手エステサロンの経験を経て中国での新規サロン立ち上げなど後、独立。現在エステティシャン・美容インストラクターとして活躍。
現在提携している企業
DrCiLabo , Johnson & Johnson

皆様、こんにちは!






本日のセミナーは、蘇州からわざわざいらっしゃってくださったKさま!

お一人だったのでマンツーマンでのセミナー❤︎


密に話ができるからいいね😊



場所はりんご大学🍎
ブログはりんご大学のあゆみさんのブログでーす



いつも快適に使わせていただいてます♪
ありがとうございます❤︎





美容のこととなると、話が止まらなくなってしまう(°_°)

そして質問されるとさらに止まらない(o_o)



時間が足りないと感じた今日のセミナー(´-`).。oO




短い時間だからこそ、伝えられることは限られてると思う。
伝え方も勉強しなければ!と新たな発見が生まれてきたり。


何も行動しないことよりも、行動することって大切だわ。




今日も勉強になったぞ❤︎







さてさて、Kさまは今後ご自身でサロンを開きたいという夢をお持ちなようで今回ご参加いただきました。


その夢を持って参加いただいてのこのセミナー。
かなりヘビーだったかしら…とちょっと心配(´-`).。oO




今回の美白セミナーでは、美白化粧品を長く使えば使うほど、肌が敏感になっていきますよ〜ということをお伝えしました。




お肌は「栄養を吸収する器官」ではありません。

お肌本来の働きを知ることがとても大切で、
肌は外の外敵を中に入れないようにする「バリア機能」
身体の中の水分を外に出さないようにする「保水作用」
が重要な働きの一つになります


その外敵を中に入れない「バリア機能」に関わってくるのが
「皮脂膜」と「角質層」です。

「皮脂膜」は皮脂と汗がミックスされた天然の保湿クリーム、で肌の「第一のバリア機能」です。
この皮脂がしっかり肌を覆えているかどうかで、見た目年齢、若さが決まってくる。といっても過言ではありません。

皮脂は男性ホルモンによって支配されています。
ですので、男性が何もケアしなくても若くいられるというのは、男性ホルモンによって皮脂がしっかり分泌されるからです。
13〜14歳頃の思春期では、男女共ホルモン分泌に差がない時期
25歳をすぎると女性は女性ホルモンが活発になり、男性ホルモンの活性が落ちるので皮脂が出にくくなります。

25〜28歳がお肌の曲がり角。

と言われているのは、皮脂分泌量と関係しているためです。


「第2のバリア機能」は「角質層」
角質層の中に「セラミド」と呼ばれる細胞と細胞を繋ぐ接着剤の役割のものがあります。
この画像みたいな感じになってます。


オレンジ色の棒が「油」で油の層になってます。
黒丸が「水」で水の層になってます。

この層のおかげで、私たちの身体は水や油の汚れを中に通さないようになってます


今日のセミナーでは例をあげてお話ししたのですが、
例えば、赤ワインが肌につきますよね。

赤ワイン、肌から吸収する人います?

またごま油、肌につけます。

ごま油も私、肌から吸収するよ!!という人います?

という感じで私たちの肌は、油は水の層で、水は油の層で中に入れないようにブロックしているんです。


第1のバリア「皮脂膜」
第2のバリア「角質層」
この二つがしっかり健康な状態であることが肌を美しく保つことに必須です。



さて、美白化粧品について話をしていきます。

美白化粧品は主に「シミの改善」に効果があるもの

自分の肌色をワントーン、ツートーン明るくするものではありません。

シミができるメカニズムですが、シミの生産工場「メラノサイト」は表皮の1番下層「基底層」と呼ばれるところにあります。

ここで問題です!
化粧品は肌のどの層まで作用するものでしょうか?

答えは「表皮の角質層」です。

化粧品は作用が緩和であることが基準で作られてますので、薬とは違います。

薬用化粧品も一緒です。
薬ではありません。

ですので、化粧品は通常であれば角質層まで作用します。


あれ?と思われた方もいるのでは?


化粧品は角質層まで作用するのに、シミを作るメラノサイトは表皮の1番下の基底層。

どうやって美白ケアするの?


答えは簡単!
基底層まで届くように美白成分を浸透させるんです。

さらに!簡単にいうと、美白成分を表皮の基底層まで届けるため、本来肌の持っている「バリア機能」を壊して美白成分を基底層まで届けるんです。





そこで利用されるのは界面活性剤。

油と水は仲良くなることはなく、そのままの状態では混じり合いません。

分離しますね。

この油と水の境目を「界面」と呼ぶのですが、界面活性剤は水と油を混ぜ合わせる働きを持っています。


界面活性剤は、主に2種類あります。

作用の弱い界面活性剤と、作用が強力な合成界面活性剤。

そして「洗浄作用」「浸透剤」「乳化剤」「保湿剤」「柔軟剤」などの働きがあります。
美白用化粧品に使われる界面活性剤の作用は「浸透剤」です。

作用の弱い界面活性剤はお肌につくと、水道水や肌の常在菌の作用で分解されるので界面活性剤としての働きは失われます。

合成界面活性剤は水道水や常在菌の作用で分解されることなく、働きを失いません。

そうすると、合成界面活性剤の作用で、肌のセラミドの油と水の層を混ぜ合わせてしまいますので、セラミドの層をボロボロにし、外のものを肌の中に入りやすくしてしまうんです。
これが肌のバリア機能を壊すことに繋がります。


メリットとしては、合成界面活性剤の作用により、美白成分を角質層より奥に届けることができ、メラノサイトやメラニンに直接作用することができるのです。


これが美白化粧品のからくりです。


確かに、直接メラノサイトやメラニンにアプローチできるので、美白効果はあります。


化粧品会社も近年、美白成分の研究に何十億もかけて研究してるくらいなので、効果はなくては困りますよね。

しかし反面、お肌本来の働きから言えば......長い目で見て美白化粧品を使っている人はバリア機能を自ら壊していることに繋がりますので、肌がどんどん敏感になっていくでしょう。




こんなことをセミナーではお話ししました♪


衝撃的な内容だったのか、Kさまもびっくり。
私も最初衝撃だったからな〜




私はブログで書いていたり、セミナーでお話ししている内容は、私が得た知識や情報、経験で、必ずしもご自身に合うものではないと思います。

世の中にはたくさんの情報や商品、技術があるし、日々新しいものが世に出てきて試したいのが女性の常。

私が伝えたいのは全てにおいて「良い面も悪い面もある」ということです。

例えば美白用化粧品の良い面は「シミの改善が期待できる」
悪い面は「肌のバリア機能を壊すので、敏感肌になりやすい」

この良い面、悪い面、両方知ることが大切で、それを知った上で判断するのはご自身。

なので、私はセミナーで皆様に良い面、悪い面の両方を伝えていって、あとはご自身で判断するときの判断材料の手助けになればと思ってます。











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