先日私の友達が亡くなりました。まだ52歳。1月3日が誕生日でした。
一昨年に体調不良を訴えた彼女に診断された病名は膵臓がんでした。
彼女はいつも明るくて元気で病気とは無縁だと思っていました。
その時に宣告された余命は3カ月、長くても半年だと宣告されました。
旦那さんは信じられなくて医学書を読んだり知り合いの医師に相談するなどしてよい薬を見つけ使って(詳しい事は分かりません。)彼女はそれから1年の間は元気で過ごす事が出来ました。
病気がわかって札幌の病院に入院している時にお見舞いに行ったり地元に帰った時は会いに行ったりしていましたがいつも元気で明るい笑顔を見せてくれました。だからもう長く生きれらないなんて信じられなくて・・。
11月にお見舞いに行ったのが最後でした。その時も笑顔でお話をしてくれて・・。きっと彼女なりに気を使って明るく振舞ってくれたんだと思います。
彼女とはもう20歳頃からの長い付き合いです。姉と同じ職場で働いていた関係で知り合い、そこから姉、彼女、私の友達、友達の友達と仲間が広がりました。姉は酒屋さんに勤めていたので出入りする問屋さんとも仲良くなりいつしかそれは‘うるせい奴ら’と言う仲間になりました。
‘うるせい奴ら’でキャンプをしたり、飲み会をしたりボウリングに行ったりと本当に楽しく過ごす事が出来ました。
今は女性は結婚し・・・してない人もいるけど。(苦笑)男性は転勤したりでばらけてしまったけど楽しかった思い出は今も心の中に鮮明に残っています。
彼女の葬儀で久しぶりに会った仲間もいました。
「こんなので会いたくなかったね。」って泣き笑いです。
皆、信じられないのは同じで私は彼女の葬儀に行っているのに彼女が「悪いね~~。遠い所。私の為に来てくれて。ゆっくりしてって。」って出て来そうな気がして。
お通夜の前に不思議な事がありました。
供物の中にバナナがあったんですが、それが‘どん’と乗せていた皿(供物を乗せる足?のついた皿)から落ちたんです。
皆、彼女の名前を呼び「○○ちゃん??なんか文句あんのかい?」「寝ぞう悪いからけっとばしたんだよ。(旦那さん)」「バナナ嫌いなんじゃないの?」
「スイカは好きなんだよね。」と皆彼女がそこにいるかのように好きに言っていました。彼女が聞いたら怒るかな?って言いながら。
葬儀やさんの話では落ちるような位置には置いていなかったとか。
やっぱりバナナ嫌いですか??
明るくて誰にでも好かれていた彼女。
いつまでも泣いていたら彼女に怒られそうです。
楽しかった思い出を胸にこれからも元気であかるく生きて行きたいと思います。
最後に・・。
膵臓癌には原因として決定的なものがあるわけではありませんが、リスクを高める要素としていくつかのものが指摘されています。それらに気をつけることによって、少しでもリスクを小さくすることができます。
まずは喫煙です。これは他のがんでも同様ですが、発ガン物質を含むタバコを吸うことは肺がんを始めとして様々ながんのリスクを高めることになります。
コーヒーの愛飲者の方が患者さんに多いことから、コーヒーが膵臓癌の原因になっていると考えられています。コーヒー以外の飲み物としては、飲酒も量が多いとリスクを高めるとされています。
食事の面においては、偏食や野菜不足、脂肪の摂取のしすぎが原因になりえるとされています。また、糖尿病の方は膵臓癌になりやすいとされていますが、糖尿病は食事をはじめとした生活習慣が原因となりますので、これを予防することが膵臓癌の予防にもつながるのです。
(他より抜粋)
皆さん、悲しい思いをしない、させないためにもタバコは止めて、
飲酒はほどほどに。食生活の見直しをしましょう。
食生活の欧米化が健康を損なっている可能性があります。
人間、健康でいる事がなによりだと思います。
長々読んでくださりありがとうございました。m(__)m