同居しているばあちゃんが、いろんなことをゆっくりと認知できなくなっていく・・・。

 

さっき、次男から「大変大変、ばあちゃんが大変!」と、同じ家にいるのに電話がかかってきて、

長男と慌ててばあちゃんの部屋に行ったら、

ばあちゃんが、部屋で笑っていて

 

私:「なによ!びっくりしたー」

 

ってほっとしたら、ばあちゃんが

 

ばあちゃん:「いやね、もうそろそろお風呂を沸かそうと思ったら、くりくり(次男)が『まだ早い』って言うのよー。おかしいねー。」

私:「なるほど・・・・・・・・。」

長男:「おかしいのは、ばあち・・・・」

私:「(しーっ)」

長男:「・・・・・・」

次男:「だって、まだ昼の2時だもん。早すぎるでしょ?ばあちゃん、夜中の2時って言うんだよ」

私:「なるほど・・・・。お義母さん、ほら、まだお昼ですよ?お風呂は夜でいいかなー・・・・と思うんですけどね」

ばあちゃん:「え?ほんと?!・・・・・あなたが言うなら本当だろうね。あはは、まちがえちゃった」

次男:「おれも、嘘はついてないし・・・」

ばあちゃん:「ごめんごめん、でも、じいちゃんが夕方帰ってくるでしょ?だから、早めに沸かしてあげとこうかとおもってね」

私:「なるほど・・・・」

長男:「まさかの二段構えw・・・・・」

私:「(しーっ)」

ばあちゃん:「暑いからねえ・・。でも、お昼の2時なら、夕方まで時間あるし早く沸かし過ぎかね?」

私:「そうですねえ・・・。お義父さんかあ・・・。どうでしょうねえ・・・・・?

   あえて言うなら、もう帰ってきてるというか・・・・・強いて言うならお盆に帰ってくるというか・・・・・」

ばあちゃん:「え?どっかいっとるかね」

長男:「まあ、天国かな」

ばあちゃん:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、そっかあああwww」

私:「ま、そういうこともありますよね」

長男:「でも、ばあちゃん、昨日も駐車場にじいちゃんの車があるかどうか見に行ったしね。・・・・・あるわけないよねーw」

ばあちゃん:「だって、じいさんのお弁当作ってなかったんだもん。じいさんがまだ会社に行ってないなら渡そうと思って」

私:「・・・・・・ま、そういうこともありますよね」

長男:「ないねw」

私:「それで、本当にお義父さんが、駐車場にいたらウケるよねー」

長男:「ないねw・・・・・・てか、なにそれ無駄に怖いw」

ばちゃん:「そりゃあ、考えてみたら怖いわwww。

      ・・・・・・・ほんと、最近ボケがひどくなってきてね。時々じいさんがこんな風に生き返る訳よwwww?」

私:「ま、そういうこともありますよねwww」

長男:「それは、歳だから仕方ないね」

 

うーん。

しばらくすると自分で気がつくんだけど、最近結構、8年前に死んだじいさんが常にばあさんの側にいる状態になってきた。

 

特に、寝起きがひどくて、急に慌てて起きると「じいさんに弁当作るのわすれとった!」とか言いながら台所で弁当を作り出す・・・・。

 

病院にも行ってるけど、ま、歳だからしかたないとのことで、

様子を見ておかないといけないね。

 

四・五十代ってのは、子供も手がかかるし、親も気になるしで大変な世代だね・・・。

 

いずれは自分も老いていくわけだからね、ばあちゃんのぼけをばあちゃんと一緒に笑いながら生活していきたいね・・・。