ペットショップの店員さんが「学校が休校になって、ペットのお迎えが増えたんですよ」って言ってた。

たしかに。

家によっては1ヶ月ずーっと子供が家にいるわけで、子供は暇なわけで、遊び相手が欲しいわけで・・・・。

そこへ、しっかり面倒を見ないといけない子犬やら子猫やらを飼うと、つきっきりで面倒をみてあげるわけで、ペットも子供もウインウインな関係になるということですな。

親も、子供がペットに構うから、ネットやスマホや、そのほか変なことに興味を持たれるより安心できる。

だから、ウインウインウインということですかね。

 

あ、お利口な子供たちのために解説すると、ウインウインは(WIN WIN=お互いに利益がある)ということですよ。

総理がよくつかうよね、ウインウイン。

なんか、一回覚えると、「ここぞ」と言うときに使いたくなるよね。ウインウインwww

 

 

で!!

 

本題は、これですよ。

 

 

オカメインコの雛です。

 

なにげにペットショップに行ったら、いたんですよ。こんなかわいい子が。

 

いままでも、ペットショップでオカメインコを見ることはあったんですけど、「あ、かわいいねー」ってのぞき込むぐらいで、

「でも、うちにはもう2匹いるしね」

って、言う感じだったのです。

 

しかし、この子の時期と、長女の退屈で充実した臨時休校がマッチしてしまった。

 

店員さん:「この子、もうすぐ刺し餌が終わりますよ。

       今はまだ、小さくて誰にでも慣れてますから、もし、娘さんが学校が休みの間にずっと一緒にいて刺し餌してあげたら、

       ちょうど休校明けぐらいで刺し餌が終わると思います。

       ずっと一緒にいるから、娘さんのことがすり込まれて、一番、娘さんに懐くかもしれませんね。

       オカメインコは頭がいいから、一度「この人」と決めたらずっとその人に懐きますからね。」

 

この言葉が、長女に響いた。

 

実は2匹のオカメインコは結局長女に懐かなかった。

いや、懐いてるけど、社交辞令で懐いている感じ。

これは、犬と一緒。

一番の飼い主と、それ以外家族・・・・の、それ以外の家族に対する懐き方。

 

娘に対しては、一応、寄っていったり撫でられたりもするけど、オカメ自身の機嫌が悪いと、娘にすぐ怒る。

しかし、人を見ていて、私や旦那には、何があっても怒らない。

 

なので、娘的にはちょっとつまらない気分だった。

 

 

そこへ、自分に一番慣れてくれるかもしれない、オカメインコの雛の登場。

部活も学校も休校中で、つきっきりで構ってあげて、自分をすり込めるチャンス!!!!!

(あ、すり込みというのは、鳥は、雛の時に一番世話してくれた人を大事な人だと思って記憶して、大きくなってもずっと覚えている習性があるらしい。その、「この人が大事な人だ」と思うことが「すり込む」ということ。)

 

 

長女:「ああ・・・。欲しいなあ。この子、飼いたいなあ・・・」

私:「もう、2羽いるでしょ。どっちも結局あんたには懐かなかったじゃん。3匹目も懐かなかったらどうすんの?」

長女:「でも、今しっかり世話をしたら、懐くかもしれないんでしょ」

私:「まあ。だけどねえ・・・・・」

長女:「ちゃんと、面倒を見るから」

私:「うーん。・・・・・2匹も3匹も一緒ではあるけども・・・・。お父さんに相談してごらん」

 

そこで、旦那に電話をする。すると旦那が

 

旦那:「あんた、ちゃんと世話するのかね?2匹とも慣れなかったでしょう?」(←ちょっと怒った声)

長女:「するよー。今学校が休みだし、他にすることもないし、ちゃんと面倒見るから」

旦那:「母さんは、何だって?」(←ちょっと怒った声)

長女:「母さんだけで決められないから、父さんに、聞きなさいって」

旦那:「そう。じゃあ・・・・・・・、母さんにまかせる♪」(←なぜか、うれしそう)

 

電話を切って

 

長女:「なんか、最初怒ってたのに、最後・・・・・、「母さんが了解してる」ってわかった途端、わくわくした声になってたよ」

私:「前回、いきなり2匹目を飼ったときは、私の機嫌が悪かったからねえ・・・・。

   ほんとは楽しみなのに、まずはとりあえず、私に気を遣ってあんたに怒ってみて、様子をみたんだろうね。」

娘:「だろうね」

 

それからの旦那のラインは、

 

旦那:「どんなこ?写真送って!!」

 

みたいな、ラインが何度も届くwwwww、結局、楽しみなんじゃん。娘と一緒じゃんwwww。

 

この子、なぜ、私も飼ってもいいかなって思ったのかというと・・・・器量がよくて、頭がいい!!

 

・人の動きに敏感で、自分から甘えて寄ってきて、ビクビクした様子がない。

・指を出してもまったく怖がらず、噛みついたりもしない。

・素直に甘えて、気持ちよく撫でられる。

・目が大きくて器量がよく、羽の生え方が立派で、体格もいい。

・有名なペットショップだと4万はするのに、値段が17000円。割と安い。

(あ、ちなみに、最初の2匹はどっちも13000円だったと思う。昔からある古ーい小鳥屋さんなので、値段が安い。)

・時期的にすぐに手がかからなくなる。

 

私:「まあ・・・・・。結局、あんたに懐かなかったとしても、私が最終的に責任をもってあげようかな。

   この子、うちに来てきっと幸せにしようね。

   うちなら、全部そろってるし、遊び場もあるし、かかりつけのお医者さんもあるしね。」

 

長女:「やった。(オカメインコに)おまえ、うちに来る???????」

オカメ:「ギュイイイイ」(←雛だから、反応して鳴く)

 

ってなことで、連れて帰ることにしました。

 

ところで・・・・・・・・。

 

連れて帰ってきたら、前からいるお姉さん2匹が、この子を見て大騒ぎ!!!!!!

 

特に、頭がいいピッピは、娘がこの子に構うのがなんかしゃくらしく、イライラしだしたかと思うと、

今まで一度も上がったことのなかった娘の勉強机にはい上がって、

「ぎゃーぎゃー」と、怒りながら娘の勉強道具を振り回して、ガリガリかじって破壊していたwwww

 

ま、その話は今度・・・・。