メリークリスマス!!

 

いやー、ちょっと聞いてよ。めっちゃびっくりしたんだよ。

 

土曜日にさ、オカメインコと遊ぼうと思って外に出したら、なんか豆まきみたいなバラバラバラーッて音がしたので、

びっくりしてピッピを見たら、

めっさ首を上下に動かしててさ、なんてえの?オットセイが「オウオウ」鳴く時のような仕草。

 

えずいた感じで、次の瞬間、ズバババーってマシンガンというか散弾銃というかとにかく餌を周囲にまき散らして吐いたの。

 

私:「え?!!!!!!だっ大丈夫?!!!!」

 

って、触ろうとしたけど、またえずくから、様子を見たら、もう一回ズババババーってすごい勢いで吐いた。

 

 

発情期の時に、インコが食べ物を吐いたり戻したりするけど、そんなんじゃない。

とにかくすごい勢いで吐き散らした。

 

私:「やばい、これはやばい!」

 

ピッピはまだ3歳。15年は生きるというのに、ここで死なせてはならぬっつ

と思って、携帯を手に取り、いつも行ってるペットショップに併設されてるクリニックに電話。

時間は夕方の5時半・・・あいてるかしら?と思ったら開いていた。

 

そして、

クリニック:「何かの中毒を起こしてるかもしれないですね。うちは6時までなので、7時までやってる病院を紹介しますよ。

        近くです。そこなら入院もできますから」

と、紹介され、ちょうど娘も部活から帰ってきて、一緒にその病院へ行くことになった。

 

鳥をちゃんと見てくれる動物病院って結構少ない。

まえ、別の動物病院に足をけがしたチビを連れて行ったときも、

別の病院の先生:「ほら、頭の毛が抜けている。ストレスがあるかもしれないですね」

って、ルチノーは頭の毛が抜けているのが特徴なのに、とんちんかんなことを言われて、(ああ、普通の動物病院では小鳥はだめだ・・・)と思ったことがあった。

 

だから、大丈夫かしらと思ってドキドキして行ってみると・・・・

 

待合室にオカメのぬいぐるみがあったり、他の飼い主さんも小桜インコを診せに連れてきたりしていて、診察室の奥からも、たぶん入院しているインコの鳴き声が聞こえるような、そんな動物病院だった。

 

ピッピは、外出用の小さな鳥かごの中で丸くなって、いつもだったら落ち着きがないはずなのに、じっと目を閉じてる。

やっぱり具合が悪そうで、心配しながら看てもらうと、獣医さんが開口一番

 

先生:「肝臓がわるい」

長女:「え?見ただけでわかるんですか?」

先生:「はい。糞も黄色いですね。黄疸みたいなもんです。それと、今、換羽の時期なので、それも肝臓に負担がかかってるみたいです」

私:「何かの中毒とかは?」

先生:「ええと、吐いたのは3回ですか?」

私:「はい。私が見ただけだと、3回。そのあとは、吐いてません」

先生:「じゃあ、中毒じゃないかも。中毒の時は、もっと様子が違いますので」

私:「いつも元気で、落ち着きがないのに、じっとして丸くなってるんです。具合悪いみたいで」

先生:「そうですね・・・・。吐いたら基本入院させるんですけど、そこまでは大丈夫みたいですよ。まずは点滴してお薬で様子をみましょう」

私:「点滴・・・」

長女:「すごい。鳥に点滴・・・・」

 

すると、先生はちょうどその日に私と長男が打ったインフルエンザの予防接種と同じぐらいの大きさの注射器を手に取った。

 

私:「まさか・・・・」

長女:「まさか・・・」

 

そして、おとなしくて丸くなってるピッピをむんずとつかむと、背中に注射器をブスッと刺した。

おもわず娘が、

長女:「うわーーー」

 

点滴というか、つまり注射なのね。背中にするのね。

 

さすがにピッピもそのときは「ビビーーーー!!」って鳴いた。

あとは、かごに戻されると、かごごしに弱々しく指にすり寄ってきて甘えようとするのが、健気でなんか、泣けてきた。

 

先生:「これで様子をみましょう。あと、お薬を10日分出すので、飲み水に混ぜてください」

私:「もう一匹いるんですけど、一緒のかごでもいいですか」

先生:「一緒でもいいですよ。」

 

そんで、連れて帰ってきて、ひょっとしたら結構対策しているつもりだけど、換羽の時期だし、実はまだまだ寒いのかも。。。。とかいろいろ考えて、専用の透明のクリアケージカバーをさらにかぶせてまるで温室のような暖かさにしてみた。

 

薬も毎日長女が水を換えて与えて、今日で3日目。

 

 

 

そしたら・・・・・・・・・、なんと・・・・・・!!

 

 

 

チビが、めちゃめちゃ元気になった!!!!!!!

チビがっwwww

ピッピじゃなくてw もう一匹のアカ目の細いインコの方が、めっちゃつやつやして元気になったwwww

 

外に出すと、もうご機嫌で飛び回る。

 

 

私:「ピッピじゃなくて、おまえの方かあああああああああああーーーーー!!」

長女:「もう、うざいくらい元気なんですけど。チビがね。」

 

 

もちろん、ピッピも徐々に元気になってきた。

体も膨らまなくなって(今、かごの中ぬくぬくだし)、餌をよく食べて、もりもりフンをしているので、ひとまず安心。

 

よかったー。

 

 

とにかく、なんかあったら、すぐにお医者さんに診せるのが大事だと思った。

診察代、お薬代で5000円しました。・・・・・いえいえ、大事な家族ですから、それでよくなるなら安いもんです。

 

早く全快しますように・・・・。