さて、長男が英会話スクールにとうとう入会することになった。

英語が不得意で・・・・・・・・というかね、英検3級はもってるし、この間やったGTECとかいうやつも、結果は「A2」で、英検準2級~2級レベルという結果だったらしい。それのスピーキングもグレード4というやつで、「高校英語中級レベル」という結果。

今高校1年なので、本当なら「英語は得意というわけではないが、不得意でもない」とかいう程度で、ある程度授業にもついて行けていいはずなんだけど、なぜか期末考査はいつも赤点・・・・・・・。

てか、全教科そう。なんとか。2年生になれそう・・・という点数の低さ。

 

なので、なんていうか、テストの点数が低いのはもっと違うところに理由があるんじゃないかと、親子で考えた。

まあ、長男の特性的なところで・・・集中力のなさとか意欲のなさとか自信のなさとか・・・・・。

 

数学は今、予備校の高校講座に通っているので、英語もそこの講座にいけば、点数はそれなりに上がるかもしれないけど・・・

なんてか、それよりも、せっかくだから、直接点数に響かなくていいから

 

「そもそも、なんで日本人なのに英語を学ぶのか、英語ができるとどんな楽しさやメリットがあるのか?」

が、わかれば、学習意欲の底上げができるんじゃないかというのと、「友達作りが苦手」という事もあいまって

 

「じゃあ、英語とコミュニケーションが苦手なら、英会話にいけばいいんじゃない?」

ということで、とりあえず、高校の近くに大きな看板があったからそこに話を聞きにいってみた。

 

実は私も小学校の時に2年間英会話教室に通ってたけど、日本人の先生が日本語でテキストの英語を説明する、いわゆる子ども英会話教室で、結局・・・・全然身にならなかった。

それよりも、高校の時に帰国子女の友達ができて、冗談話の時に「ちょっとおー、アーユークレイジーwww?!」とか、思わず笑いながら言う英語にピンときて興味をもったところがあって、ま、私的には、日本人の方が教える所よりもやはりネイティブの方の話す英語をずっと聞かせたいという考えがあった。

 

んで、ふらふらと「通りすがりです」と言いながら入った教室が、

「講師の方が全員ネイティブ、授業中ずっと英語でしか話さない」

というところで、さらに

「他校の方ですが、高校生も来てますよ。習得レベルも同じぐらいなので、もしそのグループに入ることになれば、高校生3人と講師でのレッスンということになります。」

とのことだった。

長男と「これは、いろいろちょうどいいねえー、体験してみようよ。」といって、そのグループで体験させてもらうことになった。

 

グループレッスンを終えて「どうだった?」と聞くと

長男「うん。今日はね、自己紹介をしたよ。45分間ずーっと英語だった。日本語はいっさい話さないから、さすがにいろいろ頭を使ったよ。

それにしても、よその高校生はしゃべるスピードも速いし、発音もうまかったねえ・・・。

先生にいたっては、何言ってるか読み取るので精一杯だったよ。けど、それが、こういう世界があるんだなって、おもしろかった」

私:「自己紹介か・・・・。なかなか自己紹介って、意外とする機会ないよね。なんて話したの?」

長男:「先生が「最近どうですか?」って聞くから、「先週はexam weekだったので、今週は最悪でした」って答えて・・・」

私:「・・・どういうこと?」

長男:「exam week ってのは、テスト週間ってことだよ。今週はその解答が返ってきてつらかったって話した」

私:「はあ・・・・。まあ、つまりなんとか会話できたわけね。よかったね」

 

と言う感じで、ニコニコしてノリ気味で感想を話したので、さっそく、その場で入会を申し込むことにした。

 

私:「てなことなんで、楽しかったみたいなんで入会します」

というと、あまりの即決ぶりに、向こうの方が「え・・・もう、入会されますか?」と聞いてきた。

 

そう、親の私も衝動的なADHDなもんで。

思ったが吉日。

 

でも、これでまた何か得てくれたらいいねえ・・・・。

 

頑張って欲しい。