『おいしい』からはじまる薬膳

YU’s薬膳 祐ですニコニコ

 

いつもありがとうございますハート

 

花粉症は今や国民の2人に1人ともいわれるほど

多くの方を悩ませていますね。



 

多くの方は

「花粉症を発症するともう治らない」

と思っているかもしれませんね。

しかし、花粉症は治るはず!


 

気が付いたら症状が改善した

という経験をお持ちの方いらっしゃらないですか?

 


きちんと食事や生活の養生をすれば

症状が改善したり

治ったりすることが多いのが花粉症です。


 

中でも食養生は最も取り入れやすくて

しかもほとんど治療に対してお金がかからない

花粉症対策です。



少しでも症状が軽くなるように

今日からでもできる花粉症対策の薬膳を

取り入れてみてくださいね。

 


 

  1.花粉症対策には「肝の解毒力」がカギ 



東洋医学でよく聞く「五臓」というのがあります。



「五臓」とは肺・心・脾・肝・腎の

五つの内臓のことを指します。  






このひとつに「肝」という臓器があります。

(大まかには肝臓と同じだと思っていただければ

結構です)

 


春はこの「肝」が大活躍し

とても忙しく働いています。



氣温の上昇とともに

私たちの身体も代謝が上がりますが

その原動力はこの「肝」の働きです。

 


また、暖かくなれば地中から虫が出てきます。



あらゆるものが活発になるので

例えばウイルスや菌なども氣温の上昇とともに

活発になるため

その解毒も「肝」が担っています。


 

そして

花粉症を始めとしたアレルギーも

この「肝」が解毒してくれています。 

 



 



  2.「肝」が疲れる原因 



「肝」が元気であれば

花粉症の症状も軽くてすみますが

実は現代の生活は「肝」を疲れさせることが

非常に多いのです。

 


過労、寝不足、ストレス、目の酷使、

こういったものは「肝」を疲れさせてしまって

花粉症などのアレルギーを解毒するだけの

余力を減らしてしまうのです。 

 


また

食事の面でも「肝」を疲れさせるものが

たくさんあります。

 


代表的なものは

アルコール、カフェイン、揚げ物、乳製品、

肉の脂、添加物の多いものなどです。

 




例えば

おやつに甘いカフェオレとチーズケーキ

焼肉にビール、クロワッサンにチーズ

といった組み合わせは

非常に「肝」が疲れてしまうものと

東洋医学では考えています。

 


できるだけこれらのものを避ける食事を選ぶと

肝の解毒力は損なわれずに済むでしょう。

  


「花粉症には〇〇が良い!」と

効果のあるものを食べているはずなのに

症状が一向に改善しない、という人は

「肝」を疲れさせて

解毒力を落とす生活を送っている可能性が

高いです。


 

花粉症のシーズンだけでも

「肝」を疲れさせる食材を

できるだけ避けてみてください。

 


実際

例年花粉症に悩まれていた方で

毎晩の晩酌をある年やめてみたら

すっかり花粉症の症状が治った

ということがありました。 

 


お酒も乳製品も揚げ物も全くダメ!

ということではありません。



頻度や量をいつもより減らすだけでも

違うはずです。





 

毎日朝は、バターがたくさん入った高級食パンに

バターを塗ってカフェラテを飲んで

お昼は天ぷらそば、おやつにクッキー

夕食はビールと唐揚げ、お風呂上がりにアイス

という生活はさすがに肝臓も

辟易してしまうでしょう。


 

カフェラテにするなら

パンはバケットにしてチーズは食べない

お昼に揚げ物を食べるなら夜は蒸し鶏にするど

1日の中で重なりすぎないように

心掛けてみてください。


 

「あまり脂っこいものは食べていない」という方も

大体は乳製品をかなり取っていることが多いです。



骨粗しょう症対策のために

牛乳やチーズをたくさん食べている方もいるかと

思いますが

もし花粉症がひどい場合は

この時期だけでも煮干しやじゃこなど小魚で

代用することをおすすめします。 



 

  3.「肝」の解毒力をアップさせる緑の食材 


では「肝」の解毒力を高めてくれる食材は?

というと緑の葉物野菜です。



東洋医学では、季節ごとに色が当てはめられていて

その時期にその色のものを食べると

季節の体調を整えることができると考えます。



春は青です。

青春という言葉はここからきているのですが

この青とは緑のことです。 

 


代表的なものとしては

セリ、菜の花、キャベツなどです。



これらのものは

春の肝臓の解毒力を助けてくれるものなので

できるだけ毎日たくさん食べるのが

おすすめです。



もちろん、花粉症の人に限らず

春の時期の食養生として

皆さんに取り入れて欲しいですね。





 

  せり 

 

春の七草の一つです。

花粉症予防としてせりは

ぜひ取ってもらいたい食材の一つです。






薬膳的な効能としては

「清熱利湿(せいねつりしつ)」といい

身体にこもった余分な熱をとり

水分代謝を良くするもので

目が痒くなって涙や鼻水がたくさん出てくるような

花粉症の予防に最適です。

セロリで代用しても良いでしょう。 

 


 


  菜の花


春を感じる食材の一つですよね。




アブラナ科の黄色い花の総称なので

一種だけではありませんが

菜の花全体の薬膳的な効能としては

「解毒(げどく)、消腫(しょうしゅ)

通便(つうべん)」

といったものがあります。



腫れ物を解毒したり

お通じを良くしたりするものです。



また、瘀血(おけつ)といって

血流の滞りを解消する作用もあります。



どれも花粉症に必要な要素ですので

こちらも旬になったらたくさん食べて欲しいです。


 

 

  キャベツ


せりや菜の花ほどは解毒する作用は及びませんが

胃腸の調子を整える作用に優れたものです。






胃腸の調子を整えることは免疫力と関係するので

花粉症対策でとても重要なことです。



生ではなく

加熱して量をたくさん食べるのがオススメです。

 


  ごぼう


解毒作用があり、炎症を取る効果があります。

また、便通を良くします。





花粉症対策には

アレルギーの炎症を身体の外に出せることが

大切なのですが

その一つである便からの花粉のデトックスに

とても良い食材です。 



 

  きのこ


きのこ類は補氣といって

免疫力を高めてくれる食材です。




便通も良くしてくれるのでごぼうと同じく、

便からの花粉のデトックスにも役立ちます。 

 


 

  みそ


「発酵食品が花粉症に良い」というのは

皆さんもよくご存知のことと思いますが

特におすすめなのがみそです。





みそには

免疫と関係する胃腸の機能を整える作用

だけでなく

解毒作用もあります。



毎日必ず1杯のみそ汁を飲むと良いでしょう。

 

 


  緑豆もやし



もやしには栄養がないと

思っている方も多いのですが

薬膳的にはとても有効に使える身近な食材

の一つです。



 



緑豆は解毒力が非常に高い食材で

その発芽した緑豆もやしも同じく

解毒力の優れたものです。

できれば豆の皮が付いたままのものが

おすすめです。 

 


「肝」を疲れさせるものを避け

解毒力をアップさせるものを取る

その両方を簡単に満たす方法としては

葉物の野菜をたっぷり使ったみそ汁を中心に

食事をすることです。

 





おみそ汁のおともといえばご飯です。

そして和食ですよね。

 


伝統的な和食ですと、

脂っこいものや乳製品は少なくなります。



たまの楽しみは別として、

花粉症のシーズンだけでも

いつもの食事をみそ汁中心の和食にするのが

一番簡単な花粉症対策の薬膳です。

 


花粉症でない方も

ぜひ取り入れてみてくださいね。

 


今日もありがとうございました。







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