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元パチンコ店員SEのWEBデザイン・IT独学ブログ~異業種からWEBデザイナーを目指す~

当ブログは元パチンコ店員のSE(システムエンジニア)が異業種から将来WEB制作会社へ
就職OR副業WEBデザイナーになりたいと始めた独学記録です。
独学でWEBデザインを習得する様や日常の出来事、ITに関することを日々綴っています。

ブログを軌道修正します!!

パチンコ店員を引退してシステムエンジニアに復帰してから新しい業務を覚えたり新型コロナワクチンの対応をしたりと忙しさにかまけてすっかりWEBデザインの勉強とブログ更新を怠けてしまいました。

さらにそれに加えて「なんとかブログを更新しなきゃ」という焦りから急にデータベースの記事をアップしはじめる、近況報告しかしてないなど当ブログはいつの間にか”迷走期”に突入していました。

当ブログはもともと「WEBデザインに関する勉強の成果」、「WEBデザイナーとして副業、転職するまでの道のり」を記録することを趣旨として始めました。
もうすでにシステムエンジニアに復帰してしまったし、本業のシステムエンジニアを辞めることはいまのところ考えていません。なので、後者の目的を「WEBデザインの副業」に変更し、本来あるべきブログの姿に軌道修正をします!!
 

単刀直入に言いますが、思いもよらぬ形で転勤することになりました。
パチンコ店員から客先常駐のSEとしてIT業界に復帰を果たした私ですが、今の就業先では毎日残業しながらも医療システムの開発にあたり、ようやく業務にも慣れてきたところでした。

 



最初は自分の評価が低く、チェンジを要求されたのかと思いましたが、就業先の課長や主任からの評価は高いもので、なにやら別の理由があるようでした。

契約終了の理由を会社から聞いたところ、現就業先の総務課から「新型コロナ関連の案件対応を急ぐため指揮系統がうまくゆかず、派遣やアルバイトの従業員たちに待機してもらう日が続く可能性がある。」という連絡が入ったそうです。

そこで、私の会社は就業できない期間をなるべくなくそうと動き、契約終了を告げられた2日後には面接をセッティングしてくれていました。
営業担当と一緒にリモートでWeb面接を行い、新しい就業先の方から業務の説明を受け、職務経歴やスキル、趣味などを聞かれました。
翌日「即採用」というお返事をいただき、2021年4月から新しい就業先へ異動することに決まりました。

現就業先では医療系Webシステムの開発ですが、新しい就業先での業務はサブスクリクション方式のクラウドサービスの開発に携わります。新しいスキルとして、PHPを覚える必要がありますが会社のスキルアップ制度(会社が書籍や動画講習の費用を負担してくれる制度)を活用して、就業前にある程度はできるようにしたいと思います。

たった4ヶ月だけでしたが、医療システム開発もなかなか楽しかったです。
次の就業先でも引き続き、頑張ります。

先日から我が国でも医療従事者から新型コロナワクチン接種が始まり、来月からは高齢者を対象にした新型コロナワクチン接種が始まる予定です。私は昨年末にパチンコ店員からSE(システムエンジニア)へと転職し、自治体向けの医療システムの開発に加わったのですが、タイトルにある通り新型コロナワクチン接種を巡って保健所・市役所職員の方々、そして私たちSE(システムエンジニア)との間でてんやわんやの数カ月を過ごし、やっと落ち着いてきたのでそのときのごたごた劇をお伝えしたいと思います。

 

日本全体の動き

 

「医療崩壊」、「保健所のパンク」などなどテレビで報道されているように昨年末から年始は新型コロナの再感染拡大、GOTOイート中止、飲食店の休業要請、外出自粛要請、そして極めつけは都心部を中心とした緊急事態宣言の再発などで小池都知事、吉村知事、新首相の菅総理がメディアの前に出て苦肉の策といわんばかりに感染拡大対策を打ち出しました。
その背景には医療現場の切迫した状況や産気づいた妊婦さんが複数の病院をたらい回しにあったなど悲しい実情が眠っているのですが、こうした状況は医療現場だけに留まってはいませんでした。

レギュラーとイレギュラーが同時期に

私も医療システムの開発に携わるまでまったくわからなかったのですが、県や市区町村などの自治体は国に対し毎年6月に住民たちの健康状況を報告する法的義務(地域保健・保健推進事業)があります。三大疾病(さんだいしっぺい)の数もさることながら乳幼児の健康状態、妊婦さんの健康状態にいたるまで報告しなければなりません。
それに加えて新型コロナワクチンの接種に国がGOサインを出したとき、迅速な対応ができるように予防接種の案内や対象者、予約システムへどう反映させるかといった相談をしました。

 

当然のことながら、保健所・市役所の職員からデータの確認やシステム導入時の動作確認テストに立ち会ってもらうため、締切よりも数週間~1ヶ月の余裕をみてスケジュールを計画しなければなりません。同じ部署の先輩方からは「年明けから春にかけては残業と休日出勤でなんとか毎年間に合わせているけど、今年はどうなるかまったく読めない。」とのことでした。
昨年の大晦日が近づくにつれ、また新型コロナの感染者が増加…。
国や各自治体から新型コロナワクチンの方を優先するようにという指示を受け、年末最後の2週間は計画の練り直しとスケジュール調整に明け暮れました。

年が明けて

年が明け、たいていのご依頼は年内までが締切なので1月の第1週は会社のほとんどの社員が納品や動作確認テスト、進捗報告のため各自治体の市役所や役場へ出払います。

私の部署の課長は四半世紀システムエンジニアをしていて管理職に就いたいまでも現役バリバリでプログラミングやシステム設計をしています。長年の付き合いもあるのか、課長には名指しで都市部からも依頼が入ります。緊急事態宣言が再度発令されても関東のとある市からわざわざ「課長…世の中こうなってますけど…なんとか来てください」という連絡が入り、「頼りにされてるのはありがたいから仕事だし、行ってくるか」ということで課長は渦中にも関わらず関東地方へ出張に行きました。

課長が出張に行っている間に指示を仰がなきゃいけない案件だったり、報告しなければならない案件が溜まっていきました。そして、課長がついに出社する前日、私も先輩方も課長不在のために溜まった案件の整理や議題を残業しながらまとめました。
 

翌日出勤すると、社長が朝礼で「K課長(私たちの課長)は先週まで関東にいたので、3日間の隔離措置をとるために今日から3日間リモートワークとします」と通達されました。課長が戻る日まで顧客にお願いをして回答を待ってもらったり、営業の社員ともスケジュールを合わせていたのに、突然のことだったので電話や会社内を歩き回って関係者に謝罪とリスケのお願いをすることになりました。

初のメイン担当で苦い経験

私が担当する業務はデータベースプログラミングといい、データベースをもとにして画面や帳票に出力したり演算や判定をするようにプログラムを組むのがメインの仕事です。そのため、前提条件として「もととなるデータがある」という状態でシステムの設計をします。
ある自治体からのご依頼が「各病院から届いた健診結果をデータベースに登録してほしい」というものでした。
健診結果の登録、照会、帳票出力ができるシステムはすでにパッケージ製品として製造・販売されいるものだったので、できると踏んで案件を受けました。
ところが、「実は問診票も…」ということになったため、改めてスケジュールを引き直し、画面作成やデータベースの構築というところまで案件が飛躍してしまいました。できないこともないのですが、パッケージでリリースしているものから足が出てしまうため入札したときよりも料金が高くなってしまうこと、すでに健診結果登録の受注をしていたので初期費用はなしの方向でお話させていただきました。
それからしばらくして、がん検診や幼児健診、企業や学校の定期健康診断の結果が五月雨式に来て、データベースへ移行完了したのが、1月末。

健診結果の納品時に「健診結果の移行は完了したので、次は2月20日ごろを目途に問診票の結果をください。」とお伝えして画面設計やデータベースの設計を進めつつ、新型コロナのワクチン接種券や対象者抽出などで2月はあっという間に過ぎました。

 

2月中旬から「問診票のデータください」という催促のメールを送っていたのですが、待てど暮らせどいっこうに問診票のデータが来なかったため、ついに3月1日催促の電話をしました。すると電話の相手である市の職員の方から「なんか忘れてたと思ってたんですけど問診票でしたかー」というあっけらかんとした回答がかえってきました。
「忘れていたのは仕方ないんですけど…スケジュール通りにデータをいただけていないので、納期と料金のお話をさせてください。」
という交渉が始まったのは、言うまでもありません。

ひとつのデータベースは複数のテーブルにデータを保持させることによって管理、運用されます。
前の記事では「テーブルにそれぞれ役割を与えること」をテーブル定義といいました。今回はデータベースを構成するテーブルについて詳しく解説します。

テーブルの種類

テーブルはおおまかに以下の2種類に区別されます。

▼マスターテーブル

▼トランザクションテーブル

これらの違いはデータベースの扱いとしては変わりませんが、設計や運用する上ではまったく異なる性質のテーブルとして扱います。
テーブルがマスターテーブルであるかトランザクションテーブルであるのかでテーブルの扱い(管理方法)が決まります。

マスターテーブル

マスターテーブルとは参照専用のテーブルのことを指します。
あらかじめ準備されているデータのことを「マスターデータ」と呼び、そのデータを保持するテーブルなので「マスターテーブル」と言われます。マスターテーブルのデータは日常的な業務で変更、削除、追加されることはありません。

定期的なメンテナンスによりデータの更新、削除、追加が行われますが、それらはシステム本来の目的ではありません。

トランザクションテーブル

システムで処理を行わせた結果として作成されるデータのことを「トランザクションデータ」と呼びます。トランザクションデータを出力したり、マスターテーブルから参照したマスターデータを出力するためのテーブルのことを「トランザクションテーブル」と言います。
トランザクションデータは業務で日常的に生成され、トランザクションテーブルの保持するデータも日常的に更新、削除、追加されます。

まとめ

▼マスターテーブル

参照専用テーブル。テーブルのデータは日常的に変更、削除、追加されない。
(イメージ:教科書や辞書)

▼トランザクションテーブル

作業用テーブル。処理結果や編集結果、マスターテーブルから参照したデータが出力される。
テーブルのデータは日常的に変更、削除、追加される。
(イメージ:ノートやメモ帳)

年明けいちばんに始まった観光バスの利用アンケートですが、ヒアリングと確認テストを何度も行って、先月の最終週からアンケートの配信を開始しました。

当初はハガキにアンケート画面へのQRコードを貼って配布するという方式でアンケート配信を行う予定だったのですが、他の社員の方から「スマートフォン持っていない中高年や高齢者はQRコードを読み込むなんてことしないから、パソコンの方が馴染みがあるんじゃない?パソコンでもできるようにしようよ」という意見があったので、会社のホームページにもQRコードを掲載し、それをクリックすることでアンケート画面へ遷移できるようにしました。

 

アンケート画面公開までの流れ

アンケート企画ですが、お客さんとなってくれた池田さんをはじめ観光バスの従業員さんたちはWEBアンケートについてはまったく馴染みがなかったようでしたので、ヒアリングの最初には必ず運用方法やイメージをラフスケッチや画面を見せて説明をさせていただきました。

次に行ったのは設問内容の確認と回答方式の選択です。WEBアンケートのよいところは、内部的に回答内容の齟齬や記入ミスを制御することができます。アンケートを配信する側が「ここは絶対回答してほしい」という設問を入力必須設問とすることでその設問に回答しない以上、アンケートの回答を送信できなくさせたり、ラジオボタンやチェックボックスを使い分けることで、複数選択可、択一選択肢を回答者が意識しなくてもよくなるので答えて欲しいように制御することができます。また、左記のような制御をしないとせっかく得られた回答結果が設問間での矛盾や択一選択肢で複数回答しているなど集計時に有益な回答から除外せざるを得なくなってしまいます。

アンケートを配信する側は、なるべく有益な回答を得られて、なおかつ回答者が答えやすいような設問や文言を整えることを意識しなければなりません。

ここまでできればあとはアンケート画面を作成するだけです。

アンケート画面はGoogleフォームで作成しました。GoogleフォームはGoogleアカウントを持つ者であれば、何度でも無料でアンケートを作成することができます。回答結果はGoogleスプレッドシートに表となって入ってきます。Googleスプレッドシートとは、Googleブラウザ上で利用できる表計算ソフトです。マイクロソフトのExcelとほとんど同等機能があり、Excelとの互換性もあります。GoogleスプレッドシートもGoogleアカウントを取得することで利用することが可能です。

 

アンケートの配信スタート

当初アンケート画面へのアクセスは、ハガキに印刷されたQRコードをスマートフォンで読み込んでアクセスする方法を考えていました。しかし、「スマートフォンを持たない高齢者や中高年の世代のお客様でも回答できるようにパソコンでもアクセスできるようにした方がよいのでは?」という提案があったので、ホームページにQRコードを掲載することでパソコンからもアンケート回答をできるようにしました。
 

アンケート画面のイメージ

企業名はふせますが、今回作ったアンケート画面のスナップショットをいくつかお見せします。


Googleフォームでのアンケート制作はHTMLやCSSを触らなくても立派なWEBアンケート画面を簡単に作成することができます。
Googleフォームの使用用途は広く、飲み会や社内イベントの日程調整やWEBでの学力テストなどにも活用することが可能です。リモートワークやオンライン学習が拡充している世の中、さらにGoogleフォームの使用用途やユーザーは増えていくでしょう。
以上、Googleフォームを活用したアンケート企画の報告でした。