大宮さんのBL恋物語です。
全編ニノちゃん語りです。
毎日20時のアップ予定です。
楽しんでいただけたら嬉しいです♡
では・・・どぞ///。
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「・・・あ。ほら見て。俺もあるよ。ここにほくろ。」
「知ってる。かずちと同じところにあるって・・・最初に気づいた。」
「そっか///・・・ねぇ。もっと見せてよ。」
「・・・。」
「絵。」
「・・・。」
「かずちのいいとこ。教えてよ。」
「・・・。」
小さくうなづくと。
なんと俺に・・・スケッチブックを渡してくれた大野さん。
俺は・・・貸してもらえると思ってなかったから嬉しかったけど・・・若干緊張しつつ。
折り目とか汚れとかつけないように・・・気を付けながら一枚ずつページをめくった。
笑顔のかずち。
昨日と同じ衣装で・・・踊っているかずち。
マイクを横にして口元にあてているかずちとか。
ちょっと伏し目にして・・・物思いにふけっているかずちもいた。
「これ。全部握手会の時に描いたの?」
「違う。ステージのかずちを覚えて家で描いたりした。」
「へぇ・・・記憶力いいんだね。」
「その・・・伏し目のかずちは。見たことないけど・・・多分こんな顔するかなって思って描いてみたんだ。」
「うん。しそう。かずち・・・こういう顔しそうだよ。」
「・・・そう?」
「記憶力と・・・想像力もあるんだね。最強じゃん。」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・・おいら。最強?」
「うん。最強だよ。」
ちょっと・・・嬉しそうにはみかみ笑う大野さん。
俺は・・・これはもう・・・すごい才能だと思う。
好きな人を思いながら描く絵。
感じるのはまっすぐな愛情。
「大野さんもう全然プロじゃん。こういう仕事してるの?」
「ううん・・・普通の会社員。」
「なんで?こういう仕事すればいいじゃん。」
「無理無理。これで生活していくのはかなり難しいから。」
「でもすごいうまいじゃん。」
「仮においらがうまかったとしても。上手いだけでは食っていけない世界だから。」
「・・・じゃあバイトしながらとかは?」
「・・・。」
「それこそ松兄の店。あそこでバイトすればいいじゃん。」
「・・・ひろ君のとこ・・・?」
「そうよ。だってバイト探してるし。それで俺がやってるんだし。」
「・・・。」
「って言うかさ・・・ホント絵うまいよね。いつから?」
「・・・いつからって・・・小学生の頃から好きで描いてて・・・。」
「あ・・・もしかして。教科書のすみっこにパラパラ漫画描いてたタイプ?」
「そう///。」
「俺それ見せてもらってたタイプ。あれホントすごいよね。少しずつ違く描いていくんでしょ?」
「そう。」
「描いてるとこ見てるのも好きだった。こう・・・ペラペラめくりながら描くんだよね。」
「でも最後の方は面倒くさくなっちゃって。いきなり終わったり・・・。」
「飛ばしていなくなったりさせちゃうんでしょ?」
「そうそう///。」
それから小学生の頃の話になり。
一度それぞれドリンクバーで飲み物を取ってきてから会話を再開した。
つづく
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