フォ〇ストからの再アップのお話です。
毎日20時に数話の更新予定です。
初めましての方も。
お久しぶりな方も。
大宮さんの恋物語・・・楽しんでいただけたら嬉しいです♡
ではどぞ♡
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~Side.和~
こういうの。
ただ歩いているだけなんだけど。
さとにぃと二人だとなんだかすごく楽しくて。
デートみたいだって・・・思って///。
にやけそうな顔を抑えるのに大変だった///。
結局ぐるっと回って。
やっぱり・・・ゲームのキャラクターがいいってなって。
昔のとはちょっと変わっているけど。
また・・・スライムが入っているUFOキャッチャーに狙いを定めた。
・・・と。
お金を用意している間に。
すーっと男の子が二人。
僕達の前に入り込んで。
僕達の目当てのUFOキャッチャーをやり始めた。
多分・・・兄弟。
弟:とれる?
兄:絶対取ってやる!
弟:ぜったいだよ!
兄:うん。
意気込んで。
お金を入れて・・・やり始めたけど。
ちょっと見ただけで・・・わかる。
それじゃ全然ダメだって。
案の定かすりもしなかった。
弟:あ~。
兄:う~!お金ちょうだい!
弟:え~ぼくの~?
兄:うん。
弟:・・・。
兄:絶対取るから。
弟:・・・。
兄:ね?
弟:ぜったい?
兄:絶対!
弟:じゃあ・・・はい。
小さな手を出して。
大事そうに握っていた100円玉をお兄ちゃんに手渡した弟君。
僕とさとにぃはちょっと顔を見合わせて微笑ましく見ていた。
でも。
兄:あ~。
弟:・・・あ~・・・。
やっぱり駄目で。
子供には・・・ちょっと難しい感じだったから無理もない。
見た目にもすごくショックを受けている二人。
特
お兄ちゃんの落ち込み方が半端ない。
するとさとにぃが。
智:・・・ちょっと・・・いい?
兄:?
弟:?
智:・・・。
さっとガラスの前に立って。
お金を入れて。
UFOキャッチャーをやり始めた。
注目する兄弟二人。
後ろから見る。
その・・・ガラスにへばりついている二つの頭がかわいい///。
僕達もこんなだったのかな・・・なんて思いだしていた。
あっという間に。
お目当ての物をゲットするさとにぃ。
兄:すげぇ~!
弟:すげぇ~!
すげぇ~・・・と。
僕も心の中で驚きの声を上げる///。
智:フフ・・・。
さとにぃは・・・さらっと笑うと。
とったそのスライムを弟君に持たせて。
そしてお兄ちゃんの方に。
智:ちょっと待っててね。
そう言って・・・また100円を入れた。
あっという間に2個目のスライムをゲットして。
きゃーきゃー言って喜んでいる兄弟の。
今度はお兄ちゃんの方に。
はい・・・と言ってスライムを渡した。
智:これ・・・あげるから。
兄:・・・ぇ・・・。
弟:やったぁ♪
智:ね。
兄:・・・でも・・・。
弟:すらいむ~♪
智:パパとママには・・・もらったって言わなくていいからね。
兄:・・・。
喜んでいる弟君とは対照的に。
ちょっと困っているお兄ちゃん。
もらえる事は嬉しいんだろうけど。
もらっていいのか・・・とすごく複雑な顔をしている。
お兄ちゃんって子供なのに。
こうして・・・イロイロ考えるんだな・・・とそう思った。
お兄ちゃんの目線になるように屈むさとにぃ。
そして・・・言った。
智:いいからね・・・言わなくて。
兄:でも・・・ウソは・・・
智:これはね・・・ウソじゃないよ。
兄:・・・。
智:俺と・・・このお兄ちゃんと。
和:・・・。
智:君と・・・弟君との・・・。
弟:・・・。
智;4人の秘密だよ。
兄:///秘密・・・。
智:そう。
弟:ひみつ~♪
智:フフ・・・。
兄:・・・。
智:君が・・・ね。
兄:・・・うん・・・。
智:大きくなったら・・・大人になったら。
兄:・・・。
智:同じ事を誰かにしてあげればいいから。
兄:///わかった!
智:兄弟仲良くね。
兄:うん!お兄ちゃんありがとう♪ばいばい!
弟:おにいちゃんありがとう♪ばいばい♪
和:・・・ばいばい。
智:ばいばい。
二人・・・手をつないで。
走って行ってしまった。
・・・。
・・・。
さとにぃ。
もう・・・さ。
惚れ直すよ///。
かっこいいよ。
すっごくかっこいい///。
さとにぃを好きになって。
僕すごく誇らしい///。
和:いい事したね。
智:ん。
和:・・・優しいね・・・さとにぃ。
智;・・・そう?
和:うん・・・ってかさ・・・僕にも取って?
智:え?欲しいの?
和:欲しいからリクエストしたの!
智:・・・。
和:・・・。
智:・・・わかったよ///。
僕だって欲しいよ。
あんな・・・小さな兄弟に。
ちょっと嫉妬してるし///。
さっきより近付いて隣に並んで。
UFOキャッチャーに集中しているさとにぃを見つめる。
少し口がとがっている。
目は真剣で。
さとにぃの集中力ってすごいな・・・って思うと同時に。
やっぱり。
・・・。
・・・。
好きだな・・・って思う。
好きがどんどん膨らんでいって。
大丈夫なのか・・・と思うくらいだった。
つづく
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