恋するチカラに敵わない126 | ナツコのブログ

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ニノちゃんハピバまでの毎日UPの第二弾はこちら。

 

「恋するチカラに敵わない」です。

 

レンゲちゃんをリクエストしてくださった方々ありがとうございました。

 

フォ〇ストで2013年12月からアップしておりました大宮さんの恋物語の過去作です。

 

ではどぞ・・・。

 

 

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~Side.O~

 



戻ってきた和が・・・座ったと同時くらいに居間の扉が開いて。

スーツを着て・・・髪はまだセットしていない「潤君」が入ってきた。

軽く俺を見下ろしてから・・・和の隣に片膝をついて。

そこで和の肩をがっつりと抱きながら言った。


M:行ってくる。

N:うん・・・。

M:後で電話するからな。早く帰ってもらえよ。

N:もう・・・そんな言い方しないで。

M:フフ・・・じゃあな。行ってきます。

N:あ///ちょっと///。


くいっと・・・和を引き寄せ。

その頬に軽くキスをして。

もう・・・俺を見もしないで居間を出て行った。

扉を開けて出て行く音と。

カギをかける音が聞こえる。

シーンとなった部屋で。

和と二人・・・向かいあっていた。

あいつ・・・マジ・・・ムカツク。

俺の目の前で和にキスしやがった。

っち・・・。

フツフツと・・・怒りがわく。













N:大野さん・・・ごめんなさい。

O:いや・・・。

N:わざわざ来てくださって・・・ありがとうございます。

O:・・・。

N:それは・・・本当に・・・嬉しいです///。

O:ん・・・。

N:でももう・・・大丈夫ですから。

O:・・・。

N:気にしてませんから。

O:・・・。

N:大野さんももう・・・気にしないでください。

O:・・・。

N:あれは・・・僕も軽率だったし。

O:・・・。

N:・・・すいませんでした。

O:・・・でも・・・。

N:・・・。

O:ごめん。

N:大野さんは悪くありませんから・・・もう謝らないで・・・。

O:・・・。

N:家まで・・・来ていただいて・・・。

O:・・・。

N:・・・。

O:俺は・・・謝りに来たわけじゃない。

N:・・・え?

O:俺・・・。

N:・・・はい。

O:お前の声が聞きたくて・・・。

N:・・・。

O:お前に会いたかったから・・・来た。

N:・・・。

O:・・・。


言っちゃった。

言うつもりはなかったのに。

あの・・・「潤君」の態度とか。

言い方とか全部ムカついて・・・つい言ってしまった。

これ・・・これじゃお前に対していけない感情を持ってますって。

そう・・・言ってるようなもんで。

ダメ・・・だろ。

こんなこと・・・言っちゃ。

なに言ってんだ・・・俺。















N:・・・どうして・・・僕に会いたいんですか・・?

O:わかんねぇよ。

N:大野さん・・・理由・・・考えて・・・?

O:・・・わかんない。

N:・・・。

O:・・・。

N:・・・大野さん?僕・・・ね?

O:・・・。

N:僕も・・・大野さんにずっと会いたかった。

O:・・・。

N:声も・・・もうずっと聞きたかった。

O:・・・。

N:どうしてだか・・・わかりますか・・・?

O:・・・。

N:・・・大野さん・・・?

O:・・・。

N:・・・。

O:・・・。

N:・・・僕は・・・。

O:・・・。


黙ってしまった和。

何を・・・俺に伝えようとしてる?

急にドキドキしてくる。

目の前の和が。

久しぶりに会った和が。

髪型も・・・変わっているからか。

だから・・・余計にドキドキする・・・。

じっと見つめていると和が・・・大きく息を吐いて。

で・・・すっと息を吸って・・・そして・・・言った。
















N:あなたが好きだからです。

O:・・・。

N:・・・。

O:・・・。

N:僕の言っている・・・好き・・・は。

O:・・・。

N:ファンとか・・・憧れとか・・・。

O:・・・。

N:そういう好きじゃ・・・ないです・・・。

O:・・・。

N:・・・わかりますか・・・?大野さん・・・。

O:・・・。

N:・・・僕は・・・。

O:・・・。

N:僕は・・・・あなたを愛しています。

O:・・・。

N:・・・あなたは・・・どう思っていますか・・・?

O:・・・。

N:・・・。

O:・・・俺・・・。

N:・・・。

O:・・・。



きっちりと。

俺の目を見て・・・言葉を紡いでいる和。

まるで・・・言い聞かせるように・・・俺に。

眉根をよせて・・・何とも言えない表情で。

言葉を伝えて来る。

さっきまでのような・・・照れた様子ではなくて。

真剣な・・・誠実な表情で俺を見つめる。

でも・・・その潤んだ茶色い瞳だけは。

不安そうに・・・揺れていた。




 

 

つづく