Pretender17 | ナツコのブログ

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大宮さんの恋物語です。

 

プロローグがございますのでこちらからどぞです///。

Pretender~プロローグ1 | ナツコのブログ (ameblo.jp)

 

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毎日20時の更新です。

 

 

 

 

 

ではでは・・・どぞ///♡

 

 

 

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Side.O




駅前の居酒屋。

混んでいて・・・カウンター席に案内される。

まだ。

彼は来ていない。

・・・。

・・・。

俺の隣のサラリーマンが。

大きな声でエ ロい話をしている。

やっぱ巨 乳だよな・・・とか。

ア ノ時の声が大きいのはちょっと・・・とか。

少し眉をひそめたくなるような。

もっと下品な話もしている。

違う店にすればよかった・・・と。

もう少しこじゃれた店にすればよかった・・・と。

後悔している。

でも・・・遅くまで開いている店がここしか見つけられなくて。

いや・・・がんばって探せばあったかもしれない。

場所を変えればあっただろう。

混雑してるのはしかたないとしても。

隣の声が丸聞こえで・・・しかもいただけない話となると。

気まずいよな・・・なんて思って。

今からでも他の店・・・と近くにある店を探そうとスマホをいじっていたら。



「おつかれさま。」



涼やかな声が聞こえ。

顔を上げると・・・そこに。

彼がいた。














昨日のスーツとは違うラフな格好。

下は細身のジーパン。

青と白のラグランのTシャツ。

特別おしゃれ・・・という訳ではなさそうだけど。

美容師だからか・・・それなりの服装している。

腕が細いのか・・・Tシャツが大きいのか。

二の腕とシャツ袖の隙間がぽっかり空いていて。

そんなところに目が行ってしまい・・・。

って言うか。

全体的に・・・なんかキレイで。

男なのにキレイで・・・ちょっとドキッとする。
















「待った?」

「・・・いや。」

「ちょっと遅くなっちゃってごめんね。」



言いながら・・・髪を耳にかける。

汗で濡れた襟足が。

真っ白な首筋に張り付いていて。

そこからの・・・顎のライン。

男にしては細くて。

て言うか男相手にそんなところ見るなんて・・・・と。

初めてのことにとまどう。

記憶の中の彼よりも。

まぶしくてキレイで。

落ち着かない。

どんな風にして・・・ここで再会するのかと思っていたけど。

その声と顔からは・・・拒絶は見えなくて。

好意的・・・とは言えないけど。

少なくとも嫌な顔はされなくてほっとする。

俺は・・・軽く咳ばらいをして。

腰を浮かせ座り直した。
















ビールで乾杯して。

少しだけ他愛もない話。

仕事が何時に終わったのか・・・とか。

今日は忙しかったのか・・・とか。

そんな話。

そう言えば。

隣が・・・エ ロい話をやめている。

って言うか全然声が聞こえない。

チラ・・・と見ると。

俺の隣の彼を。

チラチラと見ている。

なんか。

・・・。

・・・。

やな感じがして。

体を斜めにして・・・テーブルに肘を置き。

前かがみになって・・・隣の奴らから彼を隠した。























「本題。」

「・・・え?」

「本題に入ろ。僕を呼び出した理由。」

「・・・ぁ・・・ああ。」



怒っているわけではないのは。

その表情から見て取れた。

でも。

楽しく飲んでしゃべって・・・という感じではないのもわかっている。

今日ここに二人いるのは。

理由があるから。

俺が呼び出したから。



「その・・・あの夜のことなんだけど。」

「もうさ。ホントいいから・・・あの夜のことは。」

「よくないよ。」

「・・・いいってば・・・。」

「よくない。俺には責任がある。」

「どんな責任よ。」

「だから・・・その・・・君を・・・その・・・///。」

「抱いた責任?」

「・・・っ・・・///。」



一瞬。

隣を見る。

聞こえちゃったんじゃないかって・・・驚く。

・・・けど。

隣はもう・・・ゴルフの話に夢中になっている。

・・・よかった・・・。


















「いいってそういうの。」

「そうはいかない。」

「なんでよ。女子相手じゃあるまいし。」

「・・・。」

「責任とかそういうのは・・・」

「ぁ・・・そうだ・・・そのことでちょっと・・・。」

「・・・ん?」

「聞きたいことがあるんだ。」

「・・・なに。」



彼の表情が硬くなった。




つづく