明日は君の旅立ちの日⑦ | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 

 

大宮さんBL物語です。

 

苦手な方はご注意を・・・。

 

 

~*~*~*~*~*~*~*~

 

 

 


「わかった。」

「・・・ぇ。」



ぐいっと。

俺の腕を引っ張り・・・無理やり立たせる大野さん。

その顔が。

ちょっと怒ってるようで。

ううん・・・怒ってる感じではない。

そうじゃなくて。

眉根をよせ。

渋い顔をしてる。

なによ。

だって自分で言ったんじゃん。

俺にして欲しいことって。

自分が言ったのよ?


















「ちょ・・・なにす・・・」

「行こ。寝室。」

「・・・。」

「お前が言ったんだからな。」

「・・・。」



ぴんと張った・・・ガチな声。

少し・・・怖い。

怒って・・・る?

って言うか・・・うん。

こんな風にして抱かれても。

何もいいことなんてない。

俺が言ったから。

抱いてって言ったから抱かれる・・・なんて。

こんな抱かれ方。

みじめでしかない。

・・・。

・・・。

でも。

















それでもいい。

もうだってさ。

こんなチャンスないのよ。

俺の人生で。

これからの人生でさ。

こんなチャンスはもうない。

だから・・・みじめでもなんでもいい。

抱かれた事実があれば。

ここから先・・・俺は。

生きていけるような気がする。

ああ俺・・・酔ってんのかな。

明日になったら後悔とかするのかな。

でも・・・それでもいい。

今は・・・それでもいい。

・・・。

・・・。

俺は。

大野さんの腕を振り払うと。

挑むように・・・寝室へと先に向かった。




















後ろも振り向かず。

服を全部脱ぐ。

下着も全部脱いで。

ひんやりとした・・・ベッドに入りこんだ。

かろうじて暖かそうな毛布が肌に触れ。

それを引っ張り体にかけくるまって・・・しばし待つ。

香る大野さんの匂いに。

めまいがしそうになる。

暗がりの中・・・ベッドサイドに立ち尽くしている大野さん。

部屋が暗すぎて表情が見えず。

俺からは黒い塊がただ立っているようにしか見えない。

その塊が・・・なかなか動かなくて。

ねぇ・・・何を考えているの?

・・・。

・・・。

もしかしたら大野さんは。

やっぱ無理・・・って。

そう言うかもしれない。

男の俺は抱けないって・・・そう言うかも。

もしそうなったらしかたないけど・・・でも。

ごめん・・・なんて謝られたら俺は。

もう・・・ここにはいられない。

そうなったらすぐに帰ろう。

タクシー代・・・いくらくらいかかるんだろう。

ああ・・・なんで服脱いじゃったんだろう。

早まったかな。



















「お前さ。」

「・・・。」

「経験あんの?男同士の。」

「・・・ない。」

「・・・そうか。」



意外にも。

優しい声。

もうさ。

声だけが頼りなのよ。

暗くて見えないから。

・・・。

・・・。

声。

・・・。

・・・。

好きだったなぁ・・・あなたの声。

んふふ・・・って。

笑う声も。

ちょっと眠そうな声も。

あんまり口を動かさないでしゃべるしゃべり方も。

少しつっけんどんに聞こえるんだけど。

全部全部好きだった。

でも・・・それももう。

・・・。

・・・。

聞けなくなるんだね。

あんなに・・・近くで聞いていたのに。


















黒い塊が。

ごそごそ動き。

暗闇に慣れてきた目で見つめる・・・とわかる。

服を脱いでいるって。

そっか。

抱いては・・・くれるんだ。

少しだけほっとする。

って言うか大野さんは。

あるんだろうか。

男を抱いたこと。

それすら。

怖くて聞けない。

ピッ・・・と電子音が聞こえ。

壁の方から空調の音がして。

暖房を作動させたことを知る。

確かに・・・この部屋は寒い。

















「さむっ。」

「・・・。」

「さみぃなぁ・・・。」

「・・・も・・・ぉ・・・早く入んなさいよ。」

「・・・ん・・・あ~あったけぇ。」

「つめたっ///ちょ・・・足くっつけないでよ///。」

「くっついちゃったんだよ。」

「じゃあ離してよ。こっちは冷たいんだから・・・。」

「あったけぇなぁ・・・お前の体。」

「っ・・・。」



いつもみたいな言葉のやりとりに・・・少し緩んだ心。

なのに。

きゅっと。

横から抱きしめられ息が止まる。

触れる素肌。

筋肉質で・・・固い大野さんの体。

想像したことはあったけど・・・でも。

こんな風に・・・触れられる日がくるなんて・・・ね。

夢にも思わなかったよ。

・・・。

・・・。

大野さん。

好きだよ。

あなたのことが。




.

つづく

 

 

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ありがとうございました。

 

毎日20時更新予定です。

 

楽しんでいただけたら・・・。

 

 

 

嬉しいお知らせがありましたね。

ゲームチャンネルでしょうか///。

明日が楽しみです///♡

 

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