一つ前に「【超嵐】~大宮~Love Rainbow㊿ FIN」がございます。
大宮さんのBL物語です。
苦手な方はご注意を。
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仕事中。
内線が鳴り・・・受付嬢から「お客様です。」と言われる。
誰?と聞いても。
名乗っていただけなくて・・・と困った声を出すから。
すぐに下に降りた。
あちらの方です・・・と言われたその先には。
・・・。
・・・。
見知らぬ男の人。
でも。
すごいイケメンで。
すれ違う女性が二度見するほど。
隣には大きなスーツケース。
誰だ・・・?
「ぁ・・・の・・・。」
「あなたが大野さん?」
「・・・はぃ。」
「ふ~ん・・・。」
「・・・。」
じろり・・・と。
足元から頭のてっぺんまで見られる。
いや。
見られる・・・と言うよりは。
見定められる・・・と言った感じ。
居心地が・・・悪い。
って言うか・・・誰?
「あの・・・あなたは・・・?」
「和は渡さないよ。」
「・・・ぇ・・・。」
「俺の許可なしで付き合うなってあれほど言っておいたのに。」
「・・・。」
「まだ認めないから。あなたが和の彼氏なんて。」
「・・・あなたは・・・。」
「俺?俺は・・・」
「潤君っ!」
和君が。
自動ドアにぶつかりそうになりながら・・・ものすごい勢いで入ってくる。
え・・・和君・・・?
「和。」
「もう・・・潤君///どうして・・・」
「和。なんで俺にことわりもなく・・・」
「帰ってきたらちゃんと話すつもりだったってば・・・。」
「事後報告じゃダメってあれほど言っておいただろ?」
「って言うか潤君・・・帰ってくるの来週って言ってたじゃん///。」
「帰国早めたんだよ。」
「なんで・・・」
「大体翔君と雅紀さ・・・二人ついててどういうこと?」
「・・・ぁの・・・。」
話についていけない。
って言うか。
内容が・・・。
・・・。
・・・。
え。
もしかして。
「和君・・・この方は・・・。」
「ぁ・・・ごめんね大野さん///言ってなくて。あのね・・・」
「俺は潤。和とは双子。」
「・・・え。」
「ぅん・・・そう・・・双子///。」
マジか。
四人兄弟だったなんて。
しかも双子。
目の前で。
やんややんや言っている二人。
全然似てないけど。
双子・・・なんだ。
「認めないよ。俺は。」
「潤君・・・ちゃんと説明するから・・・。」
「和。俺は男と付き合ったことあるからわかる。だから言ってるんだ。」
「ぇ・・・潤君・・・男と付き合ったことあるの・・・?」
「ある。男同士なんてな・・・うまく行くはずないんだ。」
「そんなことないよ。大野さんは・・・」
「一緒だよ。男抱く男なんてみんな一緒。ものめずらしいだけ。遊んでポイだよ。」
「一緒にしないで。大野さんは違う。」
「・・・。」
「・・・。」
「怒るなよ和・・・だってホントに・・・」
「そんなこと言う潤君嫌い。」
「嫌いなんて言うなよぉ和。」
「・・・。」
怒った和君に。
急に優しくなる潤君。
そして。
「ごめんね大野さん。また後でね。」
そう言うと和君は。
ぷい・・・と。
潤君を見もしないで会社を出ていった。
潤君は。
待てよ和・・・なんて言いながら。
大きなスーツケースを引っ張って。
和君の後を追う。
一瞬・・・振り返り俺を見て。
俺を指さして・・・何か言おうとしていたけど・・・でも。
それよりも。
和君を追いかける方が大事みたいで。
必死で。
和君を追いかけていった。
はぁ・・・。
まさか。
兄弟がもう一人いるなんて。
ラスボス・・・と言う言葉が脳裏をよぎる。
翔ちゃんよりもまーくんよりも手ごわそうな潤君に。
ため息がこぼれた・・・けど。
さっきの。
ガチで怒った和君を見て俺は。
嬉しくて心の奥がうずく。
きっと・・・この困難も乗り越えていける・・・と。
そう確信している。
二人なら。
きっと大丈夫・・・だよね///?
だって俺たちは無敵なんだから。
俺は。
これからのことを考えて。
ちょっと・・・ため息が出そうになったけど。
でも。
ちゃんと潤君にも認めてもらって。
って言うかもういないよな?
まだあとからあとから「兄です」とか「弟です」とか。
出てこないよな?
少し心配になった俺。
俺は・・・あとでちゃんときちんともう一度。
和君に家族構成を聞かなくちゃ・・・と。
そんなこと思った///。
FIN
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ありがとうございました。