初めまして・・・の方も。
いつも来てるよ・・・の方も。
企画ご参加された方も。
こんばんはでございます♪
作者のナツコです。
まずは。
R所長・・・そしてR*さん。
企画告知とりまとめリンク等。
いつもいつもありがとうございます。
感謝しています。
今回も楽しませていただきますので。
よろしくお願いいたします♪
春に引き続き。
参加させていただきました【超嵐】♡
毎回毎回ギリギリでの参加表明になりましたが///。
お話書かせていただきました。
つづき(連載)のお話になりますので。
毎日20時に更新させていただきたいと思います。
第二話は今晩8/30(日)20時の予定です。
ただただ。
楽しんでいただけたら嬉しいです♪
大宮さんのBL物語です。
ではでは・・・どぞ///♪
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いつも行くランチの定食屋が臨時休業で。
その次によく行くそば屋は今日は定休日。
たまに行くあんまりおいしくないラーメン屋は。
だからか・・・めずらしく満席で。
コンビニ行くとめぼしい弁当は全部売り切れていた。
もう1件定食屋があるけど。
そこは・・・俺の上司がよく行く店で。
先週も一度バッティングしてしまい。
「大野。お前営業とはどういう仕事かわかってるのか?」と隣の席からさんざんうるさく言われ。
だからもうその店には二度と行くまい・・・と思ってる・・・けど。
ただ・・・このままじゃランチ難民になってしまう。
会社の数のわりに飲食店が少ないこのオフィス街では。
こうなるとランチを探すのも大変だ。
しかたなく俺は一人・・・駅の方向へと歩き始めた。
いつも帰り道に見る風景を見ながら。
ちょっとソワソワしながら少し歩くと。
大きな交差点にたどり着いた。
注意深く周りを見渡すと。
その交差点の角に・・・お店の看板が出ているのが見えた。
看板に書かれている店名は「Tempesta」。
その名前を見て気づく。
確か女子たちがよく話しているイタリアンのお店だ・・・と。
お店は・・・ここから脇道に入った奥にあるらしい。
看板に地図が出ている。
きっとそこそこ値段の張る・・・こじゃれた店なんだろうな。
いつもの俺なら・・・そういうお店はあまり行かない。
窮屈だから。
でも・・・違う店を探す時間ももうない。
だから・・・まあたまにはいいかと思って。
俺は脇道に入った。
角を曲がると・・・風の通る坂道。
木漏れ日の階段を。
とんとんとん・・・とポケットに手をつっこんだまま駆け上る。
ガーリックのいい匂いに顔をあげると。
昇り切ったすぐのところにお店があった。
メニュー看板を横目で見て・・・若干高いな・・・と思いつつ。
もう時間もないので躊躇せずに店に入った。
店に入ると・・・まあまあけっこう混んでいて。
女子ばかりかと思ったら・・・俺みたいに男性一人客もいる。
そんなに広くはなくて・・・ちょっとだけ照明が落ちていて。
店員も白シャツに下だけの黒のエプロンで洗練された感じ。
やっぱり思った通りちょっとおしゃれなお店だった。
すぐに席に通されてメニューを見る。
値段は高いけど。
でもまあ・・・サラダとかコーヒーとかつくから。
女子には人気なんだろうな・・・と思い。
俺は・・・Aランチを頼んで。
水を飲んで・・・そこでやっと周りを落ち着いて見渡した。
洗練された店内。
店員もみな動きがスマートだ。
レジで会計している店員の方とか。
ぐるりと全部見渡して・・・そこで初めて気づく。
店員がみんな・・・男性だって。
オープンカウンターから見える厨房にいる人達も。
みんな・・・男性。
とはいえ・・・大きな店ではないから。
たくさんの店員がいるわけじゃないけど。
忙しそうに・・・でも優雅に動き回る店員の一人一人の顔を見る。
ああ・・・そういうこと。
ここが女子に人気な理由がわかった。
そう。
みんな・・・イケメンなんだ。
さらに言うと・・・いろんなタイプのイケメンがいる。
今流行りの草食系やその反対の肉食系。
かわいらしい感じの子やかっこいい男性もいる。
聡明そうな人も・・・ちょっとやんちゃな感じの人もいて。
なるほどね・・・と思い。
これで料理の味がまあまあなら。
繁盛するだろうな・・・なんて思っていた。
現に俺の隣のテーブルの女性客三人は。
お目当てがいるようで。
こっち見た♪なんて・・・きゃっきゃ言ってる。
.
つづく
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毎日20時に更新です。
楽しんでいただけたら・・・。
ではでは。
来てくださってありがとうございました。