十一月の想い人たち⑲ | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

窓際の席・・・は。

 

このBarではすごく人気の席だった。

 

ラブチェアと呼ばれていて///。

 

大きなソファが一つ・・・窓を向いて置かれているスペース。

 

観葉植物で囲われているから。

 

その・・・周りからあまり見られなくて///。

 

キレイな夜景を見ながら二人でまったりできるから・・・だから。

 

すごく人気の席だった。

 

でも・・・秘匿性が高い席だからこそ。

 

内密の話や商談とかに使われることもあって。

 

だから・・・男同士でも使う人がいる・・・と。

 

タクミさんから聞いたことがあって。

 

それで・・・今日は思いきって予約をしてみたんだ///。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうしますか?よければカウンターで飲みながら待ちますか?」

 

 

 

あ・・・それは・・・ありがたい///。

 

さすがに一人でラブチェアは・・・なんかちょっと恥ずかしいから///。

 

 

 

「ありがとうございます。いいですか?待たせてもらっても・・・。」

 

「もちろんですよ。いつもお世話になっているので。僕がご馳走しますよ。」

 

「いえ///そんな・・・いいです///。」

 

「いやいや・・・逆にこんな機会ないですからね。僕にご馳走させてくださいよ。」

 

「・・・・すいません///。ありがとうございます。」

 

「気にしないでください。僕を誰だと思ってるんですか?」

 

「・・・えと・・・誰でしたっけ///。」

 

「斉藤さんだぞ!」

 

「フフ・・・。」

 

 

 

この人は。

 

このBarに三人いる「斉藤さん」の内の一人で。

 

サブマネージャーの斉藤さん。

 

あんまり会う機会はないんだけど・・・でも。

 

元芸人さんだったらしくて。

 

おしゃべりがすごく面白い。

 

頭髪が・・・その・・・あんまり・・・その・・・ナイ・・・んだけど///。

 

「斎藤さんだぞ!」は・・・この人の芸だったらしく。

 

誰でしたっけ?は一連の流れ・・・らしくて///。

 

それはタクミさんに教えてもらったんだけど。

 

言いながらジャケットをばっと開く姿が。

 

この人のキメポーズのようだった///。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

案内されカウンターに座ると。

 

タクミさんが・・・いた。

 

 

 

「ぁ・・・こんばんは///。」

 

「いらっしゃい。お花屋さん。」

 

「工君。窓席ご予約のお花屋さんに軽めの一杯ご馳走して。僕からだから。」

 

「かしこまりました。」

 

「お花屋さん。ゆっくりしていってくださいね。」

 

「ありがとうございます。斉藤さん。」

 

 

 

もう一度・・・無言でジャケットの前をばっとあけて///。

 

それで・・・クルリとキレイにターンをすると///入り口の方へと戻って行った斉藤さん。

 

その背を目で追っていたら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・お花屋さん。」

 

「ぁ・・・はい。」

 

「今日はあの・・・警備員さんと待ち合わせ?」

 

「は・・・ぃ・・・そうです///。」

 

「そう・・・。」

 

 

 

すっと。

 

手元のグラスに視線を落とすタクミさん。

 

やっぱり・・・かっこいいと思う。

 

カウンターの向こうの端に座っている女性は。

 

タクミさんをじっと見つめている。

 

多分・・・一人。

 

きっとつい今までタクミさんとおしゃべりしていたんだろう。

 

ちょっとだけ退屈そうに。

 

でも・・・スマホをいじるでもなく。

 

じっと・・・僕達の方を見ている。

 

って言うか今日。

 

大野さんと一緒って・・・ばれてる///。

 

他にもいろいろと・・・ばれてそうで。

 

やっぱりちょっと恥ずかしい///。

 

 

 

「お花屋さん・・・今日昼間来てくれたんだね。」

 

「ぁ・・・わかりますか?」

 

「お花がね・・・変わってるから。」

 

「・・・。」

 

 

 

カウンターのお花。

 

そう・・・今日はこのホテルのパブリックスペースの飾りを変更した時に。

 

ここにも来て・・・テーブルの飾りつけも替えたんだ。

 

 

 

 

 

.

 

 

つづく

 

〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

作者のナツコです。

 

読んでくださって、ありがとうございました。

 

お話はまだまだ続きます。

 

毎日8時20時に更新の予定でございます。

 

あちらへは終話後に一気にアップさせていただきますね。

 

最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪

 

また今後・・・ですが。

 

お話更新中のコメントにつきましては。

 

お返事お休みさせていただきたいと思っております。

 

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お返事が時差になってしまう可能性がありますので///。

 

ご了承いただけたら・・・と思ってます。

 

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