十一月の想い人たち③ | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
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大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

 

 

 

 このお話は続々々編です。

 

本編は→「春嵐」

 

続編は→「六月の二人」

 

続々編は→ 「八月の恋人たち」

 

でございます♪

 

 

 

 

 

 

明日からの更新は1日2回8時20時とさせていただきます♪

 

 

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

そのまま・・・今度は僕の体の前を通り上へと上がって来る大野さんの手。

 

布団越しに体をなでられる感触が・・・くすぐったくて。

 

でも・・・全然 え っ っ ち な感じじゃなくて。

 

その気持ちよさに眠ってしまいそうなくらい僕に優しく触れる手。

 

布団から。

 

僕の体がどこも出ないように・・・と。

 

チェックしてくれているんだ・・・と気づいた時はもう。

 

大野さんの手は・・・僕の頬に触れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなこと。

 

するんだ・・・大野さん。

 

全然・・・知らなかった。

 

寝る前にもね・・・ちゃんと毛布かけてる?って声かけてくれたりして。

 

ささっと・・・直してくれることはあったんだけど。

 

こんな・・・ね。

 

夜起きちゃった時にまで。

 

こんな風に僕のこと・・・気にしてくれるなんて知らなかった。

 

寝ている僕に。

 

・・・こんな・・・。

 

・・・。

 

・・・。

 

じんわりと。

 

温かさが心に沁みる。

 

包まれた足先が。

 

ホワホワと温かくなってくる。

 

愛されている。

 

実感する。

 

愛・・・なんて見えないのに。

 

大野さんといると・・・時々こうして愛が見える。

 

見えるっていうか・・・うん。

 

実感する///。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すっと・・・額に触れる何か。

 

多分・・・大野さんの唇。

 

離れる瞬間・・・小さくリップ音がして。

 

そこから・・・大野さんが大きく動く。

 

僕の隣で寝る体制に入ったようだった。

 

暗闇の中・・・今度は自分の布団を直す大野さんのシルエットが見える。

 

それを見ただけで。

 

黒い影なのに。

 

大野さんが愛おしくてたまらなくなる。

 

蹴るようにして布団を直しながら足を入れる大野さんに。

 

ちょっと笑いそうになったけど。

 

そのままじっと見ていると。

 

とん・・・と大野さんが寝転がった。

 

そして。

 

・・・。

 

・・・。

 

その大きな黒い塊が僕にずずずっと近づいてくる。

 

え・・・な・・・に・・・。

 

・・・と思ったら。

 

コツン・・・と僕のおでこにあたる固いモノ。

 

多分。

 

・・・。

 

・・・。

 

大野さんのオデコ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして。

 

ゴソゴソ・・・と布団の中を蠢く何か・・・大野さんの手・・・が。

 

毛布の下の僕の手を探し当て。

 

そっと・・・覆うようにして重なった。

 

握るでもなく・・・なでるでもなく。

 

ただただ・・・重なる手。

 

・・・。

 

・・・。

 

もう・・・。

 

もう・・・ね。

 

寝たくない。

 

このまま・・・この感触をずっと感じていたい。

 

・・・のに。

 

睡魔・・・が。

 

僕を襲う。

 

って言うか多分・・・この感触が。

 

僕を眠りへと誘っていて・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大野さん。

 

・・・。

 

・・・。

 

僕は。

 

すぐ隣で・・・すーすーと聞こえ始めた大野さんの寝息を聞いて。

 

その寝息と呼吸を合わせ。

 

もう・・・睡魔に抗わず。

 

意識を手放し眠りについた。

 

大野さんの愛情を。

 

この手に・・・感じながら。

 

 

 

 

 

 

つづく

 

〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

作者のナツコです。

 

読んでくださって、ありがとうございました。

 

お話はまだまだ続きます。

 

明日からの更新は毎日8時20時とさせていただきます。

 

あちらへは終話後に一気にアップさせていただきますね。

 

最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪

 

また今後・・・ですが。

 

お話更新中のコメントにつきましては。

 

お返事お休みさせていただきたいと思っております。

 

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お返事が時差になってしまう可能性がありますので///。

 

ご了承いただけたら・・・と思ってます。

 

もちろん。

 

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