こちらは大宮さんBL物語です。
苦手な方はご注意を///。
〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
そして・・・翌日。
五人でのCM撮影の日。
もう10年もやらせてもらっていて。
でも・・・こうして五人でっていうのはあんまりなくて。
だから新鮮だった。
アドリブでどうぞ・・・と言われ。
いつもの俺達でおしゃべりをする。
ちっちゃな家の模型をあちこち覗き込み。
好き勝手にしゃべる。
途中・・・全然関係ない話とかする。
この衣装の着心地がいい・・・って俺が言うと。
相葉さんの・・・この靴の履き心地もいいよって話から。
智にもらったサンダル話になったり。
でもちょっと話が脱線したことに気づいて・・・家電の話に戻ったり。
緩い感じで・・・進んだ。
今日の俺的には助かる撮影方法だった。
さすがに・・・体が少しだるくて。
みんなに寄りかかったりしちゃったけど。
でも智がすごく気にかけてくれて。
って言うか・・・智はいつも次の日は気にかけてくれるんだけど。
だったらさ・・・こう・・・。
もう少し手加減みたいなの。
できないかなぁ・・・って思ったりする。
違う日にするとか。
もっと早めに ヤ り始めるとか。
まあ・・・応じている俺も。
計画性がある訳じゃないけどね///。
「大丈夫?」
「・・・ん?ああ・・・平気よ。大丈夫。」
撮影が終わり。
そそっと・・・寄って来る智。
言いながら・・・俺の腰をそっとなでる。
誰が見てるかわからないから。
本当は・・・そういうのってダメなんだろうけど。
幸か不幸か俺達嵐は。
仲がよくて有名だから。
これくらいの接触は・・・全然平気。
まあ・・・ね。
見る人が見ればわかるんだろうけどね。
前を歩く相葉さんと潤君。
翔ちゃんは・・・何か衣装さんと話をしていたから。
お先にね・・・と言って置いてきた。
「あんま・・・。」
「・・・ん?」
「かわいい顔すんなよ。」
「はぁ///?何言ってんの///!?」
「あのカメラさん・・・お前のことじっと見てたぞ。」
「気のせいよ。」
「・・・あのメイクさんも・・・男の人の方。」
「・・・なによ。」
「やたらお前の顔に触ってた。」
「気のせいでしょ。」
「気のせいじゃないよ。」
軽く口をとがらせる智。
かわいい顔すんなよ・・・とか。
30後半の男に言う言葉///?
ちょっとむくれたまま楽屋へ入り・・・着替え始める智。
もう。
何が気に入らないんだか。
さっさと着替え。
着ていた衣装をささっとたたむと俺は。
智にすり寄って言った。
「ねぇ。」
「・・・ん?」
「2時間巻いたね。」
「・・・ん。」
「早く帰ろ。」
「・・・。」
「・・・ね♡」
その手を握りながら。
下から覗き込むようにして。
上目づかいで・・・甘えるように言うと。
「・・・おう///。」
鼻の穴を膨らませ。
嬉しそうに言う智。
お疲れ・・・と言いながら。
二人に手を振り。
翔ちゃんによろしく・・・と言って楽屋を出た。
軽く小走りで駐車場へ向かう智。
もう。
・・・もう///。
ホントわかりやすい人だよね。
さすがに2日連続で・・・はしんどいけどでも。
今日はまだ早いし。
久しぶりに二人で湯船につかるのもいいかも。
ご褒美みたいな2時間。
有意義に使おうね。
ああ・・・またさ・・・あのハンバーグ作ってよ。
すっごくおいしかったから。
餃子もいいけどさ。
今日はハンバーグの気分なの。
買い物して帰ろっか。
あなたの好きなスーパーでね。
そんな事思いながら前を行く智の手を取った。
ふっと振り向き。
片方の口角を上げて笑う智が。
男前っていうか・・・やらしいっていうか///。
逆に子供みたいっていうか。
よくわかんないけど・・・でも。
まあ。
好きなのよね。
どんな智も好きなのよ。
思い知らされるよね。
毎日毎日さ。
さ・・・早く帰ろう。
俺達の「ハピネスの家」に。
俺は・・・繋いだ智の手をぎゅっと握った。
.
〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
ご訪問ありがとうございます。
終わりみたいな書き方ですがまだ少しおまけ的に続きます///。
もう少しお付き合いくださいませ。
では。
いつもの時間に♪
.