2018.11.26~PM22:00③ | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 

 

大宮さんBLのお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

ひとつ前に「2018.11.26~PM22:00②」がございます

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

「誰からのLINEなのよ。」

 

「・・・ん?」

 

「ずいぶんと長くやりとりしてるじゃん。」

 

「・・・一人とじゃないよ・・・。」

 

「あぁ・・・お誕生日おめでとうLINE?」

 

「ぅん・・・そう。けっこうな人数来てる。」

 

「へぇ・・・すごいじゃん。」

 

「お前だって来るだろ。」

 

「俺はメンバーからしか来ないし。だから4件。」

 

「嘘つけ。」

 

「フフ・・・本当だもん。」

 

 

 

緩い会話。

 

でも心地いい。

 

腰を押すたびに・・・智の口もとから漏れる「う。」とか「ぐ。」とか言う声でさえ。

 

この人を愛おしく思う材料に変わるんだから。

 

俺もどうかしてるよね///。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「智。」

 

「・・・ん?」

 

「お誕生日おめでと。」

 

「・・・ありがとう。」

 

「何も用意してないけど。」

 

「・・・してねぇのかよ///。」

 

「ウソ。用意してある。」

 

「・・・マジで?」

 

 

 

突然手をついて。

 

上半身を起き上がらせながら振り向く智。

 

その顔は。

 

本当に驚いた顔してて。

 

って言うかさ。

 

俺がプレゼント用意したってだけで。

 

なんでそんなに驚くのよ///。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は。

 

わざと・・・智の腰に強めに手をついて。

 

ぐえ・・・って言う智の声を聞きながら立ち上がった。

 

寝室へ行き。

 

ダンボールの下の方からわりと大きめの段ボールを出す。

 

大きさの割には片手で持てるくらいの重さ。

 

こういうのを買うのって。

 

なんか・・・ね。

 

一緒に暮してるって感じで。

 

ちょっと照れるんだけど。

 

まあ・・・ね。

 

初日でもあって。

 

誕生日でもあるんだけど。

 

俺的には・・・こういうプレゼントの方がさ。

 

今日にふさわしいような気がして。

 

・・・だから。

 

ロマンよりも実益の方をとった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これ・・・開けてみて。」

 

「・・・。」

 

 

 

起き上がり。

 

あぐらをかいてあきらかに待っていた智。

 

俺があげたダンボールを抱え。

 

心が早るのか・・・まるで破るようにダンボールのガムテープをはいでいる。

 

開け方が雑なんだけど///。

 

そんな様子をじっと見つめる。

 

この人が。

 

プレゼントを見て。

 

どんな顔するのか・・・が見たい。

 

少し・・・覗き込むようにして。

 

智の顔を見つめた。

 

 

 

「おっ!・・・ぉ?・・・あ?なんだこれ。」

 

「あけてみてよ。」

 

 

 

ビニールに包まれた物に。

 

驚いたりとまどったり。

 

めずらしくコロコロと表情を変えるその瞳を見て。

 

ちょっと笑いながら言う俺の言葉通りに動く智。

 

包まれているビニールを開き。

 

逆さまにして・・・ぶんぶん振ってキツキツの中身をスポンと出した。

 

・・・。

 

・・・。

 

この人。

 

こんなに。

 

雑な人だったっけ///?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわ///なんだこれ・・・気持ちいい///。」

 

「でしょ。」

 

「なに///これ。」

 

「これは・・・」

 

「うわ///うわ///なんだこれ・・・柔らけぇ。」

 

「・・・だからそれは・・・」

 

「すげぇ///チョー気持ちいい///マジなんだこれ///。」

 

「聞きなさいよ///。」

 

 

 

手でスルスルなでたり。

 

頬ずりしたり。

 

その腕に乗せたりして。

 

にぎやかな智。

 

テンションあがっちゃってて。

 

声もちょっと上ずっていて。

 

子供みたいな智が。

 

・・・。

 

・・・。

 

もう。

 

・・・。

 

・・・。

 

さ。

 

なんか。

 

・・・。

 

・・・。

 

ね///。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは。

 

パイル地でできた毛布。

 

とにかく手触りが気持ちよくて。

 

フワフワツルツルスベスベの毛布だった。

 

この人・・・ね。

 

まあまあ寒がりのくせにさ。

 

重い布団とか嫌がるのよ。

 

だから・・・これ買ったの。

 

もちろん。

 

俺のもある。

 

 

 

「かけてみれば。」

 

「おう。」

 

「ぁ・・ちょっと///も・・・ぅ///。」

 

 

 

あぐらをかいていた俺の足をぐぐっと動かし。

 

力ずくで無理矢理横座りにさせると。

 

そこを枕にして・・・コテンと転がった智。

 

いわゆる膝枕ってやつ///。

 

手と足をバタバタさせながら毛布を体にかけようとするから。

 

頭が俺の足を押して痛む。

 

だから・・・俺がさっと取って。

 

智にふわっとかぶせてあげた。

 

 

 

 

 

 

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つづく