大宮さんBL前提のお話です。
苦手な方はご注意を///。
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Side.N
・・・え。
・・・これ。
こ・・・これは・・・その・・・。
キ・・・キ ス///?
なんで。
どうして。
いや・・・嬉しいよ?
嬉しいけども。
なんで・・・なんでよ。
脈略がなさすぎて。
驚く・・・って言うか。
大野さん・・・どういうつもり・・・なの///。
もう・・・いいようにしか。
考えられない///。
ん ・・・
・・・ っ ・・・
一度も ク チ ビ ル が・・・離れないままに。
体 勢が変えられる。
狭いベ ッ ト ゙下なのに。
器用な大野さん。
ぐるん・・・と上を向かされた僕は。
そのままの しかかってくる大野さんに・・・体の自由を奪われた。
シ タが・・・ち ゅ るんと入り込んできて。
深くなるキ ス。
くるくるとシ タが巻かれ・・・頭の中もクルクルしてくる。
大野さんとキ スしてる。
改めて・・・そんな事実に昂る。
柔 らかいシ タが気持ちいい。
大野さんへ・・・手を伸ばそうとして。
腕が・・・固定されていることに気付く。
逃げないのに。
なんで・・・抑えられてる?
ん ・・・違う・・・これは。
抱きしめられているんだ///。
ぎ ゅ っと・・・体がしな りそうなくらいの力で・・・抱きしめられている。
・・・ っ /// ん ・・・
・・・・ っ ・・・
ちょっと待って・・・僕も。
大野さんを抱 きしめたい。
僕・・・大野さんのこと・・・好きなんだけど?
気づいてるの?それとも・・・。
ぐ ぐっと・・・身をよ じって腕を出そうとした瞬間。
ぱっと・・・電気が付き部屋が明るくなる。
一瞬で・・・僕から離れた大野さん・・・の。
惚 けた様な・・・潤 んだ瞳に。
体の奥の奥がし びれた。
初めて見た・・・そんな表情。
くいっと。
乱暴に・・・ ク チ ビ ル を手の甲でぬぐう仕草に見惚れる。
あ・・・僕・・・も。
濡れてるのかな・・・ク チ ビ ル ///。
ちょっとだけあせって。
大野さんと同じように・・・手の甲でク チ ビ ル をぬぐった。
「大野さん!どこですか!」
「・・・ぁ・・・ああいる・・・ここに。」
「・・・教頭をクスリの所持で逮捕しました。校長にも連絡を・・・あっ。」
ベッドの下からはい出る大野さんに続いて。
はい出てくる僕を見て。
あ・・・と驚いたのは・・・え・・・松本さん?
「え・・・二宮先生は・・・共犯では・・・?」
「俺の送った動画は?」
「・・・。」
「松本。二宮先生は共犯じゃない。動画は?」
「ぁ・・・はい・・・若干見づらい部分もあったのですが・・・証拠としては十分かと。」
「ここ・・・この棚鑑識にやらせて。夜のうちに終わるように。生徒たちに気取られないで。」
「わ・・・かりました・・・。」
松本さんが・・・言いながらチラチラと僕を見てる。
大野さんは・・・凄い早口で松本さんに指示を出している。
え・・・松本さんも・・・公安?
「あの・・・大野さん。」
「・・・。」
「松本さんも・・・公安ですか?」
「・・・そうです。」
「・・・じゃあ・・・。」
「失礼します!」
大声を出しながら・・・保健室に飛びこんできたのは。
え。
櫻井さん?
なんで・・・櫻井さん?
もう・・・ね。
なんだか.
驚きすぎて・・・もう驚かない。
「大野さん・・これ・・・。」
「・・・。」
スマホを・・・何かの写真かな?・・・を大野さんに見せている櫻井さん。
僕がここにいることに気付いていない。
大野先生に・・・早口でまくしたてる櫻井さん。
「二宮先生が門を上ってたんです。」
「・・・。」
「これ決定的な証拠ですよね。」
「いや・・・二宮先生は共犯ではないので・・・。」
「は?え・・・あ・・・ああ!!!に・・・二宮先生!?」
「ども・・・。」
やっと僕に気づいた櫻井さんが・・・マンガみたいに飛びのいて驚いている。
櫻井さんも・・・公安?
・・・の割には・・・なんか・・・。
いや・・・うん。
何か違う気がする。
「櫻井さんは・・・公安じゃないですよね。」
こそっと・・・大野さんに言う僕に。
「ええ・・・違います。」
そっと顔を傾けて・・・至近距離で囁く大野さん。
なんか・・・ね。
うん。
全部知ったことで・・・さらにはそれを知らない櫻井さんがいたってことで。
一気に心の距離が近づいたような気がする。
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つづく
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作者のナツコです。
読んでくださって、ありがとうございました。
お話はまだまだ続きます。
毎日0時8時16時に更新の予定でございます。
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪