夏疾風~22 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 Side.N

 

 

 

 

 

 

 

・・・え。

 

・・・これ。

 

こ・・・これは・・・その・・・。

 

キ・・・キ ス///?

 

なんで。

 

どうして。

 

いや・・・嬉しいよ?

 

嬉しいけども。

 

なんで・・・なんでよ。

 

脈略がなさすぎて。

 

驚く・・・って言うか。

 

大野さん・・・どういうつもり・・・なの///。

 

もう・・・いいようにしか。

 

考えられない///。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ん ・・・

 

   ・・・ っ ・・・

 

 

 

一度も ク チ ビ ル が・・・離れないままに。

 

体 勢が変えられる。

 

狭いベ ッ ト ゙下なのに。

 

器用な大野さん。

 

ぐるん・・・と上を向かされた僕は。

 

そのままの しかかってくる大野さんに・・・体の自由を奪われた。

 

シ タが・・・ち ゅ るんと入り込んできて。

 

深くなるキ ス。

 

くるくるとシ タが巻かれ・・・頭の中もクルクルしてくる。

 

大野さんとキ スしてる。

 

改めて・・・そんな事実に昂る。

 

柔 らかいシ タが気持ちいい。

 

大野さんへ・・・手を伸ばそうとして。

 

腕が・・・固定されていることに気付く。

 

逃げないのに。

 

なんで・・・抑えられてる?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん ・・・違う・・・これは。

 

抱きしめられているんだ///。

 

ぎ ゅ っと・・・体がしな りそうなくらいの力で・・・抱きしめられている。

 

 

 

   ・・・ っ /// ん ・・・

 

   ・・・・ っ ・・・ 

 

 

 

ちょっと待って・・・僕も。

 

大野さんを抱 きしめたい。

 

僕・・・大野さんのこと・・・好きなんだけど?

 

気づいてるの?それとも・・・。

 

ぐ ぐっと・・・身をよ じって腕を出そうとした瞬間。

 

ぱっと・・・電気が付き部屋が明るくなる。

 

一瞬で・・・僕から離れた大野さん・・・の。

 

惚 けた様な・・・潤 んだ瞳に。

 

体の奥の奥がし びれた。

 

初めて見た・・・そんな表情。

 

くいっと。

 

乱暴に・・・ ク チ ビ ル を手の甲でぬぐう仕草に見惚れる。

 

あ・・・僕・・・も。

 

濡れてるのかな・・・ク チ ビ ル ///。

 

ちょっとだけあせって。

 

大野さんと同じように・・・手の甲でク チ ビ ル をぬぐった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大野さん!どこですか!」

 

「・・・ぁ・・・ああいる・・・ここに。」

 

「・・・教頭をクスリの所持で逮捕しました。校長にも連絡を・・・あっ。」

 

 

 

ベッドの下からはい出る大野さんに続いて。

 

はい出てくる僕を見て。

 

あ・・・と驚いたのは・・・え・・・松本さん?

 

 

 

「え・・・二宮先生は・・・共犯では・・・?」

 

「俺の送った動画は?」

 

「・・・。」

 

「松本。二宮先生は共犯じゃない。動画は?」

 

「ぁ・・・はい・・・若干見づらい部分もあったのですが・・・証拠としては十分かと。」

 

「ここ・・・この棚鑑識にやらせて。夜のうちに終わるように。生徒たちに気取られないで。」

 

「わ・・・かりました・・・。」

 

 

 

松本さんが・・・言いながらチラチラと僕を見てる。

 

大野さんは・・・凄い早口で松本さんに指示を出している。

 

え・・・松本さんも・・・公安?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの・・・大野さん。」

 

「・・・。」

 

「松本さんも・・・公安ですか?」

 

「・・・そうです。」

 

「・・・じゃあ・・・。」

 

「失礼します!」

 

 

 

大声を出しながら・・・保健室に飛びこんできたのは。

 

え。

 

櫻井さん?

 

なんで・・・櫻井さん?

 

もう・・・ね。

 

なんだか.

 

驚きすぎて・・・もう驚かない。

 

 

 

「大野さん・・これ・・・。」

 

「・・・。」

 

 

 

スマホを・・・何かの写真かな?・・・を大野さんに見せている櫻井さん。

 

僕がここにいることに気付いていない。

 

大野先生に・・・早口でまくしたてる櫻井さん。

 

 

 

「二宮先生が門を上ってたんです。」

 

「・・・。」

 

「これ決定的な証拠ですよね。」

 

「いや・・・二宮先生は共犯ではないので・・・。」

 

「は?え・・・あ・・・ああ!!!に・・・二宮先生!?」

 

「ども・・・。」

 

 

 

やっと僕に気づいた櫻井さんが・・・マンガみたいに飛びのいて驚いている。

 

櫻井さんも・・・公安?

 

・・・の割には・・・なんか・・・。

 

いや・・・うん。

 

何か違う気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「櫻井さんは・・・公安じゃないですよね。」

 

 

 

こそっと・・・大野さんに言う僕に。

 

 

 

「ええ・・・違います。」

 

 

 

そっと顔を傾けて・・・至近距離で囁く大野さん。

 

なんか・・・ね。

 

うん。

 

全部知ったことで・・・さらにはそれを知らない櫻井さんがいたってことで。

 

一気に心の距離が近づいたような気がする。

 

 

 

 

 

.

 

 

 

つづく

 

〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

作者のナツコです。

 

読んでくださって、ありがとうございました。

 

お話はまだまだ続きます。

 

毎日0時8時16時に更新の予定でございます。

 

最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪