愛情注ぐ理由はいらない~番外編23 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 

 

 

Side.O

 


「お腹いっぱい。」

 

「食い過ぎなんだよ雅紀。」

 

「松潤だって・・・肉すごい食ってたし。」

 

「俺肉食だし。」

 

「いやん///潤ちゃん♪」

 

「コウちゃん・・・嬉しそうにしないで///。」

 

「翔ちゃんもチョー肉食だもんね~♪」

 

「雅紀・・・お前酔ってるな///。」

 

 

 

ワイワイ言いながら。

 

片付けが始まる。

 

ここは・・・俺と和の新居。

 

引っ越しが終わり・・・みんなを招待した。

 

部屋もやっと片付いて・・・って言うか。

 

ほとんどが和が片付けてくれて。

 

あっという間にモノが片付いた。

 

家具も・・・実は新しく買ったのはベッドと小さなタンスだけで。

 

あとは。

 

洗濯機とか冷蔵庫とかそういうの・・・ほぼほぼ全部。

 

俺の家から持ってきた。

 

本当は全部・・・家具は新しくするつもりだったんだけど。

 

だって二人の新居で暮らすんだし。

 

でも・・・マンションを俺が買ったということと。

 

それから・・・買ったベッドの金額を聞いて驚いた和は。

 

急に・・・ホントに突然倹約家になった。

 

もったいないから・・・と言い。

 

お皿とか食器も。

 

自分の家から持ってきたりして///。

 

しかもけっこう高級なやつを///。

 

グラスだけは・・・揃いでちょっといいのを二人買ったけど。

 

でも・・・それくらいで。

 

あとは。

 

新しくモノを買う事はなかった。

 

だからと言って。

 

ケチと言う訳ではなくて。

 

必要な時にはちゃんとお金を使うけど。

 

そうでない時は・・・あまり使わなくて。

 

まあ・・・つまりは。

 

つつましやかだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう十分食べ終わって。

 

和と相葉はキッチンで洗い物をしている。

 

コウちゃんと松本は・・・同じくキッチンで。

 

作ってきてくれたケーキの飾りつけをしてくれている。

 

キッチンが広いから。

 

四人で立っていてもそんなに窮屈じゃない。

 

俺と翔君は。

 

少し薄めにウイスキーを作って。

 

リビングに座って・・・飲んでいた。

 

 

 

 

「まさか・・・。」

 

「・・・ん?」

 

「本当にさ・・・二宮君のお父さんに認めてもらえるとはね。」

 

「いや・・まだ・・・認めてもらえたわけじゃないけど・・・。」

 

「もう同じようなもんだよ。こうして一緒に暮す事許してもらえてさ。」

 

「・・・。」

 

「これ以上何をもって認めてもらうのかって話しじゃん。」

 

「・・・。」

 

「マジ・・・すげぇよ智君。」

 

「・・・。」

 

 

 

その少し乱れた言葉遣いでわかる。

 

翔君が酔ってるって。

 

そして・・・その視線が。

 

翔君の大事な大事な相葉の背に注がれていることが。

 

少しくすぐったく感じて。

 

俺も。

 

俺の大事な大事な和の背を見つめた。

 

少し丸まった背。

 

セカセカと動くコウちゃんで見え隠れする背。

 

艶やかな黒髪が。

 

相葉と話すたびに揺れる。

 

少し伸びたな。

 

もう・・・ドラマの撮影も終わったし。

 

夏に向けて・・・切るのも悪くない。

 

でも。

 

短くし過ぎると。

 

その・・・スベスベの首筋が丸見えになるから。

 

だから。

 

あまり切らないように・・・と。

 

前もって言っておかなくちゃ・・・と。

 

そんな事ぼんやりと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「って言うかさ・・・なんで・・・。」

 

「・・・ん?」

 

「二宮君・・・酒飲まないの?」

 

「・・・。」

 

「もう・・・二十歳の誕生日・・・2週間くらい過ぎてるでしょ?」

 

「・・・ん。」

 

「なんで・・・?」

 

「・・・うん・・・。」

 

 

 

そう。

 

そこに。

 

二宮さんとの・・・条件が関係していた。

 

あの日。

 

俺と和の関係を許してもらった日。

 

一つだけ条件がある・・・と言い告げられたのは。

 

「酒の飲み方は父親の私が教えるから。」

 

「私が許可するまで和也には飲ませないでください。」

 

そう・・・言われた。

 

だから・・・うん。

 

その約束は・・・ちゃんと守っていて。

 

いまだに。

 

和と一緒に酒は・・・飲めていない。

 

和も・・・ちゃんと守っていて。

 

学校のコンパとかでも。

 

まだ・・・飲んでいなくて。

 

つまり。

 

アルコールは。

 

父親の前でしか・・・飲んではいなかった。

 

 

 


.

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

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作者のナツコです。

 

読んでくださって、ありがとうございました。

 

最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪