Stand by you every moment~22-3 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 
 

 

 

大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

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Side.O

 

 

 

 

勢い込んで向かった院長室には。

 

院長はいなくて。

 

来客中だ・・・と言われる。

 

で・・・眼鏡をかけた・・・俺達にはニコリともしない秘書さんに。

 

待ちますか?と言われたけど。

 

いいって言って。

 

あの政治家のオペ・・・希望通りの日程で引き受けます・・・と。

 

用件だけ言って伝えてもらうようにして。

 

何かあったら電話を・・・と。

 

そう言って部屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのまま・・・戻ろうかと思ったんだけど。

 

そう言えば翔君も心配してくれていたな・・・と。

 

それを思い出し。

 

電話でも・・・と思った・・・けど。

 

ここから翔君の部屋はすぐだから。

 

失礼だったさっきの電話での事もあるし。

 

だから。

 

電話よりもいいだろう・・・とそのまま・・・部屋へと向かった。

 

いなかったらメモでも残しておけばいい・・・と。

 

そう思いながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

到着した翔君の部屋。

 

ノックして「入るよ。」と言って扉を開けたその先には。

 

・・・。

 

・・・。

 

抱き合うニノと・・・翔君がいた。

 

いや。

 

抱き合っていたのかどうか・・・よくはわからなかったけど・・・でも。

 

二人の体が重なっていて。

 

翔君の腕がニノを囲いこんでいて。

 

俺を・・・見たとたんに・・・ニノが。

 

さっと・・・翔君から離れたのが見えた。

 

え。

 

・・・。

 

・・・。

 

今の。

 

・・・。

 

・・・。

 

なに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頭が上手く働かない。

 

なんで。

 

救急にいるはずのニノが・・・ここに・・・?

 

いやそうじゃなくて。

 

どうして・・・二人抱き合っていて。

 

いや・・・抱き合っていなかったとしても。

 

今・・・慌てて離れた?

 

抱き合っていた事実よりも。

 

俺を見てあわてて離れた事実の方が。

 

ジワジワと心にしみをつくる。

 

まるで・・・二人だけの隠し事・・・秘め事を。

 

俺が見てしまったかのように思う。

 

驚きすぎて・・・今目の前で起こった出来事が。

 

目にやきついて・・・離れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬の・・・沈黙。

 

静けさ。

 

どれだけ・・・ニノと今見つめあってる?

 

そんな事もわからないくらい。

 

でも・・・ニノの見開いたその目は・・・俺からはよく見えていて。

 

なんでそんなに・・・驚いているのかって。

 

驚いたのは俺の方だし・・・って。

 

って言うか今。

 

何・・・してた?

 

・・・。

 

・・・。

 

なぁ。

 

何・・・してたんだよ。

 

ぐっと・・・握った手に力がこもる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

失礼します・・・と。

 

消え入るようなニノの声がして。

 

さっと・・・俺のわきを通り。

 

一瞬のうちにニノが部屋を走り出た。

 

無意識に・・・その腕をつかみそうになって。

 

意識的に・・・つかみかけた腕を降ろした俺。

 

ニノが出て行った扉が。

 

パタン・・・と閉じても・・・そのまま扉をじっと見つめていた。

 

時間がたつほどに・・・じんわりと。

 

黒い感情が心に広がり。

 

ドクンドクンと心臓が脈打つ。

 

まさか。

 

・・・でも。

 

いや・・・そうなのか?

 

違う。

 

そうじゃないだろ。

 

・・・でも。

 

ぐるぐると。

 

脳内で・・・めまぐるしく言葉が飛び交う。

 

院長室に行くから。

 

先に帰っていて・・・と言ったはずの俺。

 

はい・・・と言ったニノ。

 

でも・・・ニノは。

 

帰らずに・・・。

 

 

 

「智君?」

 

 

 

いやに冷静に聞こえる翔君の声。

 

ゆっくりと・・・翔君の方に振り返る。

 

その・・・優し気な顔。

 

俺は。

 

どうにも・・・心が落ち着かなくて。

 

一度だけ深呼吸をした。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なに・・・どしたの?」

 

 

 

明るい翔君の声。

 

今の・・・ニノとの事。

 

俺に説明する気はないのか。

 

しなくてもいいと思っているのか。

 

だったら聞けばいいいのに。

 

今何してたの・・・と。

 

ニノとどういう関係なんだ・・・と聞けばいいのに。

 

でも聞くのが怖くて。

 

答えが怖くて。

 

俺は聞けなくて。

 

ポツポツと話を始めた。

 

 

 

 

 

 

つづく