大宮さんBL前提のお話です。
苦手な方はご注意を///。
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Side.N
気持ちを上げながら夕飯を作って。
でも・・・全然連絡がなくて。
それでもお風呂も沸かして。
帰ってきたらすぐに入れるようにしていた。
櫻井先生からは2度ほど電話が来たけど出なかった。
大野先生に。
何度か連絡しようかと思ってスマホを手にしたけど。
なんて言ったらいいか・・・わからなくて。
先生からの連絡を待った。
日付が変わった頃。
もしかしたら・・・帰ってこないかもしれない・・・と思って。
泣きそうになる。
1時を過ぎた頃。
夕飯を全部ラップして冷蔵庫にしまう。
2時を過ぎた頃。
シャワーを浴びて・・また・・・少し泣きそうになったけど。
なんとか涙は流さずにシャワーから出て。
静かなリビングで一人・・・ソファに座る。
あの時のこと・・・思いだす。
失礼します・・・と言って。
さっさとあの部屋から出てしまった事。
今になって後悔している。
なんでもっと普通に話をしなかったのか。
あれじゃまるで。
・・・。
・・・。
逃げたみたいだ。
だって・・・そう。
後ろめたかったから。
大野先生の味方をするはずの僕が。
櫻井先生のお願いを聞いて。
でしゃばった事を言って。
もう説得は止める・・・と櫻井先生には言ったけど。
後ろめたくて・・・心苦しかったから。
もしかして。
あの政治家のオペの日取りの事。
櫻井先生から頼まれた・・・って。
気づかれた?
まさか。
僕と櫻井先生が手をくんでるって・・・ばれた・・・?
だって。
じゃなかったら。
戻って来るでしょ。
ここは。
大野先生の家なんだから。
なんで・・どうして。
大野先生は・・・連絡もしてくれない?
戻ってきてくれない?
先生・・・怒ってる?
・・・。
・・・。
裏で手を回す・・・みたいなこと。
多分・・・そういうの好きじゃないから。
だから。
怒ってるのかもしれない。
大野先生の知らないところで・・・僕と櫻井先生が。
何か画策しているかも・・・って思って。
グルなんだって思って。
僕のこと・・・あきれてるのかも。
もう・・・部屋で寝る気なんて起きない。
僕は・・・一睡もしないで。
ただただ・・・リビングで。
大野先生が帰って来るのをひたすら待っていた。
もう。
帰ってくるはずがないって・・・わかっていたのに。
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つづく