【春嵐】~大宮~4 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

ヘッダーアイコンはあみんさんよりお借りしております♡

 

大宮さんのBLのお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

 

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次の日も。

 

婚礼があるから・・・ホテルに向かった。

 

朝早い到着。

 

今日も。

 

大野さん・・・いるかな///なんて。

 

そんな事思いながら。

 

いつものように駐車場の荷台から花を台車へと降ろしていた。

 

台車を押しながら・・・駐車場から警備室へと向かう。

 

少し。

 

ドキドキする感覚。

 

不思議な感覚。

 

昨日・・・相葉さんにあんな風に聞かされてから。

 

大野さんへの感情が違ってきている。

 

好意を寄せられると。

 

その人の事・・・こっちも気になるんだね。

 

それが。

 

男だろうが女だろうが。

 

関係ないのかな。

 

好かれれば嬉しい・・・よね。

 

うん。

 

それは普通の感覚。

 

別に。

 

大野さんだから・・・じゃないよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おはようございます・・・と。

 

いつものように声をかける警備員室。

 

台帳書いておきますよ・・・と言われ。

 

お礼を言いながら部屋の中をちらっと覗き込む・・・けど。

 

室内に大野さんはいなかった。

 

・・・。

 

・・・。

 

ちょっと・・・なんなら構えていたから。

 

だから・・・なんとなく肩すかし///。

 

休みなのかもしれないし。

 

休憩中かもしれない。

 

もしかしたら。

 

どこかで・・・それこそ警備しているのかも。

 

とにかく。

 

今ここには・・・いない。

 

ちょっと。

 

残念だな・・・なんて思いながら。

 

そんな事思う自分にも苦笑いして。

 

重たい台車を押して進んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もB2での婚礼。

 

まだ・・・全然お客さんが来る前で。

 

ホテルのスタッフの方も着々と準備をしている時間。

 

なんとなく・・・ざわついている中で。

 

おはようございます・・・と小さく言って。

 

邪魔にならない場所に台車を止めた。

 

まずは。

 

床が汚れないようにビニールシートを敷く。

 

そこへ・・・持ってきた花を。

 

台車から降ろす。

 

けっこうな重さの。

 

枝付きの花を降ろしていると。

 

す・・・っと。

 

隣で・・・それを一緒に抱えてくれる人影があった。

 

え?と思って見上げると。

 

そこには。

 

 

 

「・・・櫻井さん?」

 

「・・・おはよ・・・お花屋さん。」

 

「ぁ・・・おはようございます。」

 

「これ重いね。」

 

「これ・・・一番重いヤツです。」

 

「あ~マジか。」

 

「フフ///。」

 

 

 

嫌そうにしながらも。

 

僕の手に負担がかからないように。

 

グイッと持ち上げてくれる櫻井さん。

 

この人は。

 

このホテルのホテルマンで。

 

マネージャーと呼ばれる立場の人。

 

主に婚礼や宴会を仕切っている人だった。

 

だから・・・よく会うし。

 

花の置き場所とかで相談したりもするし。

 

社交的な人だから・・・よく話もする。

 

ホント・・・この人もまた。

 

大野さんとは真反対の人だった。

 

 

 

「今日は・・・なんか花の色が渋いね。」

 

「そういうオーダーなんです・・・シックなのがいいって・・・。」

 

「へぇ・・・そんなオーダーも引き受けるんだね。」

 

「できるだけ・・・お客様のオーダーには答えるようにしています。」

 

「偉いね。」

 

 

 

櫻井さんは花束を一つ持ち上げ。

 

その・・・深みのあるオレンジのバラを見つめた。

 

image

 

花言葉は。

 

「信頼」「絆」。

 

僕は櫻井さんの横に並んで。

 

その花束を覗き込むようにして見つめた。

 

櫻井さん・・・花に興味あるのかな。

 

それとも。

 

こうして・・・コミュニケーションをとろうとしてくれているのかな・・・なんて思っていたら。

 

隣から・・・す・・・と。

 

櫻井さんの手が。

 

伸びて来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「葉っぱが・・・ついてる。」

 

「・・・。」

 

 

 

肩へと伸びて来た手。

 

ありがとうございます・・・と答えようとした。

 

その瞬間。

 

パン・・・とその手が払われ。

 

櫻井さんが。

 

櫻井さんの体が。

 

後ろへと引っ張られた。

 

 

 

 

 

 

つづく

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お話はまだまだ続きます。

 

毎日0時8時16時に更新の予定でございます。

 

最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪

 

 

 

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