大宮さんのBLのお話です。
苦手な方はご注意を///。
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「ちょっと・・・相葉さん?」
「・・・。」
「なに?大野さんがどうしたの?」
「そんな事言った?俺。」
「言ったでしょ///大野さんが・・・って・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「ニノちゃん・・・なんで・・・そんなに気にするの?」
「え?」
「なんでそんなに大野さんの事気にするの?」
「気にするって///だって相葉さんが大野さんがって言ったんだよ?」
「そうだっけ?」
「・・・そうだってば・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
噛み合わない会話。
無言の相葉さん。
なんか・・・ね。
すっごく気になる。
だって明らかに。
なんかあります・・・って。
顔してるから///。
このままでは言いそうにもないから。
違う言い方をしてみた。
「いいけど別に・・・言わなくても。」
「え?ニノちゃん・・・いいの?」
「だって相葉さん・・・言いたくなさそうだから。」
「言いたくないって言うか・・・。」
「・・・。」
「言うなって言われてて・・・。」
「誰に?」
「・・・大野さんに。」
「何を?」
「・・・ニノちゃんの事好きって。」
「・・・だ・・・れが・・・?」
「大野さんが・・・・・・・・・あーーー。」
「・・・。」
「あーーーやばいなーーー言っちゃったーーー。」
「・・・何それ///。」
「・・・。」
「・・・冗談・・・でしょ・・・?」
「・・・。」
「あ・・・好きって・・・その・・・そういう変な意味じゃなくて・・・って事だよね。」
「・・・。」
「そう・・・だよね・・・?」
「・・・。」
「そうに・・・決まってるよね///友人として・・・」
「違うし。」
「・・・え?」
「友人としてじゃなくて・・・愛してるって意味だし。」
「・・・。」
「ニノちゃんはどう思ってる?」
「ちょ・・・そんな急に///。」
「大野さんマジだし。」
「・・・。」
突然の事すぎて。
頭が上手く回らない。
ついさっき。
一緒にいた大野さんを思い出す。
無言で・・・警備室から出て来て。
さっと・・・台車を動かす大野さん。
エレベーターに乗り込んでも無口で。
花を降ろすのを手伝ってくれて。
僕の・・・飾りつけをずっと見てて。
・・・。
・・・。
ずっと。
見てた・・・?
それは。
それって。
そう言う意味・・・なの・・・?
「ランチ一緒に食ってるなんて知られたら・・・俺きっと殺されるよ?」
「・・・。」
「だからナイショにしてるの。」
「・・・。」
なんか。
・・・。
・・・。
本当なんだ・・・って思った。
って言うか。
男同士なんですけど。
そういうの。
・・・。
・・・。
なんとも思わないんだ・・・って思って。
・・・。
・・・。
驚いたけど・・・でも。
びっくりしたけど・・・でも。
なんだろ・・・この感覚。
全然イヤじゃなくて。
普通だったら気持ち悪いとか思うのかな。
でも・・・全然思わなくて。
あの・・・無口で。
愛想が全然無くて。
ぶっきらぼうなあの大野さんが。
僕を。
・・・。
・・・。
僕を・・・好き・・・なんて。
ふわっと。
心が上がる。
力を入れて・・・押さえつけていないと。
体から出て行ってしまいそうになるくらい。
今・・・心が浮き上がった。
そんな自分に驚いて。
そして。
・・・。
・・・。
ちょっと。
嬉しくなった。
つづく
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お話はまだまだ続きます。
毎日0時8時16時に更新の予定でございます。
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです♪
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