アマプラにて。
配信日に見終わっていましたが感想が遅くなってしまいました。
みなさんの感想にも後ほどお伺いします!
着地次第と書きましたが最後まで好きでした。
サスペンスとしてもヒューマンとしても
背景かなりヘビーなのに主役2人の漫才みたいな絡みがコミカルで
かと思えばどんどん絆が深まってく様子にうるうる。
キャストが地味なのだけで敬遠したら絶対にもったいないです。
騙されたと思って少し覗いてみてください。
止まらなくなりますよ
↑7話までの一言感想。
ほぼパクソンフンくんのことしか書いてない・・。
以下まあまあネタバレてます。
誘拐の日 全12話
娘の手術費用のため、やむなく誘拐を決意したミョンジュン。ところが目的の豪邸から飛び出してきた少女ロヒは記憶を失っていた。ミョンジュンはとっさに父親を名乗るものの、天才児と評判のロヒに口で敵わずこき使われる。そんななかロヒの家から両親の死体が発見され、ミョンジュンは殺人の容疑者に――。韓国で話題沸騰、巻き込まれ型ミステリー!
原作は小説だそうです。読んでみたいかも。
いやーこんな地味なメンバーでこんな秀作、すごいとしか言いようがないです。
着地次第ではと前回話していたのは少女ロヒの置かれた環境が本当に嫌だったからで
そこが後半メインになっていくとアウトかなという懸念があってのことだったんですがそんな陳腐な展開ではありませんでした。
どんどん舞台も展開も変わっていくので
途中で追っかけたのに飽きずにあっとゆう間に追いついてしまい
11話で泣いたという声が多かったので
11話の3分の1くらい見てあえて最終回配信日までとっておき
12話の前に2回見てから最後まで見届けました。
2人の身の上がどうなるか心配でしょうがなかったけど
とっても納得いく結末で大満足です。
制作発表の時はいくぶんしゅっとしてるから
おそらくだらしない雰囲気にするのにちょっと増量したんでしょうね。
へなちょこかと思ったらめっちゃ強くて意外過ぎてちょい笑いました。
愛情深くて粘り強い・・足りない頭脳を情でカバーなキャラクター
最高でした。
これからお父さん役にシフトしていくのかなーとしみじみ思いながら見ていました。
ロヒ役のユナちゃんは圧巻でした。
後半は刑事さんたちまでスパッと手なづけて
ミョンジュン(ユン・ゲサン)がおまぬけだからロヒに主導権を握られたわけじゃなかったことが明らかに
刑事さんたちまで続々ロヒの論調に組み敷かれておとなしくなるの最高に痛快でした。
下手すると生意気で可愛くない子にしか見えなくなりそうなのに
そこはともするとイライラ要因でしかないミョンジュンのだめだめっぷりと絶妙に相殺。
主演2人のケミのすばらしさによるところ
どんどん頭が冴えてくるのに相反し
ミョンジュンに対して子供の顔を見せるようになって。。
めちゃめちゃぐっときました。
ラスト2話
泣いたもん。
頼りの綱の我らが刑事さんは意外と腕力はなかった(笑)
ずーっとお顔に傷がついててやっと治ったと思ったらボコられ唇切れるみたいな。
身体張ってましたねー
この人がぶれずにミョンジュンを信じてくれてたので
最後はきっといい方向に向かうはずと安心して見ていられたのかも。
後半一緒に動く展開は待ちに待っていたのでわくわくしました。
ソンフンくんの「グローリー」とかの悪役イメージも今回少しは払拭されたかな?
硬派な刑事さん格好良かったです♡
脇も良かったです。
この弁護士さん大好きでした。
実はかなり大事なキーマンだったような。生きててくれて本当にありがとう。
こういう人が1人だけでもロヒの周辺にいて本当に良かった。
パクヘス風味のジェイデンの腹心も結構好きだった。
こういう無表情の中にちょい心の揺れみたいなのチラ見せしてくるニクいタイプ好きです。
ジェイデンはもっと小者かと思ってたら予想より悪くてちょっとびっくりでしたー。
まー彼も末端の駒なんでしょうけど。。
真犯人に関しては最初から怪しいと思っていたので特に感想はありません。
でもこのドラマは犯人が誰なのかが重要なわけじゃなく
むしろ納得のいく流れを魅せてくれたことのほうが私には重要でした。
結末については期待以上。
やはりちゃんと罪は償ってから。
明るい将来が見えてる前向きな感じがとても良かったです。
で、ラストカット。
あれなんでしょうね?
クローン?って思わず声出て終わりました。
しかしこれももう ロヒに明るい未来が待ってるんならどーでもいい。
やりたい人はどっか遠いとこで勝手にやってくださいってことで。
いろんな要素がたくさん詰まってて キャストが無駄なくシンプルに良くて
とても丁寧に作られている上質なドラマでした。