昭和36年にインスタントコーヒーが自由化され、
家庭でも気軽にコーヒーを楽しめるようになり、
同じ年に発売されたクリープは大ヒット商品になりました。
「コーヒーが薄くならず、ぬるくならず・・・」
発売当初のキャッチフレーズです。
それまでは家庭でコーヒーを飲む際、
マイルドにするには主に牛乳を入れていました。
入れていました・・・というより、それしかなかったのでしょうね。
これではせっかくのコーヒーも味や香りが薄くなってしまいますよね。
余談ですが、その頃の東芝コーヒーサイホンの説明書では
コーヒーにレモンを入れる飲み方も紹介されていました!
これって美味しいのでしょうか?
当時、森永乳業の提供で人気番組だった七人の刑事・・・
沢田部長刑事役の芦田伸介さんを起用したクリープのテレビCMを
思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
「クリープを入れないコーヒーなんて・・・」