左が私、頭はおかっぱで錦やさんの付下げを着ている
この時の着付けはホテルの美容室にお願いした
もうちょっと襟を抜いて、お太鼓ももう少し上がふっくらが好き
今は地下鉄の駅から歩いて5分だが、この頃はまだ地下鉄が開通前で駅から歩くと18分なので、深夜帰宅するときはタクシーを使っていた。
ある夜、こんな着物姿でタクシーにのりこんだら「銀座ですか?」
一瞬、意味が分からず黙っていたら「それとも新宿?」
どうやら、銀座か新宿のママさんorホステスの仕事帰りと間違われたらしい
別にいいんだけど、ぞんざいな口の利き方がイヤだったので黙っていた。こんなおかっぱ頭でお客さんの接待する人いないでしょう、運転手さん見る目ないわねえと心の中で思った。(まあ、髪を粋に結い上げてママさん稼業やってみるのも面白そうだけど)
あるいは、髪型なんか見ずに、着物だけちらっと見て冗談のつもりで言ったのかなあ。そうでもなく、非難がましい口ぶりだったけど。
人形町で作った付下げに上と同じ袋帯
遅くなるときはだいたいパーティの帰りだから、上のローズ色の付下げとかこんな薄いピンクの付下げを着ていることが多かったと思うのだが、こんあ格好でママさんor銀座のホステスが務まるか
なつです、いつもご訪問ありがとうございます。