辻が花の帯も、実はプロが継ぎ接ぎした帯♠ | あんねてのきもの日記

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ふだんのきものについて、出会った花々についてあれこれをつづります。

             

 

             

 

この帯は、いつもの友禅作家さんがの旦那様佐久。古裂を写したたもので、原画を図書館の大きな図録で見たことがある。古裂の名前をメモしていたのだありかをが忘れてしまったタラー

 

生地をいただいて仕立てに出したところ、名古屋帯で342センチしかなかったムキー

それで直してもらったところ、(冒頭の写真のように)40センチ手先を足して全長382センチにもなってしまったえーん

 

これで手先から胴の模様までは190センチになり、締めやすい帯と変わりが無い。

しかし、次のお太鼓の模様までが90センチ、締めやすい帯はここが80センチ、お太鼓の山まで背中で10センチ余らせることになる。

 

その上、お太鼓の山から垂れまで16センチ多いガーンだからお太鼓の内側で折りたたむことになる。

夏に作って、すぐに締めなかったので、文句も言えなかったが、縫った人は着物を着物を着ない方なのだろう。帯を自分で締める方なら、これがどんなに不便か分かると思うのだが。

 

              

 

というような訳で、色や模様は気に入っているのに、この帯は非常に締めにくい。

 

なつです、いつもご訪問ありがとうございます。

 

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