羽織の丈出しは難易度が高いらしい◆ | あんねてのきもの日記

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ふだんのきものについて、出会った花々についてあれこれをつづります。

 長く着物の仕立てで生計を立てていた友人がいる。ここ数年病気がちで、去年は2度も入院したのだが、元気になったので仕立ての仕事を再開したいという。ただ、数年やっていないので少し練習してから始める積もりとのこと。

 

                

 

 先日買った黒羽織は、半分ぐらい折り返しがあるので、うまくいけば77センチが100センチくらいまでは伸ばせるのではないかと電話してみた。少し多めにお金を払って、仕立ての練習の応援をしてあげよう、くらいの積もりだったが、ものすごく難しいのだという。

 

 素人の私でも、着物の裾切れを直すような訳にはいかないだろうとは分かっていたが……脇にマチが入っているし、襟も下まで伸ばさないといけないし……洗い張りして仕立て直す以上のお金がかかるそうだ。残念(ノ_・。) 仕方がないからこのまま着るしかない。

 

                    

 

 でも、考えたらグレーの長羽織もあったぞとデータを見てみたら、83センチで、それほど長くもなかった。こちらは素描で松竹梅が描かれていて、羽裏は美しい紅梅の図柄だ。

 

                       

 

 ところで、一枚増えたので、羽織を一枚減らす。この絞りは前から断捨離しようとしていたものだから、まずこれを寄付しよう。

 

                    

 


なつです。いつもご訪問ありがとうございます。                     

 

 

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