参議院でパレスチナの平和と解決のための外交を行うよう政府に働きかけると言う案件が、各党一致で採決されました。
パレスチナは、もちろんウクライナもスーダンもミャンマーも世界中どこであっても戦争紛争が、終結して平和になるようにと願っています。
これは、多くの人の願いだと思います。
久留米に行って来ました。
私が行った日は、最高気温34℃を超える猛暑日でした。
最近、ハマっているカフェ巡り。
久留米には、老舗のカフェがあります。
その中から今回は、ばんぢろとしのはら珈琲店に行って来ました。
この2店は、それぞれに個性があるお店ですが、徒歩5、6分という近距離にあります。
まず、裏路地のカフェ「ばんぢろ」。
駐車場の壁に店名が、書かれています。
味がありますね。
マスターが、頑固な感じでそこもまた、いいです。
なんだか、中原中也や太宰治が、屯していそうな雰囲気です。
久留米は、青木繁や坂本繁二郎が、集う街でしたが、
若き日の芸術家の無頼な空気感が似合います。
カウンター席に常連らしいお爺さんが、ひとり腰掛けていました。
ブレンドを頼んだんですが、ちょっと今まで飲んだことがない味わいでした。
久留米と言えば、現代詩では、「母音」を主催した丸山豊の街でもあります。
母音には、谷川雁がいて母音とは、別に「サークル村」を主催していましたが、
そこに石牟礼道子がいました。
「苦海浄土の」女流詩人です。
石牟礼道子が、水俣病の患者さんに寄り添い続けてその結果、生まれたのが名作「苦海浄土」ですが、
今、生きていたら彼女は、何をどう思っていたでしょう。
次、徒歩で直ぐそこ。(笑)
しのはら珈琲店。
こちらは、レンガ造です。
ぱっと見から「ばんぢろ」とは、違いますね。
どちらも「昭和」の色合いなんですが、違うタイプですね。
ばんぢろが、裏路地ならこちらは、表通りに面しています。
1階は、駐車場です。
ここも老舗の名店です。
お客さんは、若いカップル1組と女性たち7、8人のグループ。
女子会みたいです。
ブレンドとマロンケーキのケーキセットを頼みました。
ここは、サーフォンで入れてくれます。
のだ珈琲館と同じ方式。
いいですね。
カフェは、それぞれに個性があると、選んで行けるのでいいですね。
先日、テレビで女優の田中麗奈が、子どもの頃から「しのはら珈琲店」に来ていたって話をしていました。
そのとき、田中麗奈や博多大吉華丸が、座っていた席にカップルが、座っていましたね。(笑)
また、そのカップルの女性が、黒のワンピースを着ていていかにも大谷選手の奥さんを意識していますって感じでした。
そう言えば、この間の歌舞伎座の観劇でも黒のワンピース着た人、今までに無く見かけたように思います。
久留米に来ると、石橋文化センターに行くことが多いのですが、
今回は、青少年科学館と鳥類センターに行きました。
鳥類センターは、子どもの頃、行きたかったんですが、
それは、孔雀が羽を広げている姿を見てみたいと思ったからでした。
動物園にも孔雀はいますが、羽を広げているところには、なかなか行き会わせません。
一度は、羽は広げていたけれど、後ろ向き!
孔雀の後ろ姿って・・・それは、すごく残念ですよ。
青少年科学館では、展示物や実験を見ました。
思った以上に充実していました。
久留米の鳥類センターは、昔から孔雀で有名で初め1組のツガイの孔雀がいて
そこから今は、80羽いるそうなんです。
飼育員の人が、今は増やさないようにしているって言っていました。
繁殖していないんですって。
ですから雛もいません。
多いときは、昭和38年には、千羽に達したそうです。
千羽鶴じゃなくって千羽孔雀!
国内だけじゃなく、台湾や韓国、中国にまで孔雀のお裾分けをしていたそうです。
久留米名物になっていたんですよ、孔雀。
これは、フラミンゴ。
ガチョウやカモもいます。(同居している)
置物みたいに動かないペンギン。
気温34℃過ぎの猛暑日ですから孔雀も羽、広げんと思いましたよ。
あれ、広げるのって労力使いそうですもん。
今日もダメだろなぁと思っていたんですが。
ふっと横を見ると、
この方がぁ!
うあぁぁぁっぁ!
孔雀、羽広げとる。
よもや、よもや!
「ありがとう」「羽広げてくれてありがとう」
感謝の言葉を繰り返し、写真を撮らせて頂きました。
頭の中に音楽が、流れていました。
ジュディ・オングの「魅せられて」
ありがとう、孔雀さん。
(でも、孔雀の方は、私を威嚇していたのかもしれませんが、そこは、まぁ見られたんで)
(いや、そうではなく、求愛行動かな?もしかして孔雀に見初められた??)
雛が生まれていた白鳥さんは、バテ気味でしたが、
気がつけば、孔雀さんは、元気そうです。
インドだ、インド孔雀ですから猛暑は、平気よね。
白鳥さん、シベリアですから夏は、辛いよね。
孔雀は、涼しい顔、してますよ。
こっちが、バテてるんだ。
孔雀は、絶好調。
事務所の売店で瓶に入った孔雀の羽とフラミンゴの羽を買いました。
事務所には、オカメインコ、白文鳥、セキセイインコがいました。
ペットもいるんですね。
白文鳥は、真っ白でお餅みたいになっていました。
でも、最近まで換羽で頭が、ハゲていたそうで獣医さんに見てもらったら換羽だって言われたそうです。
今は、もう綺麗に生えそろって白餅、モチですね。文鳥。
いいときに来たのかも。
話は戻って
孔雀ですが、孔雀明王という仏様がいます。
孔雀に乗った仏様で大日如来の弟子で災難を取り除く方だそうです。
除去の担当は、貪り怒り無知。
仏教では、孔雀は聖なる鳥です。
言い伝えでは、孔雀の羽を玄関に飾ると、魔除けになるそうです。
私が子どもの頃、父が動物園のくじ引きで孔雀の羽を当てて来ました。
しばらく飾っていたんですが、引っ越したりなんだりでいつの間にか、無くなっていました。
ですからちょうど、良かったかもです。
今は、フクロウカフェに行ったときに買った白梟の羽が、見当たりません。
どこに行ったのやら。
忘れた頃に出てきよる、きっと。