博多座6月の歌舞伎に行って来ました。
夜の部、「東海道四谷怪談」です。
亡き母と博多座で歌舞伎が観たいねと言っていて
やっとその歌舞伎に行くことが出来ました。
母は、怪談とか、怖いのは、行きたくない質なのでこの出し物には、一緒に行くことはなかったと思うんですが。
なかなか、歌舞伎を観に行く機会ってないんで行けるときにエイヤァとアクションを起こした方がいいかも。
何せ、私が歌舞伎を観に行っていたのは、玉三郎さんや先代の猿之助の頃で
いつのこちゃ?!って感じですよ。
今の役者さんのことは、分かりません。
博多座には、去年の秋に「西遊記」で久しぶりに行ったんで
そのときは、お弁当を着いてから買いました。
美味しかったんですが、今回はデパ地下で先に準備。
デパ地下では、博多座に行きそうな人たちが、お弁当を買っていました。
観劇ってお弁当も楽しみです。
東海道四谷怪談は、伊右衛門に尾上松也さん。
なんだか、それって良さそう。
始まってまず思ったのは、やはり所作が美しい。
歌舞伎は、いいですね。
お岩役の尾上右近さんが、すごくいい仕上がりで驚きました。
こんなにいい俳優さんだったんだって目からウロコでした。
坂東彌十郎さんも出ていて安定された演技です。
NHKの「VRおじさんの初恋」をずっと観ていたんで
美少女ほなみ役の彌十郎さんが、哀愁があって気に入っていました。
思わず、「ほなみぃ」って心の中で思ってしまいました。
余談なんですが。
VRとかアバターとか、自分とは、まったく違う別キャラになっていることってあるあるでしょ。
あのドラマもそうだったんですが、
人って自分のなりたいキャラや好きなキャラになっているのかなぁと思うことしばしばです。
そうじゃなくって多くの人に好かれるキャラ、可愛がられるキャラを選択しているんじゃないかなぁって思ったりします。
世間やみんなを意識してしまう。
自分の選択じゃなくって世間やみんなの目や価値観を意識してキャラ選びをしている。
そんなことも考えたドラマでした。
久しぶりに観た歌舞伎は、仕掛けも面白かったです。
戸板返しに提灯くぐりですか?
鶴屋南北の名作ですからドラマ立てもさすがですね。
よく出来ています。
音羽屋、大和屋のかけ声に歌舞伎観に来たなぁって気分も盛り上がりました。
音羽屋が、尾上さんちで大和屋は、板東さんち、ですね。
母も歌舞伎や舞台が好きでしたが、
一番好きだったのは、亡くなったじいちゃんで場面をパッと見ただけで
なんの演目の何場か、すぐに言い当てていたそうです。
私は、ぜんぜんまったく追いついていないです。
じいちゃんには、適いません。
博多座から徒歩10分くらいかな。
菊竹珈琲堂です。
ケーキセットでガトーショコラとブレンド。
ここは、珈琲ももちろんですが、手作りのケーキやスィーツも評判です。
庭にサボテンの花が咲きました。
こちらは、パセリの花です。
パセリの後は、フェアリースターです。
パセリの花って初めて見ました。