氷雨の合間を縫って旧貝島邸、高宮茶房に行って来ました。
秋の紅葉の時期に夕べ散歩で伺って雰囲気が良い処だと思い、今回はランチで伺いました。
夕べ散歩では、夕方のライトアップや迎賓館でぜんざいのお接待を受けたのですが、
お屋敷の内には、入らなかったので一度、入ってみてお食事もと思ったのでした。
HPでは、地元九州の食材を使って丁寧に仕上げたお料理と紹介されていました。
行って見ると、平日なのに結婚式が、3組もあっていました。
皆さん、真っ白なウェディングドレスをエレガントに着こなして新郎新婦さんおふたりとも、とってもお幸せそうでした。
挙式と言うよりも結婚写真の前撮りだったかもですね。
大広間では、お食事会か、宴会が行われているようでした。
披露宴でしょうか。
とは言ってもお屋敷の佇まいに相応しく、至って静かでした。
スタッフさんが、忙しそうに往来されていました。
忙しくともとても丁寧な応対でした。
私は、茶房の方で静かにひっそりとお昼をいただきました。
こちらの茶房、茶房内からお庭が眺められます。
以前、秋に来たときに外から見たお屋敷の様子。
今回は、この中にいます。
九州の食材を使ったランチ。
自然な味わいを生かしてじっくりと仕上げている感じでした。
デザートは、ねじきりと八女茶を選びました。
和菓子とお茶は、いくつか種類が在って一つづつ選べます。
和菓子の名前は、「冬支度」と言うそうです。
田舎の民家のようですね。
ねじきりと聞いたので茶巾絞りなのかと思いましたが、そうではないようですね。
中は、煉られた白あんでした。
来たときは、すぐに茶房に通して頂いて待合室には、入らなかったのですが、
そこに貝島家や貝島炭鉱の資料があると言うことで見学させていただきました。
お屋敷の模型もありました。
小冊子が、置いてあり炭鉱の歴史や貝島氏の回顧録が、載っていました。
改めて貝島炭鉱が、社会貢献を行っていたことを知りました。
病院や学校だけでなく、保育園も作っていましたよ。
経営が、苦しい時も社会貢献の手を緩めなかったとも書かれていました。
また、ご苦労を重ねられていて初めは、野菜の行商をされていたそうです。
炭鉱運営も決して容易いものではなかったことが、伺えます。
目に留まったのは、戦時中に官営炭鉱となり国の所有だった頃のことです。
中国、河北省に進出したことが、書かれていました。
このことは、研究も遅れているそうで軍が、進出した後に中国との合弁会社が出来ています。
日本の近代史は、知らないことが多いです。
たぶん、故周恩来首相は、こういう日本と中国の事業のことには、詳しかったと思います。
日本の近代史に中国や韓国のことは、欠くことが出来ません。
うちの庭には、ユリも咲きました。
今の季節、ユリが咲くのはおかしいのですが。
しかも上を向いてラッパみたいに咲いています。(笑)
一見、ユリに見えません。(笑)
昨年の雪の日のこのユリです。
これが、今年に入って開きました。
雪の重みが、無くなったんで上を向いたのかなぁ?