うちの町内でも以前は、どんどん焼きをしていたのですが、時の流れとともに最近は中止になってしまっています。
なので
お正月飾りを燃えるごみとして出さざるを得ず、良くないなぁと思っていました。
しかし!
神事をしている処を見つけてうちのお飾りもいいですか?と尋ねると、快諾してくださり持ち込むことが出来ました。
他にも他所からも来られているようです。

 

  


良かったです。
やはりお正月のお飾りやお供えに使った品々は、粗末にならないようにきちんとお焚きあげして初めて年越しの区切りが、付くように思えます。

  

そして、1月7日。
太宰府天満宮に鷽替え神事に行って来ました。
毎年、7日に行われるのですが、今年は連休と重なって人出が多かったです。
それも若い人が多く、他所から観光で来られている方も多いようでした。
参道にもSNSで話題になったような処は、行列が出来ていて凄いことになっていました。
商工会議所の人たちが、北陸地震災害の募金をしていました。
この人たちも夕方以降は、祭祀の男衆になるんだろうなぁと思いました。


鷽替え神事の後には、鬼すべが斎行されます。
私も他所から来られた人と同じくらいに分けが分からず、あっちこっちをウロウロ、行ったり来たり。
で、鬼面飾祭りの会場で松明らしきものを見つけました。
そばにヤンキー風な若い人たちがいて飲食をしていました。
見張りの人かなぁと思っていたんですが、タバコとか吸い出しました。
松明のそばでタバコを吸うとか、ヘンかもしれんと思って「これ、鬼すべの松明ですよね」と話しかけてみると、ヤンキー風な女の子が「そうなんですか?」とか言って。
この人たち、知らないんだ。
他所から来た子だと思い「夜にお祀りがあるんでそれに使うんですよ」と話すと、「すぉごい!!」とか、言うんですよ。
「そばにいたらご利益あるかもしれないけれど、足で踏んだりしたらいけないよ」と言って置きました。
知らないから何するか、気になりますよ。

そもそもこの人たち、タバコを吸っても良い年齢に達しているのかさえも怪しい感じでした。

でも、そのことを言っても「二十歳でーす」と、戻って来る答えが、予想できます。

神事の松明に引き寄せられて来ていると思うのでワルガキなら神さまのお導きに出会っているのでしょう。

タバコを吸いたくなくなるだろうと思います。

現にタバコの火、消していました。

 

  

 

 

  

太宰府天満宮では、鬼面飾祭りで祭壇が出来ていました。
宮司さんによって設えられます。
同じ日に行われる大善寺玉垂宮の鬼夜では、鬼面尊師さまが、禊を行いますが、決してお姿を見ることは出来ません。
同じ日に行われる火祭り。
2つのお祭りにストリーを感じます。

鷽替え神事の結界が張ってあります。

 

  

  

 

 

  

日暮れて斎行です。
参加させていただきましたが、神さまの霊力を感じました。
凄いことが、起こりました。

最後に手許に来た木鷽に書かれた文字を見て驚きました。

詳しくは後。

  

鷽替え神事の後は、鬼すべ堂に行ったんですが、日が暮れてしんしんと冷え込みます。
お祀りまで2時間以上あります。
このまま、冷え込んでいたら低体温症で救急搬送されそうです。
これは、帰る。
帰ります。
(↑鬼すべ、見に来たんじゃないのか? 根性なしだなぁ)
こんな寒い中、2時間以上もジッとしていられません。
家でインコも待っています。
帰ります。

と、鬼すべ堂を後にして参道へと出ました。
そうしたら
すごい、人出。
皆さん、何か、囲んでいますが、人が多すぎてまったく見えません。
何か、祭祀が行われている気配だけがします。
後は、見ている人の背中&後頭部のオンパレード!

男衆の「通りますので道を開けて下さい」の声にやっと群衆が解けました。
すると、私は、自然と押し出されて前に消火用の箱がある処に立てて視界が開けました。
男衆たちが、持って歩き出したものは、火がついた松明でした。
この松明、鬼すべに持って行くんだと思いました。
祭祀は、松明への点火、火入れだったのかもしれません。
松明が、進むのを見ることが出来ました。
しかし、それは序曲にしか、すぎませんでした。

(写真は、暗くて写りがよくないのと、人の顔がどうしても写りこんでしまうので割愛します)

駅に向かって歩き、電車の時間まであるなぁと思ていると、遠くから「おんじゃ、おんじゃ(鬼じゃ)」の掛け声。
さっき行った男衆の一団が、戻って来た。
あの松明は、参道を清めたんじゃないかなぁと思いました。
と言うのも
大善寺玉垂宮の鬼夜の大松明も参道を清めるために動かします。
松明の火で参道の悪しきもの、災いを焼き払うのでしょう。

そして、違う方角からも男衆の声。
松明です。
この火は、鬼夜と同じように厄や災難を払うはずと思い、祭祀の列について行きました。
煙に当たった方がいい、浴びよう。
すると、松明の火で温まってぽかぽかして来ました。
先までの冷え込みが嘘のよう。

太宰府天満宮の鬼すべは、鬼役と鬼を守る警護隊に鬼を追う人たちとに別れていますし、いくつもの組があるようで男衆も一団が行ったと思うと、次にまた、別の一団と、祭祀が繰り広げられます。
思った以上に迫力があり大掛かりな神事でした。
これって鬼すべ堂でじっと待っていたら見れなったお祭りです。
帰ろうと思ったから見れたと言う不思議な巡り合わせです。
鬼すべを知っている人には、不思議でもなんでもない、当たり前なんでしょうけど。

鬼すべのクライマックスは、テレビニュースでも見たことがあって鬼すべ堂での火祭りは、勇壮なものです。
今度、もっと余裕を持って暖かくして出直しましょう。

松明に当たった後は、暖かく、ポカポカしたままで家まで帰り着きましたよ。
やはり御神火でしょう。
冷めませんでした。
ありがたいことでした。


福岡県警の被災地に派遣された部隊が、124時間後に90代の女性を救出したそうです。
女性は、会話が出来たそうで奇跡の救出と言えそうです。
現場は、諦めていませんでした。

被災地の状況は、決してよくありません。
遠く離れた私たちは、何が出来るか、考えながら見守りたい、お支えしたいと思います。

北朝鮮の金委員長が、見舞いのメッセージを出したそうです。
政府は、受け取ったとしていますが、なんか、戸惑いもあり疑いもあるようです。
住吉さまと八幡さまのお蔭ではないですか?
三韓と言えば、住吉さまと八幡さまが、お関わりになっています。
八幡さまは、菩薩さまで慈悲の仏さまです。
お働きがあったのでしょう。
ミサイル飛ばして違反行為連発だった、あの北朝鮮が、ですから。

日本との間には、平壌宣言もありますから。

冬になって食糧事情も厳しくなると、平壌宣言を無にしたくないと思うのではないですか?

北朝鮮も災害に見舞われる国ですからその辛さも分かるはず。

人工衛星、飛ばしましたから被災地の様子も分かるだろうし、日本の隅々まで見渡して北朝鮮より豊かで平和な国だと、分かったから平壌宣言は、フイにしたくないって思ったのかもですね。

新幹線や高速道路、各地の空港、ダムや人工湖などなど北朝鮮には、無いようなものが沢山あるんでカルチャーショックを受けたと思います。

こっちでも衛星写真を見ると、日本列島の処は、明るくって電気いっぱい、繁栄しているって感じです。

ひとりひとりは、節電に余念がない経済の冷え込みはありますが、防犯や安全対策を考えると、街灯は至る所に灯されています。

ホントに北朝鮮は、世界と仲良くした方が、懸命ですから。
住吉さまは、星の神さまですから私もお礼参りに行きましたが、
星付きの国、国旗に星の入った国には、お働きをお願いしたいものです。
北朝鮮、中国、アメリカ、イスラエル。
お星さまのお国ですから住吉さまのお力を是非とも注いでいただきとうございます。


鬼すべ神事の松明。

左右に揺らしながら参道を通って行くところです。

素晴らしいお祭りでした。