てんかん発作、心の葛藤 | ナッツのブログ 髄膜腫 術後の経過と日々の記録

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脳腫瘍(髄膜腫)で
2022/5/2 開頭手術。
2024/2/22 心房細動でアブレーション手術。
2024/5/21残腫瘍からの脳出血とてんかん発作。
その後の経過と、日々のちょっとしたことを気ままに書き残したいと思います。

昨日はMRIの造影検査に行ってきました。担当医が学会で不在な為、結果は来週になります。

今はビムパット(抗けいれん薬)とドンペリドン(吐き気止め)を飲みながら仕事してます。

それでも週に数回視覚発作が起きてる状態。


それでも原因が分かったことで、気持ちは落ち着いてます。

そんな今だから話せる心の葛藤。


3月下旬から毎日毎日起こる発作。

術前は朝夕1錠飲めば、発作は起きなかったのに…

飲み続けても、量を増やしても発作は起こる…

医師からは脳にダメージがあったので発作は起こる可能性がある。

医療者の立場からすれば理解できないことではない。


ただ現実には、薬を飲んでも飲んでも止まらない発作。量を増やせば気持ち悪さとふらつきで仕事に支障が出る。

いつまでこんなことが続くのだろう。発作を抑えるためにどんどん薬が増えたら、何も出来なくなってしまうのか?


けいれん発作が起こってしまうのは仕方がないと思う自分と、現実に起きている発作、この現状を受け入れられない自分との心の葛藤が続き、何度か家族に八つ当たりして泣いたりしていた。

60年近く生きてきて、こんな心の葛藤は初めて。

今回は残腫瘍からの脳出血が原因で、また腫瘍があった時のように脳を圧迫して発作が起きてる事が分かって、何故か気持ちがとても軽くなった。

脳出血もとても恐ろしいことなのにガーン


それにしても

現実を受け入れられないって、本当に辛いことだな。


こんな辛い思いを経験している人って、沢山いるんだろうなぁ…

みんな、どう乗り越えているんだろう、心の葛藤…。