こんばんは〜

 

【不動産ひとり社長】ですグラサン

 

私、20年超をサラリーマンとして

業種バラバラの4社を経験。

社畜時代に戸建て投資、区分投資を

重ねながら4年前に脱サラして

不動産会社を起業~

 

現在は一棟投資、太陽光発電所等の

不動産投資全般の大家業と

不動産仕入れ、再生販売の不動産屋社長

として何とか不動産で生きております♪

 

このブログは4人の子供たちへ

遠い将来の遺書代わりと

不動産の裏側を知りたい!って方の

一助になればという思いで

ぶっちゃけ裏話を綴っています(笑)

 

サラリーマンの副業や投資として

不動産をお考えのみなさんにも

役立つと思いますウインク

 

 

 

 

さて、このチラシを見て

ピンと来る方はいますかね?

 

 

あぁ~アレっすね~

 

分譲マンションにお住まいの方なら

お馴染みの『詐欺的チラシ』っすね(笑)

 

 

毎週ウチの営業マンたちが

チラシ撒きに行くんですけど、

「今日はこんなチラシが入ってまーす!」

と、他業者のチラシ写真を

送って来るんですよ~ゲラゲラ

(ウチは綺麗なカラー印刷で真っ当にやってます)

 

 

ちなみに同じ日に別の分譲マンションに

入っていたチラシがこちら

 

 

 

 

おわかりですか?

 

マンション名と希望金額は

変えてますけど

本文は同じでしょ?

 

 

しかもですよ

このチラシを投函している分譲マンション内で

売り出し中の部屋が有るにもかかわらず

平気でこんなチラシが入ってます(笑)

 

 

さすがにチラシを投函された

マンションの居住者は

こう突っ込むんじゃね?

チラシを入れているアンタさぁ。。

売りに出ている部屋は

買わんのかーい(笑)

 

 

ま、この手の詐欺的チラシは

いろんな地場業者が10年以上前から

手を変え品を変えながらやっておりますゲラゲラ

 

 

でもまだやってるってことは

こんなチラシに引っ掛かる方も

一定数はいらっしゃるんでしょうね。。。あせる

 

 

 

でもなぜ??

こんなことをするのか

お分かりにならない方は

コチラをお読みくださいグラサン

 

 

 

 

このチラシが投函されたエリアってのは

大阪市内の端の端っこであるウチの活動エリア。

 

そして何より驚いたのが

こんな端っこエリアなのに

このチラシを投函している業者は

この端っこエリアに縁もゆかりもない

遠く離れた都会エリアのど真ん中

にある業者なんですびっくりびっくり

 

 

不動産仲介ってのは狙いのエリアに

精通していないと成り立たないんですよ

 

相場も人流も分からず

人脈も無いエリアで

仲介業なんて出来るはずないんです

 

 

にもかかわらず、

都会の業者がこんな田舎エリアに

手を出してくる理由は

ただ一つ!

 

 

その業者が所在する

都会のド真ん中エリアでは

もう全く食えないからです絶望

 

 

 

まず、都会のド真ん中エリアほど

売り物件が少なく、買いたい人が多い。

     ↓

しかもその売り物件の大半は

財閥系大手仲介業者が物元になっている

     ↓

そうなると売れ筋物件は

大手物元業者が囲い込む。

     ↓

レインズに掲載されている物件も

物元業者だけがネットに掲載して

他業者のネット掲載は禁止にしますから

売り物件を預かれない

(物元になれない)弱小業者は

ただでさえ売り物件が少ない中、

買い顧客に紹介出来る物件が

事実上ほぼ無い状態になるので

手も足も出ない笑い泣き

 

 

売り物件を仲介として預かる(物元になる)、

もしくは自社販売物件を持つしか

仲介をやるネタすら無い状態になるんですよね。。。

 

でも!

 

物件がダブつき気味の端っこエリアなら

物元業者がそう簡単に両手取引が出来ないので

客付け大歓迎の「分かれ」取引に応じてくれますウインク

 

 

その結果、都会エリアで喰えない仲介業者が

どんどん田舎エリアに進出して

「分かれ」取引で糊口をしのいだり

何とかして売り物件を捕まえる為

詐欺的チラシを入れる行動になるんですね。。。。

 

 

ブツ(物件)さえあれば売れるような

過熱エリアほど、資金力とブランド力が

モノを言うので弱小業者では

全く食えないんですあせる

 

そしてウチの活動エリアであるC級エリアも

売り物件を求めて都会から下りてくる

不動産業者で大混雑。。ガーン

 

 

だからいつも言ってるように

弱小不動産屋ほど

景気が悪い時の方が

商売がしやすいんですねあせる

 

 

不景気の時なら

売り物件が増えるし

買える業者は減るので

(融資が難しいし)
 

上位業者達の網の目が粗くなって

おこぼれがボロボロと

落ちて来る感覚です(笑)


 

皆さん

不動産業界は相場も上昇していて

活況に見えるかもしれません。

 

甘い見通しの新規開業業者も

バンバン増えております

(特に異業種からの参入者はね)

 

 

でも実はこんな時期ほど

少ないパイの食い合いです絶望

 

苛烈極まりない弱肉強食の

ど真ん中なんですよポーン

 

 

 

昔、先輩社長がこう言ってました

不動産(売買系)で起業するなら

絶対に不景気の時やでぇ!グラサン

 

 

はっ?意味ワカラン。。。

 

聞いた当時はそう思ってましたが

今はよーく分りますニヤリ

 

 

昨今、めっきり不動産ブローカー的な

人は減りましたもん。。あせる

 

ブローカーがメシを食える時期も

不景気が基本ですからね~

 

 

ちなみに売買仲介業者が

重点エリアを考える場合、

必ず店舗の有る地点より

下側(弱いエリア)を狙いますびっくり

 

普通に考えると売りやすい

人気エリア(A~B級エリア)を

攻めたくなるんですが

コレは陥りやすいワナです(笑)


セオリー中のセオリーなんですけど

ほぼ失敗するのは目に見えてます。

 

やってみりゃ気づくんですよー

 

 

人気エリアほど比例して

売り物件が少ないですから

仲介なんて大手しかデキマセン。。

 

それに自分の店の有る場所より

上手(人気エリア)を攻めても

食えるわけ無いですから〜

 

だからウチは敢えて

大阪市内の端っこであるC級エリアに

棲息していて更に下手側(不人気エリア)を

狙ってるんですよね~グラサン

(ブツを集めやすいからねっ!)
 

 

不動産屋をやるなら

めちゃくちゃ大事なんですけど

こんな話は誰も興味無いですね〜ゲラゲラゲラゲラ

 

 

ま、自分がこのブログを読み返して

基本を忘れないように書いてるので

ご容赦下さいね~グラサン

 

 

おわり