こんにちは
見てくださってありがとうございます
父が亡くなってもうすぐ2年目の命日を迎えます✨
親しい人や愛するペットを亡くすことって、人生の中で避けては通れない一大イベント。
命と向き合うために用意された、とても大切なイベントだと思います✨
亡くなった直後は悲しみに打ちひしがれるしかなかったですが、どの位経った頃でしょうか…
ああ、本当に父とはもう二度と会うことができないんだ。
そんな風に冷静に考えるようになりました。
父の顔や声、口癖、思い出などの情報(=エネルギー)が私に残っているということは、よく言われる通り、父は私の中で生きているということです。
ただ、肉体としての父にはもう二度と会えない。
そう考えた時、
私ともお別れする日が必ず来るんだ!
と気づき、ハッとしました
「私」と言って考えている私は、自我とか意識と呼ばれる実体の無いエネルギーです。意識だけではこの現実社会に存在できません。
肉体のことを自分だと思ってはいますが、心臓の鼓動から、命を左右する病気から、大事なことは何一つ自分の意思ではコントロールできない。
どこかで、「私」と「肉体」は別モノだとも感じています。
だからこそ、私はこれまで何度も、「もっと綺麗に生まれたかったよ」と嘆きましたし、「自分なんか◯ねばいい」と平気で考えもしました。
大なり小なり、肉体を傷つけるようなことを誰でもしてきたのではないでしょうか
けれど、いつか必ずこの肉体とお別れする日が来るのだと実感した時、とてもとても寂しくて涙が出ました
そんな大切なことに向き合わずに生きてきたのですね〜…
暗闇の中で何も見えなくなって意識だけになり、不安で不安でたまらない夜。そんな夜が何度もあるでしょう。
でも朝になると当たり前のように鏡に映る自分に出会えてきましたよね
他に誰もいなくても、自分の肉体さんだけはずっと一緒にいてくれました
寂しい意識を慰めようと微笑んだりしてくれる
綺麗じゃなくても見慣れた不器用な笑顔です。
そして生命力で、生きよう生きようと私を引っ張ってくれる。
その私にもう二度と会えなくなるんです!
肉体を捨てた後、エネルギーに戻って、また生まれ変わるかもしれません。
でもその時に出会うのは別の人。
私が死んだら、とにかくもう二度とこの私には会えないんです。
父の死がそれを気づかせてくれてから、私は、私の肉体さんと生きられる残りの時間を全部楽しもうと思いました
いつもこんな風に肉体さんに話しかけています。
この地球で、できるだけ長く一緒に、素敵な思い出をいっぱい作ろう