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4万円だった日経平均は、現在は3万7千円にまで下落してきた。
やはり、河合が過去記事で予測してきた通り、占星術上、日経平均株価の上昇が継続していくと言うことは無理があったと言える。
しかし、大衆やマスコミはNISAのおかげで日経平均は5万円になるだの、10万円になるだのと威勢が良かった。
馬鹿な買い煽りを受け、株式で爆損、退場した者もいる。
占星術を知る河合から見れば、あまりに荒唐無稽も度が過ぎていたように感じた。
相場は、大抵は大衆の予想の逆を走る。
日経平均株価は、一旦は3万円割れにまでなる可能性がまたしても高まったと言える。
短期予測を苦手とする河合だが、この件に関しては何とか当たって良かった。

イラン・イスラエル情勢で株式が下落したのは、やはり火星と土星が水瓶座で接合したからである。
そして、11月の大統領選以降の数ヶ月は、土星が水瓶座をトランジットしたまま、火星がそこにアスペクトする。
だから、株式は騙しの上昇局面もあるが、来年までは大局的には下落トレンドである。

私は
「株式は全て売れ、安全資産の仮想通貨と日本円をかき集めろ」
と何度も警鐘を鳴らしてきた。
新NISAは来年からやれば良い。
今、新NISAをやるのは危険である。



そもそも私は6年前から、仮想通貨を買えと主張し続けてきた。
ビットコインは40万円の時であり、現在は1000万円の価値になっている。
イーサリアムは1万円の時であり、現在は50万円の価値になっている。
仮想通貨は安全資産だと述べ続けてきた。
だから、河合の記事を数年前から見ている読者の多くは儲かっている(我が家の両親みたいに、仮想通貨を断固拒絶する者でなければの話だが)。

「ビットコインは1000万円だから高い、バブルだ」
と思うのは全くの素人の考えだ。
ビットコインは数千万円まで、下手したら1億円まで上昇していくだろう。
何しろ、今後の価格大上昇をもたらす半減期を無事通過し、現物ETFも世界各国で取り扱いされてきた。
仮想通貨は暴落リスクもあるが、米ドルや日本円等の法定通貨の減価リスクの方がはるかに恐ろしい。

また、来年2025年の2・3月の仮想通貨保有者の運勢は非常に良い。
割高でバブルなのは株式で、仮想通貨は割安である。
株式が今年の年末年始に大暴落し、ドルと株式からの逃避資金が来年の年始に仮想通貨に流れるかもしれない。
米大統領選後の混乱と半減期と現物ETFがそれを促進する。



最近仮想通貨が上昇していたので、数年前に河合のブログを見て、仮想通貨を購入したお客様から感謝された。
資産が増えたそうだ。
しかし、これは長期的な占星術予測だから可能だった、ラッキーな芸当に過ぎない。

実際、私もお客様の資産が数年間かけて増えることは数年前に予言できたが、細かい資産推移は全く予測できてないし、むしろ資産が爆発的に増加した細かい時期に関しては外れている。
つまり、占星術では長期的な運勢の良い時期・悪い時期は予測しやすいが、短期的な運勢の良い時期・悪い時期は外れやすいのだ。
これは、他のお客様との様々なご報告からも実感している。

実際、私の言うことを聞いて仮想通貨を購入された複数のお客様からは、似たようなこと、つまり長期的には資産が増えたから良かったが、短期的には、資産が大きく増加した時期は、河合が予言した時期とズレていたではないかとのご報告があった。

確かに、これは今後の私の研究課題の一つであり、短期的な時間軸のズレが致命的になりかねないケースに備え、更に予測精度の向上が求められる。

私は日経平均株価自体についても、今後は20年〜30年間は大局的には上昇相場が続く(日本建国図のマハダシャー金星期・太陽期、射手座期・蠍座期・天秤座期・乙女座期と言う金運の良いダシャーが続くから)と予測しているが、それは長期的運勢だから読み取れている。
日経平均株価も長期予測はしやすいが、短期予測は難しい。
未来予測は、短期的な運勢になればなるほど、予測は非常に困難になる。



私は様々な戦国武将が好きで尊敬している。
しかし、戦国武将は手痛い敗戦から多くのことを学んで、後の合戦で勝っていることが多い。
例えば、織田信長は第一次木津川口の戦いで敗れた経験から、鉄甲船を作って、第二次木津川口の戦いで勝利している。
様々な失敗から、改善する必要がある。
信長は、美濃攻め、朝倉攻め、長島攻め、本願寺攻め等の無数の敗戦から、天下統一寸前まで歩を進めた。
武田信玄も上田原の戦いで、徳川家康も三方ヶ原の戦いで、豊臣秀吉も播磨攻めで、明智光秀も丹波攻めで酷い敗戦を喫している。
天才と言われた武将達ですら、失敗と学習の連続なのだから、凡人の私は様々な予測の失敗の連続から学んでいく必要がある。



私は大谷翔平の結婚時期予測についても、1年程度ズレてしまった。
確かに占星術の配置からして、そろそろ結婚するだろうとは思っており、実際に大谷翔平が結婚したまでは良かったのだが、時期がまたしてもズレが生じた。

実際に私のお客様でも、私が予測した時期とズレて結婚された方がいらっしゃる。
インド占星術では、ヴィムショッタリダシャーのMD、チャラダシャーの第一段階では私の予測通りで、四柱推命では大運の切り替わりでご結婚された。
しかし、私はかえって細かい年運を予測で重視した為、今付き合っている方とは、実際にご本人がご結婚された時期よりは、2年後に結婚するのではないかと伝えていた。
無駄に細かさにこだわって、かえってズレが生じたと言える。



しかし、結婚予測の難しいところは、占術毎にいつが結婚の基準点となるかが明白ではないと言う点で、私自身もこれに大変悩んでいる。
例えば、紫微斗数では、結婚相手と出会う時期は、大限夫妻宮からの飛星Aが最重要で、次善は飛星Cらしい。
また、天喜・紅鸞軸等の桃花との兼ね合いもある。
つまり、結婚した時期より、最初に結婚相手と出会った時期が重要みたいだ。
一方のインド占星術では、実際に交際関係や結婚生活を過ごした時期が重要になる。
このズレの修正は大変困難で、大谷翔平の結婚報告にもまたズレたかと思った。



大谷翔平に関しては、3年程前から付き合っていただのと言われているが、占星術的にそれを解説するのが論理的に難しい(占星術サイトによくある、結婚事後のこじつけ解説は可能なのだが、他の様々な結婚事例と矛盾が出てしまう。事後解説はどうしてもこじつけ解説になりがちであり、事前の予測の困難さとはレベルが全く違う)ので、結婚発表後も生徒様や読者様が混乱するだろうから、記事にはしていなかった。
生徒様や読者様に悪い読解の癖がつくからだ。
そういうイレギュラーなケースは、私はあまり記事にしない。

おそらく、大谷翔平とその奥様は遠距離恋愛で、かつマスコミやメディアの報道をかわす必要があった為、いろいろと隠す必要があり、そこまで結婚が強く表示されていなかった面もあるかもしれない。
あるいは、表示のされ方が、他の一般的な結婚と違うと感じた。
この大谷翔平の事例みたいな遠距離恋愛・秘匿恋愛と一般的な交際や同棲では、どのような違いがあるかについても更に研究と検証が必要である。



とりあえず、今回短期的な日経平均株価暴落予測が的中したのは、やはり過去の数々の予測失敗からの学習の成果が多い。
未来予測の精度向上には、多くの未来予測の失敗が必要と痛感した。