令和二年2020年あけましておめでとうございます
ということで
令和２年の大河ドラマ『 麒麟がくる (きりんがくる)』から
以前ソロソロ主役が観たいといっていあ明智光秀(あけちみつひで)さんをカキカキ
なんでかは知りませんが(
)放映が遅れたことで注目されてますねぇ
明智光秀さんは主君織田信長を突如裏切って本能寺で襲った事で有名ですが
歌舞伎などで、武智光秀(たけちみつひで)の名で、主君小田春永(おだはるなが)にいじめられるのに耐えかねて
ついに堪忍袋の緒が切れて謀反を起こすという悲劇の主人公役を割り当てられていたりして光秀同情論が昔から多いのですが
逆に本来の（）”裏切り者”の役どころが最近とみに疎かになってやしませんかぁねぇと気になる
光秀は裏切り者として不当に評価を歪められているーってまくらで始まる話を多数みますがぁ
イマドキ裏切り者としてしか評価していない話なんてマンガでもお目にかかれないような･･･
（むしろ裏切り者なのに全く批判に晒されない前田利家さんの方がある意味ヨッポド酷い・・・）
・・・と本来の役割が軽んじられている現状に警鐘鳴らすため(
)以前の浅井長政さんと同じく悪役(ヒール)で描いてみたい衝動にかられて描いてみたぁ
デッビール
まぁ信長さんより年齢うえだったので、実際に惟任日向守を名乗ってた頃は結構なお歳でしたでしょうがねぇ
伝わる肖像画が美形で若々しいからまぁしかたないかなぁ
明智光秀（あけちみつひで） 信長襲撃時は惟任(これとう)の性を名乗っていた
宣教師ルイス・フロイスの明智光秀評より
「彼は裏切りや密会を好み、刑を科するに残酷で、独裁的でもあったが、それを偽装するのに抜け目がなく
戦争においては、謀略を得意とし、忍耐力に富み、計略と策謀の達人であった」
と、戦に強いだけでなく謀略計略の達人と伝えている。
実際、本能寺の信長襲撃の際も
「特別な任務を帯びたものが兵士とともに内部に入り、ちょうど手を洗い終え、手拭いで身体をういている信長を見つけたので、直ちにその背中に矢を放った～～」（フロイス 日本史）
・・・と完璧を期すため突入部隊に特殊部隊を編成していたといい、
敵味方の識別についても
「明智 信長打ち申すとき火急の事に候間 信長の衆は足袋脚絆も仕まつりなくて」（守安公書記「大坂関ヶ原丹後伊賀留写記 寳 享保二十年乙卯十一月吉日 壹」）
と、寝込みを襲う奇襲という性質から、脚絆などの装備をしていない者を容赦なく攻撃せよと細かい指示を出すなど
信長襲撃に抜かりがない完璧な態勢で望んでいた様子が伝わっている。
（『戦国なるほど人物事典-100人のエピソードで歴史の流れがよくわかる（泉秀樹）』 『（2019/12/29放映）新設！所JAPAN～信長ミステリーSP～ 磯田道史氏』）
性格も上記のような印象をもたれ、虐殺呼ばわりの延暦寺焼き討ちで主要な役割を演じたりしたのも
明智日向守光秀さんという人物の側面ですので
そのあたり今度の大河はどう料理するのか楽しみですね
まぁ大河ドラマだからまるっきり悪役にはできないでしょうがぁ
あまりに一方的なステロタイプな物語にはしないでほすぃょなぁ
・・・と、不安と期待ないまぜにして本格戦国ドラマのお目見得をメチャ楽しみに待っておりまする
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