藤原頼長 | ナツレのツレヅレなる何か

藤原頼長

最近お絵かきしてなかったんですが大河ドラマ『平清盛』観てたらなんとなくお公家さんが描きたくなりチョチョっと落書き

いちおドラマの藤原頼長(ふじわらのよりなが)のイメージ
大河では、『新選組!』の土方歳三、『二人の軍師』の竹中半兵衛、くろねこルーシーなどのドラマで活躍され、ナツレもごヒイキの山本耕史(やまもとこうじ)さんが演じられていて、これまたカッコイイ
・・・って、もっとも役中ではお亡くなりになりもう出番ありませんが


ところで今年(平成24年)の大河ドラマ『平清盛』は視聴率がふるわないそうで
話がたしかに最近の流れのファミリードラマ風大河っぽさを踏襲していて歴史ドラマとしての骨太な流れからは遠い作風で展開されています
親しみやすくする為か主人公をチョット軽く作りすぎちゃったきらいはカンジます

個人的には結構“お公家さんキャラ”がここまでたっているドラマってなかなか観たこと無かったので、宮中のシーンなどは思わず見入ってしまってます
チャンと眉を落としていて化粧してなおかつそれぞれキャラが立っているっていうのはナカナカこれまで無かったのではと

ただ、女性貴族の方も眉落とした化粧の人がもっといて欲しかったかなぁ・・・
最初出てきた北条政子(ほうじょうまさこ)役の杏(あん)さんとか、堀川局(ほりかわのつぼね)のりょうさんとかが眉落としたメイクだったけどどちらもメチャ格好良かったしぃ

この山本耕史の藤原頼長の父 藤原忠実(ふじわらのただざね)役の國村隼(くにむらじゅん)さんや、同じく兄 藤原忠通(ふじわらのただみち)役の堀部圭亮(ほりべけいすけ)さんの3人が揃ったらそれだけメチャクチャ緊張感醸し出されてて私ゃ画面に釘付けです

他にも、藤原家成(ふじわらのいえなり)役の佐藤二郎さんや、最近場面多くなってきたドランクドラゴン塚地武雅(つかじむが)さん演じる藤原信頼(ふじわらののぶより)なんかも良い味だしていて大好きです

ちょっと武士がファミリードラマ的な感情むき出しの分り易い描き方になっているので、その分むき出しで感情表さない貴族の方が格好良くみえちゃうっていうのもあるかもしれませんが
(それ故、國村隼さん演じる藤原忠実が息子頼長の死に感情むき出しにするシーンが際立ってました・・・)
このドラマのお公家さんはみんなキャラ立ってますので必見 
お公家さん萌えには堪らないドラマかと

ファミリー向けなら平成23年大河の『江~姫たちの戦国~』くらい割り切った方が観る方も入りやすかったンでしょうネ
シナリオはファミリー向け、演出は重厚なカンジっていう、ちぐはぐな作りにどちらからも敬遠されちゃったようでもったいないですね

オープニングなんかこれぞ大河ドラマ~ってカンジが溢れてて近年で一番好きなんですけどね



藤原頼長(ふじわらのよりなが) 官位:左大臣
平安末期の藤原摂関家の長。
「日本一の大学生」と呼ばれその見識の高さで知られたが、苛烈な性格や改革指向からその官位 左大臣を揶揄し「悪左府(あくさふ)」と呼ばれた。
後の政争の中で保元の乱を起こしたが破れ、失意の内に死去(自害と伝わる)。