ということでやっとです。ここでやるって書いていた実験をやりました。

というか、過去に似たようなこと、やっていたんですけどね。

あの頃はピッチとかカラオケカラオケの点数100点がどうなるかをやってみたんだっけか。今回は声枯れの対策になるかどうかが焦点ですね。

 

やってみた結果、なかなか声が枯れなかった

いやー、意外とここが大変でしたよ。

BEAMを固定できている歌い方だと、なかなか声が枯れないから、無理させるためにいつも歌っている曲のキーカギを1つ2つ上げる上矢印とかやってました。

で、新しい発見。キーカギを1つ2つ上げ上矢印ても意外と歌える

これ、マジ。びっくりびっくりした。やっぱり、BEAMを固定できる歌い方とか、基礎がしっかりできていれば、少しぐらいキーカギ上がっても意外と対応できるものなんですね。

まあ、たまたまこの日の調子が良かったという可能性もありますがね。

いつもは最高音F#4なのにG#4とか出してましたから。あ、そんな高い声出るんだ。ってね。

 

で、3時間高音で歌って喉ガラガラになってから、この対策。

結果は…

 

まずはビフォー。久しぶりのJAM

最後の方でつらくなる曲といったら、これですからね。

ただ、音域的にはそこまで広くなく、C3からF4のようです。

 

で、対策なしのアフターがこれ。

ガラガラ声になりながらも音程音符正確率74%をゲット。

録音した声を聞きましたが、ひどいものです。

最低音と最高音がそれぞれ出ていない状態ですね。

 

では対策するとどうなるか!?

そうですね。事前に予想してみると、音域は回復し、音程音符正確率もこれと同じぐらいか少し上がる上矢印ぐらいかなと思います。

いや、以前やってみたら音程音符正確率が微妙に下がった下矢印ので、音程音符に関してはあまり期待できないか。

 

え…ガーン

以前は音程音符、誤差の範囲内だったのに、これじゃあ明らかな誤差じゃん。

音域としても、低音は回復しているけど、ファが出なくなっています。あーこれ、かつての音域だ。

ということは、大方予想つくかな。お尻に力筋肉を入れることによって、BEAMが固定できなくなった。そういうことだったんですね。かつてのBEAMを固定しない歌い方になったため、音域が下下矢印にシフトしてしまいました。

当然、BEAMを固定することによって得られる恩恵も受けられなくなるため、音程音符正確率も下がり下矢印ます。

ただ、そんな状態でも高い声を無理に出そうとしたため、リズムドラムがだいぶ遅れた判定になっています。

録音した声を聞いてみると、だいたいそんな感じです。対策なしより苦しそうでしわがれ声でした。

しわがれ声ということは、声枯れ対策になるどころか、声枯れ促進になっていますね。

 

ということで、結論。

お尻に力を入れることは声枯れ対策にならない。

それどころか、逆に声枯れを促進させるので、絶対にやってはいけない。

とまとめておきましょう。

きしゆかさんのときと合わせると、音程音符も合いにくくなるので、お尻に力筋肉を入れた発声は全く良いところが無いんですね。

 

夏夫的に怖いなーって思うのが、きしゆかさんと小唄ch、違うところで同じトレーニングダンベルが推奨されているところなんですよね。

実際にやってみると、効果が無いどころか逆効果となるのに、2人のボイストレーナーが薦めているから、信憑性の高いトレーニングダンベルだとみなされがちなんですよね。

普通、インターネットで何かを調査するってなったときは、別のサイトも参考にして書かれていることの真偽を考えるじゃないですか。だから、今回の方法も本当は逆効果なのに効果があると信じてしまいそうだな。というのが怖いところだと思いました。

あれだな。「舌根を下げる」とか、そういうのも同じようなものですね。

ホント、何を信じていいか、分からなくなりそうですね。ショボーン

まあ、ボイストレーナーは騙す気がないとは思いますけど、もしこれがお金札束取って生徒に教えている内容だとしたら、大問題ですよね。いくら騙す気がないとはいえ、お金を取るということは、それなりのクオリティが保証されるべきだし、そのクオリティに達していない、言い換えれば、指導力不足なんだから、お金札束を取って教えるべきものじゃないですね。そんなもの、生徒側からすれば騙されたのと同じですよ。