こんな動画カメラを見つけた。

 

コウタローって岬めぐりかよ(しかも今日は日曜日太陽でウイークエンド)

音程音符の改善方法の動画。今日はこれの真偽について議論していこうかなと。

前々回あげたこの記事の続編みたいにはなりますが、この問題って本当に多くの人が悩んでいるショボーンんだなと改めて思いますね。

 

最初に結論をあげると

間違っているバツレッドバツレッドバツレッド

と思います。

長い動画カメラだからか、ツッコミどころいっぱい。

 

最初の分類、フラット下矢印とフラフラギザギザ。まあこれは良いでしょう。

6分0過ぎのところで、フラフラギザギザ地声が鳴ってないと言ってますが、果たして本当でしょうか?

そもそも音程音符がフラフラギザギザしているのって、身体に力筋肉が入っているか、一定量の息を吐き続けられていないかのどちらかしかないと思うんですよね。

裏声であったとしても、身体の力筋肉が抜け、一定量の息を吐いていれば、音程音符はフラフラせずに安定します。

 

 

こんな動画カメラあった。

声こそ気持ち悪いかもしれませんが、音程音符はどうでしょうか?フラフラしていますでしょうか?

 

そんなもんなんですよね。

むしろ裏声の方が音程音符合わせる筋肉筋肉動いて音程音符が安定するんですね。

ここでも書いたけど、整体が神業的な振動ギザギザをしているから音程音符ができているわけで、その振動ギザギザを細かく制御できるのは身体の緩慢な動きではなく、結局は整体(周囲の筋肉筋肉)。

地声で歌うカラオケとよくオートビブラートギザギザが入りますが、裏声だとほとんど入らないのもその証拠です。

よくオートビブラートギザギザ入っちゃう人はこの動画カメラみたいに一回、裏声で全部歌ってみては?裏声で一曲歌うのもちゃんとした練習です。大勢でカラオケカラオケ行くと動画カメラみたいに引かれるかもしれませんが、コメント見ていたら案外みんなやっているので、そのうち一人カラオケカラオケみたいに定着するかも!?

 

なぜ地声で不安定になるかというと、地声って低い下矢印ですよね?

低い下矢印ということは周波数ギザギザが小さいわけですから、身体の緩慢な動きでも容易に音程音符が変わってしまいます。

音程音符のマッピング(どの周波数がどの音階に相当するか)が低周波ギザギザであれば細かいというのも影響しているかな?

どういうことかというと、1オクターブ上上矢印の音は周波数2倍、1オクターブ下下矢印の音は周波数半分でしたよね?

オクターブが同じの任意の音を2つ取り、その周波数ギザギザをそれぞれa、bと置きますか。数学的に書くとa<b<2aみたいな感じになりますね。

2つの音音符の周波数ギザギザの差はb-aです。

では1オクターブ上上矢印はというと、周波数ギザギザが2aと2bに変わります。

すると、この2つの音音符の周波数ギザギザの差は2b-2aとなり、同じ音名なのに周波数ギザギザの差が2倍になっています。

 

記号じゃ分かりにくいので具体的な音にしますか。例えばaを=440Hzとして、そのの20Hz上上矢印の音音符をb=440+20=460Hzとしますか。

周波数ギザギザの差は460-440=20Hzです。つまり、を出そうとして20Hz上上矢印にいっちゃうとじゃなくなっちゃうバツレッドってことですね。

1オクターブ上上矢印を考えます。かなり高いですよね。歌カラオケには滅多に出てきませんね。

元のが440Hzだったので、1オクターブ上上矢印は440×2=880Hz

元々周波数ギザギザがbだった音の1オクターブ上上矢印は周波数ギザギザ2bだから460×2=920Hz

その差は920-880=40Hzと、1オクターブ上上矢印の場合、から20Hz上上矢印にいってものまま(bの周波数ギザギザの音がラ#だった場合)なんですよね。(厳密にはラ#の中間か)

 

なので、低周波下矢印だと例えば数十Hz刻みで次の音になっちゃうところが、高周波上矢印だと100Hzとか200Hzにならないと次の音にいかないというマッピングになります。

だから身体の緩慢な動きの数Hz程度の影響は高周波より低周波の方が大きいといえますね?

だから、低い声である地声は安定しないのです。

 

なんとなく地声より裏声の方がフラフラギザギザして聞こえますが、それは音程音符がフラフラギザギザしているわけではなく、力筋肉が抜けて頼りなく聞こえているとか、音量がフラフラギザギザしているとか、別の要因でフラフラギザギザしているものと思われます。

 

実際に安定性で10取ったのも裏声で歌ったカラオケ松田聖子さん私だけの天使でした。↑の動画で松田聖子さんの歌を歌っているのは単なる偶然

 

 

元の動画カメラ8分あたり。音痴なピアニストはほぼいないって書いているけど、これはどうなの?

まあ厳密にはピアニストじゃないけど、プロの演奏家ですよ。しかも国際的に認められた。

基準音音符の感覚なんて絶対あると思うし、ズレたら気づくでしょう。気づくからこそ音痴だと分かるわけで。

ズレたことに気づけないのって音程音符で悩む前の話だと思います。

 

14分あたり。内耳と外耳の話。同じ耳なんだから、意識して外耳だけで聴くことなんて不可能バツレッドでしょう。

耳を塞いでも外耳だけで聴いたことにはなりません。耳を塞いで出した声と録音して聞いた声は違って聞こえますよね?つまりはそういうことです。

 

17分過ぎ。倍音の話。

色んな音が混じっていて聞いてしまうとの話だけど、混じる音には限度があります。

管とかで節の数が奇数とか偶数とかになって発生する音が倍音です。

固定端反射と自由端反射で節の数の奇数偶数が変わるので、知りたい人は詳しく調べてみればいいですが、倍音は音波が強め合いをしているところだけ発生するので、飛び飛びの音になります。なので不協和音は基本混じりません

詳しい数式は省略しますが、例えば110Hz,220Hz,330Hz,440Hz,550Hz,…みたいな感じになります。

 

20分少し手前あたりから発声の話に入りますが、個人的に主な原因はここにあると思います。

21分少し手前あたりでスポーツサッカーやっている人とかは音程音符が合うとか言っているけど、果たしてそうかな?

野球中継野球とかだと応援団とかが音楽音符鳴らしていますよね。ということは、野球選手野球はある程度音楽音符聞いているだろうし、身体も動かすからみんな音痴じゃないといえますが、本当だろうか?

答えは否ですね。野球選手でも音痴な人はいます。

 

何年もボイストレーニングして気づいたんだけど、歌カラオケで使う筋肉筋肉とスポーツサッカーで使う筋肉筋肉違うんですね。そりゃあスポーツサッカー大きい声を出す場面とか、歌カラオケで使う筋肉筋肉と共通するところを使う場面もあるかもしれませんが、基本的に使う筋肉筋肉は違います。

カラオケで使う筋肉筋肉といえば、整体周りとか、顔とか首より上上矢印が中心ですよね?

裏声使って整体を伸ばす筋肉筋肉鍛えましょうね。とか、口角上げて上矢印明るい声を出しましょうね。とか、そういうのですよね?

口の中の空間を拡げて響きを変えましょう。とかも聞いたことあるかな。どうやって拡げるのか不明ですが、拡げるということはきっと口の中の筋肉を使うんだろうな。

 

一方、スポーツサッカーで使う筋肉筋肉は速く走るための筋肉筋肉だとか、速い球を打てる野球ような腕の筋肉筋肉だとか、手足パー足が中心ですよね?

いくら首より上上矢印の筋肉を鍛えても、声は大きくなるかもしれないが、それ以外ではスポーツサッカーに役に立ちませんよね?つまりはそういうことです。

 

23分頃。個人的に共鳴という表現は嫌いです。

だって、共に鳴るですから、どちらも音が出てないとおかしいわけです。

よくボイストレーニングダンベル独特の言葉として、どこそこに共鳴させる。なーんて表現使いますが、その「どこそこ」から音音符が出ていないのにどうやって共鳴させるんだよ?と思っていました。

ある意味ハモリ=共鳴ですかね。そう思っていました。

 

24分過ぎ。安定性不足。これはもう一定量の息を吐けないのが原因かなと思います。

地声と裏声の差じゃないんですよ。最初の方に息を思いっきり吐いて後半息足りなくなって音音符がブレるギザギザパターンと、途中から息を吐く量が増えて音音符がブレるギザギザパターンがあるかな。

上に色々書いたけど、音程音符はちょっとした身体の変化でズレるものなので、息でもズレます。というか、整体に息が当たって振動してギザギザ音符が出る仕組みなので、息の量が変わってしまうとモロ影響を受けます。元々の振動ギザギザから変わりますからね。

 

あと安定性不足で考えられる理由としては、発声の悪さですかね。というか、発声の項目でした。失礼しました。

ここでボイスポジションだと書いた話です。普通に話している声の延長で歌おうカラオケとすると、ただ言葉を伸ばしているだけのお経みたいな歌い方カラオケになるので、音程音符どころか歌カラオケになりません。今までそういう歌い方をしていた僕

なので、話している時とは違う方法で歌わなければいけません。

 

これですね。この方法です。

でもこの状態の場合微妙どころじゃないズレ方をするので、違うかなと思いました。

 

心のところはまあいいかな。

月並みだけど、嫌なことは忘れましょうってね。

 

解決策。当たり前のことしか言ってませんね。

安定しないからロングトーン右矢印やれ。←いや、やれるんだったらもうやっているよ。できないから悩んでいるんだよムキー

チューナーでぴったり同じ音を出す。←いや、そもそもできないからタイトル通りで、できるんだったら音音符合わせやっているよムキー

うなりすらできない人がほとんどかと思います。

ラ=440Hzだよね。1オクターブ下のラは半分の220Hzだから、その間を12等分すると(440-220)/12≒14.3

うなりが発生するのは数Hz程度の差なので、1音14.3Hzの3分の1とか4分の1とかの誤差の範囲内ということになります。

 

倍音の理論により、声は和音で出てくる←違います。上で書いたように、倍音は飛び飛びの音なので和音で出てきません。はみんな同じ固有の周波数を持つです。

 

納得いかない人はこの動画カメラで説明しましょう。この動画カメラの2分あたり。出ている音音符をグラフにしています。

等間隔に出ているように見えるので、和音が出てきそうなものですが、目盛りをよく見てください。目盛り自体、等間隔に並んでいませんよね?

左側の目盛りは粗く、右側の目盛りは細かいですよね?実はこの目盛り、対数目盛りになっていて、等間隔に並んでいるのは実は2倍、3倍、…と並んでいるのと同じなんですね。

つまり、上の理論で書いたように、n倍(nは整数)に飛び飛びの音になっているんですね。(さらに細かく見ていくと2倍、4倍、6倍、…というように並んでいる)

んで、1オクターブ上上矢印って2倍の周波数ギザギザでしたよね?ということは倍音が仮に出ていたとしても、入っているのは1オクターブ上上矢印の成分。

あれ?でも高周波ギザギザ領域って次の音まで遠いからそのあたりに和音が入ってくるのでは?と思った人。違います。

 

このサイトによると、人間には音音符(音楽)として聴こえる周波数ギザギザの範囲というものがあります。ピアノで出せる最高音が4186Hzとのことなので、この音音符までは音楽として考えてよいでしょう。

ところが、出している音が=440Hzだとしたら、ピアノで出せる範囲は2倍、4倍、6倍、8倍で終わります。10倍は4186Hzより高く上矢印なり、音楽になりません。

このうち、2倍、4倍、8倍の音はですから、音名でいうと、実際に出ている音は倍音がフルに出ているとしてもともう1つの音(詳しく調べるとレ#でした)だけ。全然和音になりませんね。

しかも4つもの音が入っているので、の音が強調されてレ#の音はほとんど聞こえないかと思います。そうなると、ほとんど単音で出ていると言い切ってもいいかなと思います。

 

耳を覆う。

 

 

しらスタで出てくる耳すまですね。

でもさ、そもそも正解が分かっていないのって、音程音符微妙どころか大幅にズレないか?

なのでこれも違うかなあと。

 

 

コウタローさんはボイストレーニングダンベルで発声講座やっているみたいだけど、やらない方が良いかもしれません。

話し声聞いた感じだとそう思いました。けいたんやしらいしさんの声と比べてみてください。耳にスッと入っていかない声というか、発声的に良くない感じの話し声だなという印象、ありませんか?

 

この問題はやはり根深いですね。

もちろん、この問題以外でもいいんだけど、もし何かこの動画は本当か?とかいうのがありましたら、コメントに何々の動画の真偽を議論してください。みたいに書いてもらえると、時間はかかるかもしれませんが、この記事みたいに議論していこうかなと思いますのでよろしくお願いしますお願い

少しでも音痴で悩んでいる人のために役に立てたらいいなと思っていますので。なんか歌うま人口を増やしたいというけいたんの考えに似ているような