都市農業公園(東京都足立区)で撮影したつるバラの風景です。

これらの写真ものちほどメルカリで販売します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日前のブログで「ザ・ファブル」の話を書きましたが、わたし自身、そんな裏社会に興味があるからファブルのようなアニメをおもしろいと感じるのでしょうか?

 

 

実は30年近く前のお話です。埼玉県川口市の川口駅近くの居酒屋で友人と飲んでいました。隣の席にひとりで座っていたのは、50代か60代くらいの男性。眼光鋭いといった雰囲気で、威圧感もありました。しかし、その男性とわたしはいつのまにか打ち解けていろいろと話をするようになりました。

 

「にいさん、ヤクザって知ってるかい?どう思う?」と、その男性。

「ヤクザですか?そういえば、中学のときに仲がよかった同級生が、卒業したあとにどこかの組に入ったらしくて、地元の盆踊りのときに手下を引き連れて来てましたよ。なんか最初見たときは肩で風切ってるように見えたけど、わたしを見つけたら満面の笑みになって、マッちゃん(わたしのあだ名)元気?と中学のときと同じ笑顔になってました。見た目はあきらかにヤクザだったけど、中身は中学と同じ同級生で」

 

「そうか、まぁ、そんなもんだよな…」

「あと、ヤクザって本来は弱きを助け、強きをくじくみたいな集団であって欲しいと思ってます。堅気に手を出すようなヤクザはホンモノじゃない」と、わたし。

「そうか、まぁ、そうだよな」と、その男性は杯の日本酒を飲み干しました。

 

そのあともその男性とはいろいろと話して盛り上がりました。そのうち、その男性は少し身を乗り出すような恰好になり、「にいさん、ウチの組に来ないか? にいさんなら頭良さそうで、話もわかるし、腕っぷしも強そうだし」と驚きの提案。

え?!まさか本物のヤクザだったの?と目を見開いてしまいました。

 

「組の事務所は浅草にあるんだが、この電話番号に連絡してもらって俺の名前を出せばすぐに話がつくようにしておくから」と、連絡先と名前を書いた紙を渡されました。「待ってるよ」と言い残して、男性は店を出て行きました。

 

呑みに行った店で、まさかヤクザにスカウトされるとは夢にも思わず…でした。

さすがに渡された連絡先に電話をかけることはありませんでしたが、裏社会に興味があるわたしの裏側を見透かされたような、あの日の夜でした。

 

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