「旅する手ぬぐい」〜面白企画創造集団・トコナツ歩兵団団長B面ブログ〜

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20代前半の日本全国を旅して回っていた時代に、手ぬぐい1枚ですぐに温泉に入れてすぐ乾くことから重宝し、やがて寺社仏閣の「オフィシャルてぬぐい」たちに出会い、手ぬぐい愛に開花。以降、旅しては手ぬぐいを集め、仕事しては手ぬぐいを制作している。

京都が続く。

 

手ぬぐいでも枯山水を楽しめる!オフィシャル手ぬぐい「龍安寺・石庭」である。

 

初めて龍安寺をきちんと訪れたのはこのブログでも過去に述べた2000年初頭の2ヶ月余の冬の京都滞在時のこと。

当時の冬の京都は驚くほど人がいなくて、誰もいない石庭でひとり佇むもののあまりの寒さに足がかじかみ、全く長く居られなかった。

それからも数回訪れているが、一人佇めるほど石庭前に人がいなかったのはあの時の京都だけである。

今にして思えばもったいない事をした。

 

 

今でも450円(税抜)という破格の安さ。

僕がオフィシャル手ぬぐいを集め始めた頃には300円クラスもゴロゴロしていた。

この安さもオフィシャル手ぬぐいの大きな魅力の一つである。

 

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伏見稲荷が2つ続いたので引き続き京都から2枚お届け。

 

オフィシャル手ぬぐい「ぎおん祭 南観音山」手ぬぐい。

 

描かれているのは諸病を防ぐと柳の大枝が特徴の山鉾。

検索したところ、中国明代の綴錦やペルシャ絨毯やインド絨毯をも纏う。

いかにも八百万の神の地・日本らしい。


尤も僕には祇園祭もこの手ぬぐいも語る資格がまだない。

これだけ京都を訪れながら、未だ祇園祭を見ていないのだ。

 

それこそ友人の親戚がこの町内にいらして、お誘い頂いたもののお伺いできなかった。

僕が手ぬぐい好きと知って後日頂いたのがこの手ぬぐい。

それも20数年前のこと。

長らく引き出しに閉じ込めておいたからか、手ぬぐいはやや黄ばんでしまった。。。

 

 

祇園祭は一度は見ねば、と思いつつも人混みが苦手。

更に京都は再びオーバーツーリズムの真っ只中。

祇園祭に飛び込む勇気がなかなか出ない。。。

 

でも以前から昔から行きたかった「秩父夜祭」もとても良かったものなあ。

やっぱりこういうのは縁なのだな、と思う。

と言うわけで祇園祭とのいつか来る縁を待とう!

 

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続けても京都伏見稲荷から薬力社前の薬力亭のオフィシャル手ぬぐい「伏見稲荷手ぬぐい」。

 

薬力社は稲荷山山頂近くにあり、健康に関する神様が多数祀られているところ。

各社にお参りしつつ、休憩処・薬力亭のカフェVermillionにて、伏見稲荷を代表する千本鳥居とお稲荷様が上手にデザイン手ぬぐいを購入。

 

 

これも厳密に言えば僕の言うところの伏見稲荷のオフィシャル手ぬぐいではない。

でも境内にあるまたは参道にある休憩処やお土産屋さんが、こうして頑張られているのを見るとやはり嬉しくなってしまう!

 

伏見稲荷を参拝するといつも思うのだけれど、視界を埋め尽くす朱色に圧倒される。

そしてそれは強烈な記憶として脳に焼き付き、離れることがない。

 

トコナツの諸施策のためにも原点回帰的にやはり定期的に訪れなければならない場所だな、と思う。

 

 

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この「旅する手ぬぐい」は僕の手ぬぐい収納ボックスよりランダムにお届けしている。

本来は系統立てるべきなのだろうけれど僕が飽きっぽい性分なので、出たとこ勝負の方がどうしても面白い!

 

京都は伏見稲荷・二ノ峰(中之社神蹟)からオフィシャル手ぬぐい「青木大神手ぬぐい」。

 

正確に言えばその前にある休憩処・辻亭のオリジナル手ぬぐい。

辻亭はキュートなオリジナルグッズがいくつかあって、ついついあれこれと買いたくなってしまう!

 

伏見稲荷大社境内の稲荷山にはかつて神々が降臨したとされる場所が七ヶ所あり、それらは「神蹟(しんせき)」と呼ばれている。

ここもその一つで、青木大神とは佐田彦大神(猿田彦大神の別名?)ともされ、天孫降臨の際に瓊瓊杵尊の道案内をした神様。

 

伏見稲荷は4、5回訪れ、2度一周しているけれど、これは2度目の2022年に手に入れたもの。

少し悩みを抱えていた長男との初めてのふたり旅。

今振り返ってみれば、その後自ら道を切り拓いていった彼に、青木大神様は良い道を照らしてくれたのか。

年末だったもののコロナ禍の谷間で訪れたので驚くほど参拝客が少なかったことを覚えている。

 

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再会第2弾も僕の趣味から。

オフィシャル手ぬぐい「亀山社中ば活かす会」手ぬぐい。

 

楽天トラベル時代の企画、NHKの「龍馬伝」と呼応させた「手紙でめぐる龍馬とニッポン」取材時に手に入れた手ぬぐい。

長崎・亀山社中で購入。

 

僕も御多分に洩れず司馬遼太郎氏「竜馬がゆく」には多大な影響を受けた。
だからこそ大好きな龍馬を追いかけて日本中の龍馬史跡をほぼほぼ網羅させてもらったのは何事にも変え難い貴重な経験。

 

 

亀山社中のこのシンプルなマークは、あまり知られていないかも知れないけれど、龍馬を敬愛する孫正義氏のソフトバンクのロゴマークにしっかりと引き継がれていたりする。

 

そして「渡部くん、自分で龍馬の手紙を訳してごらんよ」とおっしゃってくださり、毎回添削をしていただいた京都国立博物館の宮川さんと高知県立坂本龍馬記念館の前田さんには感謝しかない。勉強のために現存する龍馬の手紙全部に目を通したのも懐かしい思い出。

そしてお二人の紹介で日本中の龍馬会の皆さんにお世話になった。

 

もう一度、じっくりと各所を回ってみたい今日この頃である。

 

 

 

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本業が忙しくてほぼ1年ぶりの投稿。

 

まずは自分の趣味から。

「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」でファーストを全部見返しているタイミングということもあり、オフィシャル手ぬぐい「GUNDAM CRISIS」!

 

僕の富士急時代のガンダム企画2作目のアトラクション「GUNDAM CRISIS」の手ぬぐい。

ガンダム趣味と手ぬぐい趣味が重なった企画。

まあ富士急時代は自分が企画したアトラクションはほぼオリジナルグッズで手ぬぐいを作っていた。(笑)

 

今となってはあまり知られていなけれど、等身大ガンダムは富士急の「GUNDAM CRISIS」が初。
第1作である「GUNDAM THE RIDE」(ラストシューティングを再現したくて作った「STAR TOURS」ガンダム版)映像系アトラクション)を経て、次はホワイトベースのカタパルトを等身大で再現したくて始まった企画。

映像系の次は等身大だと考えて、ホワイトベースの左舷を再現しようと初期の企画では等身大のガンダム、ガンキャノン、ガンタンクを描かいたが、予算と建屋のスペースの問題でガンダム1機を寝かせることになった。

今振り返っても面白い企画だったと思う。等身大にするために傷、デカール、全てを1/1で再現するために、チームの皆で正史を振り返りながら一つ一つ検証してリアル化していった作業は僕の記憶の宝物の一つ。

余談だけれど、「GUNDAM CRISIS」のオープンセレモニーで富野さんが「次は立たせます」と言ったのが後のお台場の立像ガンダムへと繋がることになる。

 

 

この手ぬぐいは当時グッズを担当してくれていたコスパの担当者のアイデア。

ジャブローのホワイトベース+フラミンゴを、ホワイトベース+鶴+富士山に置き換えたもの。

今に繋がる僕のパロディ好きと、当時の担当者のアイデア、それをOKしていただいた創通、サンライズの担当者たちの遊び心が詰まったアイテム。

 

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オフィシャル手ぬぐい「江戸東京たてもの園」

 

タイムスリップした感を存分に楽しめる日帰りデートにもってこいの江戸東京たてもの園(東京都小金井市)。

江戸〜昭和初期までの30棟余りの建造物を移築復元し展示しており、手ぬぐいのデザインもそれらの時代の紋様やアイコンが描かれている。

要所で使われる黄色がアクセントとなっており、「どうぞ ごひいきに」のコピーも控えめで可愛らしい。

 

 

「千と千尋の神隠し」で銭湯や建築デザインが参考にされたと言われており、後に園内で屋外上映会も開催されている。

またシンボルキャラクター「えどまる」は宮崎駿氏のデザイン。(版権の問題かここには描かれていない)

テーマパークではなく復元展示(当時のリアル)であることから、富士急のアトラクションプランナー時代に何度か訪れた。

2000年前後の僕は日本の現在の文化と過去の文化をごった煮にしてアトラクションデザインに取り込んで遊んでいた。

そのアイデアの宝庫の一つ。

トコナツ以降、テーマパークではなくリアルなまちづくりに携わりだいぶ建築案件も増えてきたので、そろそろ再訪したい場所の一つでもある。

 

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オフィシャル手ぬぐい「ハトヤ」

 

近年昭和レトロでSNS映えすると話題の「伊東に行くなら〜」のハトヤホテル(静岡県伊東市)オリジナル手ぬぐい。

鶯色の染めにハトヤマークと、ハトヤと伊東という文字が白で抜かれている非常にシンプルなデザインだが、ゲストが求めているものがきちんとそこにある。

伊東のフォントも昭和感満載でマル。

ちなみに最近展開しているイトーヨーカドーのハト柄オリジナルグッズの手ぬぐい(あったか?)と一度並べて鑑賞してみたいものである。

これで770円らしいので観光手ぬぐいではなく、これはもう立派なオフィシャル手ぬぐいで。

 

 

「770円らしい」と書いたのは、お土産にもらったから。

以前にも書いたが「手ぬぐい好き」を公言していると、嬉しいことに手ぬぐいをお土産にもらうことがたびたびある。

これも富士急時代の後輩にもらったもの。

 

ちなみに僕自身は小学生時代、今から40年前とかに行って以来、ハトヤホテルを訪れていない。

目の前は何度も車で通ってはいるのだけれど。

手ぬぐいをもらったからには、平成令和にはあり得ないSFチックな建築を観に、再訪しなければと思っている。

 

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オフィシャル手ぬぐい「信州下諏訪温泉」

 

世の中はGWに突入。

長野に行かれる方も多いと思う。

訪れてほしいのは下諏訪にある万治の石仏。

初めて訪れたのは楽天トラベルで長野県のプロモーションを担当していた2012年頃。

その後もう一度プライベートで再訪した。

自然の安山岩を胴体としてその上に首を乗せた高さ3m程度の石仏は、可愛らしいの一言に尽きる。

1970年代に岡本太郎氏が紹介したことで全国に名が知られるようになったという。

 

 

ハッキリ言ってしまえば、ここで定義するオフィシャル手ぬぐいではなく、いわゆるお土産屋さんで普通に売っている観光手ぬぐいに極めて近い。

染めたかったであろう群青一色に白抜き風のプリントものである。

なので使用には全く適していない。

ではどうして買ってしまったかと言えば、万治の石仏グッズが欲しかったから、の1点に尽きる。

コロナ禍では「万治」が「よろずおさまる」ことから、関連グッズが飛ぶように売れたとのこと。

良いグッズが作られていることを望みたい!

また下諏訪は鰻が美味しいので訪れた際にはセットで楽しんでほしい!

 

 

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オフィシャル手ぬぐい「国定公園石鎚山」

 

前回に続いて久万高原町から。

石鎚山は久万高原町と西条市の境に位置し、山岳信仰の霊峰であり西日本最高峰。

現在でも3カ所の鎖場が有名で、久万高原町の仕事をするからには一度は登らねば、と言われつつも結局登る機会を得られなかった。

手ぬぐいは四国カルストの少し先、土小屋terrace(旧名・岩黒レストハウス)で手に入れたもの。

デザイン的には昭和40-50年代ぐらいに手がけられた古き良さを感じる。

厳密に言えばこれはオフィシャル手ぬぐいではなくいわゆるお土産屋で売られている観光手ぬぐいに類するのだろうが、素朴さと丁寧さはオフィシャル手ぬぐいにも引けを取らない。

折りたたむと鎖場のイメージになるところも秀逸だ。

ちなみにここの売店で石鎚山のペナント(昭和時代のもの)も手に入れている。

 

 

 

石鎚山の開山は役の行者(役の小角)によるもの。

かつて「宇宙皇子」(著・藤川桂介)が大好きだった僕にとって、役の行者が出てくるとどうしても心を持ってかれてしまう。

 

土小屋terraceから、西日本一のドラインブラインと評され車のCMでも有名なUFOライン(町道瓶ヶ森線)に入ることができる。

四国カルストから二度ばかり訪れたが、その風景は絶景としか言いようがない。

自分が主人公になったように車を走らせることもできるし、途中に車を止めて小山を登りやや上から見下ろすUFOラインは天気さえ良ければまさに天空のそれである。

絶景とはこういうことを言う!

岩屋寺同様に四国に行ったらぜひ訪れてみてほしい!

 

 

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