「旅する手ぬぐい」〜面白企画創造集団・トコナツ歩兵団団長B面ブログ〜

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20代前半の日本全国を旅して回っていた時代に、手ぬぐい1枚ですぐに温泉に入れてすぐ乾くことから重宝し、やがて寺社仏閣の「オフィシャルてぬぐい」たちに出会い、手ぬぐい愛に開花。以降、旅しては手ぬぐいを集め、仕事しては手ぬぐいを制作している。

続いても恵林寺からオフィシャル手ぬぐい「風林火山」である。

 

これもまた堂々とした佇まいに、これが手ぬぐいであることを忘れそうですらある。

武田信玄の菩提寺・恵林寺だからこそできる、正面突破手ぬぐいとも言える。

カーブとか投げている場合ではない、どストレートな手ぬぐいなのである。

 

 

前述したオフィシャル手ぬぐい「疾如風徐如林侵掠如火不動如山」が縦図案に対して、これは横図案。

そういう意味でも使い勝手の良い手ぬぐいである。

 

 

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手ぬぐいの旅はいよいよ愛憎入り混じる山梨県へ。

オフィシャル手ぬぐい「恵林寺・疾如風徐如林侵掠如火不動如山」である。

 

これはもう堂々とした立ち振る舞いで、もうこれがあるだけで恐れ入りました!と言ってしまう。

武田信玄の軍旗に書かれていた「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」(孫子/風林火山)がそのまま手ぬぐいに落とし込まれている。

僕が所有する恵林寺オフィシャル手ぬぐいは3種あるがこの図柄は特別に思い入れが深い。

 

 

ちなみに山梨県に愛憎入り混じるのは、若い頃の僕にとって山梨=職場(富士急ハイランド)だったからである。

仕事は辛くも面白かったが、当時は中央道で富士山が見えてくると仕事だ、というキリリとした気持ちになった。

(その気持ちが薄れるまで退社して10年ほどかかった)

当時の僕は山梨県のあちこちに遊びに行くことは少なく、初めて恵林寺を訪れたのは楽天トラベル時代である。

後述するがその歴史と佇まいにいつ訪れていも背筋がピンとなる。

 

この言葉「疾如風徐如林侵掠如火不動如山」は2000年に僕らが企画・プロデュースしたタイムアタック脱出アトラクション「武田信玄埋蔵金伝説」の旗でも使用させてもらった。

ちなみにアトラクションでは赤地に金文字の旗を使用。

富士急ハイランド創業時からあるミニ富士山(1/200)の内部を改築して作ったアトラクションは、制限時間内に4つのキーワード「風・林・火・山」を集め、最後の難関(赤外線レーザーの部屋)をクリアすると小判がもらえ、その小判に書かれたパスワードでWEB上のゲームが遊べるという今考えても画期的なアトラクションだった。

子供たちに大人気のアトラクションだったが現在はなく、絶望要塞の一部になっている(と思う)。

 

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オフィシャル手拭いの旅は南下して三重へ。

三重からは三重県伊勢市を代表する赤福本店にて購入したオフィシャル手拭い「赤福」である。

 

これは赤福本店で買ったものだったか。

五十鈴川のほとりで手作りの赤福餅(本店のそれは手作りだったような記憶が)を食べながら、旅情感に浸る。

この感じは道後温泉本館の2階休憩所でお茶とお茶菓子を頂きながら往来を眺めて涼んでいた時と同じ感覚。

定期的に行きたくなる場所である。

 

 

伊勢神宮もこれまでに何度も訪れているが、伊勢神宮が素晴らしいことは言うに及ばず、赤福がこれだけ古い門前町でありながら江戸期の伊勢を再現したお土産どころが集う「おかげ横丁」(1993年)をオープンさせたことがすごい。

しかも約50のお店のうち、2/3ほどが直営店というのもすごい。

そしてオープンして30年を越えたのに、今なお伊勢観光の中心ということもすごいのである。

 

 

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こちらも愛する岐阜県から!徹夜で盆踊りし続ける夏!オフィシャル手拭い「郡上おどり参加章」

 

山間に現れるこの小さな町の夏は熱い!

江戸時代から続く盆踊りを一夏続け、途中いくつかの徹夜踊りを挟む。

その参加章として販売されているのがこの手拭い。

ちなみにデザインは毎年違っている。

これはおそらく2012年前後ものか。

ただ残念ながら、僕はこの町を10回に満たないぐらい訪れているけれど、郡上おどりを経験したことがない。

故に郡上おどりは語れないが、かろうじて手拭いのみを語る。

 

 

前回にも述べたように2010年前後、僕はものすごい頻度で岐阜県を訪れていた。

あの頃は岐阜県・北陸3県マニアと言っても過言ではなかったであろう。

市町との打ち合わせだったり、取材だったり。

その中でももっとも印象に残っている町が郡上八幡である。

川に挟まれて町が存在しており、町中に水路が引き巡らされ、そして生活にその水が密着している。

子供たちも川で遊んでいる。

一夏をこの町で過ごせたらどんなに幸せな夏休みだろうと思った記憶がある。

 

ちなみに僕の高校は青山の地にあった。

青山は郡上八幡を治めた青山氏の江戸屋敷があったことからその名が付いた。

そんな不思議な縁も含めて、僕は郡上八幡が大好きである。

 

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しばらく更新していなかったので、京都から岐阜へと飛ぼう。

 

摩訶不思議な箱庭空間を手拭いでも再現したオフィシャル手拭い「養老天命反転地」である。

 

2009-2013年まで僕は楽天トラベルに在籍しており、岐阜県や北陸3県には非常にお世話になった。

その時に初めて撮影で訪れたのが「養老天命反転地」。

アーティスト荒川修作氏とパートナーで詩人マドリン・ギンズ氏の構想を実現した摩訶不思議テーマパークである。

箱物行政と批判されることも多いアートスポットだが、平衡感覚や遠近感を著しく乱される巨大なマジックハウス的箱庭に僕は激しく魅了された。

むしろこれに予算を割いた岐阜県の先進さが凄い。

 

初めて訪れた時、あまりにも空気感が「風の谷のナウシカ」に出てくる火の七日間以前の動植物や芸術を保存していた「庭」に似ていた驚いた。「庭」はこんなに奇想天外ではなかったけれど、箱庭感がそう想起させたのか。

聞けば、宮崎駿氏も何度かここを訪れていると言う。

この前後、僕は4-5回は訪れたと思う。

 

 

岐阜10選を挙げるならば、間違いなく入るスポット。

そしてトコナツ的日本百選にも選ばれるだろう。

近くにある田んぼの真ん中に突然と現れる千代保稲荷神社(おちょぼさん)とその門前町の異質さとセットで楽しんでほしい!

 

 

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京都が続く。

 

手ぬぐいでも枯山水を楽しめる!オフィシャル手ぬぐい「龍安寺・石庭」である。

 

初めて龍安寺をきちんと訪れたのはこのブログでも過去に述べた2000年初頭の2ヶ月余の冬の京都滞在時のこと。

当時の冬の京都は驚くほど人がいなくて、誰もいない石庭でひとり佇むもののあまりの寒さに足がかじかみ、全く長く居られなかった。

それからも数回訪れているが、一人佇めるほど石庭前に人がいなかったのはあの時の京都だけである。

今にして思えばもったいない事をした。

 

 

今でも450円(税抜)という破格の安さ。

僕がオフィシャル手ぬぐいを集め始めた頃には300円クラスもゴロゴロしていた。

この安さもオフィシャル手ぬぐいの大きな魅力の一つである。

 

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伏見稲荷が2つ続いたので引き続き京都から2枚お届け。

 

オフィシャル手ぬぐい「ぎおん祭 南観音山」手ぬぐい。

 

描かれているのは諸病を防ぐと柳の大枝が特徴の山鉾。

検索したところ、中国明代の綴錦やペルシャ絨毯やインド絨毯をも纏う。

いかにも八百万の神の地・日本らしい。


尤も僕には祇園祭もこの手ぬぐいも語る資格がまだない。

これだけ京都を訪れながら、未だ祇園祭を見ていないのだ。

 

それこそ友人の親戚がこの町内にいらして、お誘い頂いたもののお伺いできなかった。

僕が手ぬぐい好きと知って後日頂いたのがこの手ぬぐい。

それも20数年前のこと。

長らく引き出しに閉じ込めておいたからか、手ぬぐいはやや黄ばんでしまった。。。

 

 

祇園祭は一度は見ねば、と思いつつも人混みが苦手。

更に京都は再びオーバーツーリズムの真っ只中。

祇園祭に飛び込む勇気がなかなか出ない。。。

 

でも以前から昔から行きたかった「秩父夜祭」もとても良かったものなあ。

やっぱりこういうのは縁なのだな、と思う。

と言うわけで祇園祭とのいつか来る縁を待とう!

 

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続けても京都伏見稲荷から薬力社前の薬力亭のオフィシャル手ぬぐい「伏見稲荷手ぬぐい」。

 

薬力社は稲荷山山頂近くにあり、健康に関する神様が多数祀られているところ。

各社にお参りしつつ、休憩処・薬力亭のカフェVermillionにて、伏見稲荷を代表する千本鳥居とお稲荷様が上手にデザイン手ぬぐいを購入。

 

 

これも厳密に言えば僕の言うところの伏見稲荷のオフィシャル手ぬぐいではない。

でも境内にあるまたは参道にある休憩処やお土産屋さんが、こうして頑張られているのを見るとやはり嬉しくなってしまう!

 

伏見稲荷を参拝するといつも思うのだけれど、視界を埋め尽くす朱色に圧倒される。

そしてそれは強烈な記憶として脳に焼き付き、離れることがない。

 

トコナツの諸施策のためにも原点回帰的にやはり定期的に訪れなければならない場所だな、と思う。

 

 

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この「旅する手ぬぐい」は僕の手ぬぐい収納ボックスよりランダムにお届けしている。

本来は系統立てるべきなのだろうけれど僕が飽きっぽい性分なので、出たとこ勝負の方がどうしても面白い!

 

京都は伏見稲荷・二ノ峰(中之社神蹟)からオフィシャル手ぬぐい「青木大神手ぬぐい」。

 

正確に言えばその前にある休憩処・辻亭のオリジナル手ぬぐい。

辻亭はキュートなオリジナルグッズがいくつかあって、ついついあれこれと買いたくなってしまう!

 

伏見稲荷大社境内の稲荷山にはかつて神々が降臨したとされる場所が七ヶ所あり、それらは「神蹟(しんせき)」と呼ばれている。

ここもその一つで、青木大神とは佐田彦大神(猿田彦大神の別名?)ともされ、天孫降臨の際に瓊瓊杵尊の道案内をした神様。

 

伏見稲荷は4、5回訪れ、2度一周しているけれど、これは2度目の2022年に手に入れたもの。

少し悩みを抱えていた長男との初めてのふたり旅。

今振り返ってみれば、その後自ら道を切り拓いていった彼に、青木大神様は良い道を照らしてくれたのか。

年末だったもののコロナ禍の谷間で訪れたので驚くほど参拝客が少なかったことを覚えている。

 

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再会第2弾も僕の趣味から。

オフィシャル手ぬぐい「亀山社中ば活かす会」手ぬぐい。

 

楽天トラベル時代の企画、NHKの「龍馬伝」と呼応させた「手紙でめぐる龍馬とニッポン」取材時に手に入れた手ぬぐい。

長崎・亀山社中で購入。

 

僕も御多分に洩れず司馬遼太郎氏「竜馬がゆく」には多大な影響を受けた。
だからこそ大好きな龍馬を追いかけて日本中の龍馬史跡をほぼほぼ網羅させてもらったのは何事にも変え難い貴重な経験。

 

 

亀山社中のこのシンプルなマークは、あまり知られていないかも知れないけれど、龍馬を敬愛する孫正義氏のソフトバンクのロゴマークにしっかりと引き継がれていたりする。

 

そして「渡部くん、自分で龍馬の手紙を訳してごらんよ」とおっしゃってくださり、毎回添削をしていただいた京都国立博物館の宮川さんと高知県立坂本龍馬記念館の前田さんには感謝しかない。勉強のために現存する龍馬の手紙全部に目を通したのも懐かしい思い出。

そしてお二人の紹介で日本中の龍馬会の皆さんにお世話になった。

 

もう一度、じっくりと各所を回ってみたい今日この頃である。

 

 

 

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