博報堂University of Creativity 創造性ゼミ2024「面白い!から始める地域活性のプロデュース術」全5回を無事に終えることができた。
まずは受講してくれたゼミ生の皆に、運営を支えてくれた赤坂UoC、下北SYCL、下北COLLEGE、渋谷QWSの関係者に、カタリストとして一緒にゼミを作り上げてくれたいわき市・松本雄二郎さんとトコナツ・アベユタカに、そして依頼をくれた博報堂のヒロさん(田村氏)に多大なる感謝を述べたい。
トコナツの組織論やプランニング、プロデュース術について、単発ではこれまでにも講演やワークショップで語ってきた。
けれども今回は一般の受講者が対価を支払い、それに見合う授業(2時間×5回)を体系立てて伝える、という初めての試みだっただけに、僕としても楽しみと不安が入り混じった状態でのスタートとなった。
いつものように短い時間で多くを伝えようとし過ぎるよりも、まずは参加してくれたその日の2時間を、まるで劇に参加しているように楽しんでもらうことを念頭に置いた。
その上でこれまでの経験と技術をできるだけ体系化しようと試みた。
時には前回言ったことを修正することもあったりしたし、ゼミ生の意見やヒロさんのアドバイスで各回の内容を微調整もした。
結果、皆に喜んでもらえるもの(お金と時間を費やすに値するもの)になったと思う。
ヒロさんの熱い想いが実った赤坂UoCをスタートし、各コミュニティをキャラバンして、最後に赤坂に戻るというスタイルは、場所もさることながら、関わらる人の多彩さによって、ゼミの内容を異なるものにしてくれたと思う。
何かを伝えるという作業と共に、隔週でゼミ生に会って熱く語り合っていた時間は、思いのほか僕にとっても楽しい時間だったようだ。
その証拠にゼミが終わった途端、ゼミ生の皆に会えないことを寂しく思っている自分がいる。
やがて仕事で、プライベートで、僕と会うゼミ生もいると思うが、それよりもゼミ生同士で何かが始まってくれたら、こんなに嬉しいことはない。
そしてゼミをやってみて改めて思うことは、僕は現役のプランナー・プロデューサーであるから結果を恐れずに様々なトライをし続け、批評や批判を行うだけの講師や先生になっては決していけない、ということだ。
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トコナツ歩兵団団長・渡部祐介
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