先日、6年目を迎えた「フォトロゲイニングNIPPON2018」の小矢部大会のために、1年振りに富山へ。
富山駅で食べるものと言えば「白えび」である。
楽天時代から僕を「白えび大使」に任命して欲しいと富山県に訴え続けているが残念ながら未だ両思いには至っていない。
では富山駅で買うものと言えば、これ。
大野屋さんという創業170年の老舗菓子屋さんの越路銘菓「とこなつ」である。
大伴家持
立山にふりおける雪をとこなつに
見れども飽かず神からならし
万葉時代に読まれたこの歌に因んで創られたお菓子で、白小豆を求肥で包んで粉砂糖をかけた一口サイズの餅菓子。
調べてみると明治期からお店の看板商品らしい。
言うまでもなく、越路銘菓「とこなつ」(創業1838年)は美味である。
家持の言う「とこなつ」は南国の常夏ではなく、夏の間じゅうずっと、の意味だそうだ。
言うまでもなく、僕らは面白企画創造集団「トコナツ歩兵団」(創業2010年)である。
いつでも夏休みのように、ニッポンを、セカイを楽しくしているのである。
こう書いてみると、生まれて180年近くにもなる越路銘菓「とこなつ」は僕らトコナツ歩兵団の大大大先輩に当たる。
最初は越路銘菓「とこなつ」をトコナツ歩兵団公式和菓子に勝手に認定!などと書こうかと思っていたのだが、まったくもって大大大先輩に対して失礼甚だしい!
そんなわけで僕らトコナツ歩兵団が愛して止まない大先輩和菓子と紹介するに留めたい!
帰りの新幹線で僕は「とこなつ」の白小豆と求肥の上品なハーモニーを味わいながら、トコナツも180年続くヒット商品を創り出さねばなるまいなあと固く誓うのであった。
★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/
★トコナツ歩兵団公式FB https://www.facebook.com/tokonatsh/
★少女と少年のひと夏のキセキの物語
トコナツ歩兵団団長・渡部祐介
初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中