この6月9日で僕の個人会社である株式会社マイロックチョコレーツは4年目に突入することができた。
トコナツ歩兵団というフワッとしたチームに信頼と期待を寄せてくれる皆さんと、それから僕の戯言を形にしてくれるトコナツ歩兵団の皆に改めて感謝である。
これからもますます日本中で面白企画を創造していきたい!
さて、4年目に突入する中で僕にとって非常に嬉しいプロジェクトが舞い込んだ。
岐阜県42市町村の観光課職員による「観光おもてなし隊・G(ギフ)メン」の再構築というプロジェクトである。
第1回ワークショップの模様
G(ギフ)メンはもともと楽天在籍の最終年だった2013年に、チームで岐阜県「清流の国ぎふめぐる旅キャンペーン」のプロポーザルを受託したことに端を発する。
当時から「日本のまちづくりや観光地にもっとも欠けているものは、コンテンツ創造力である」と言っていただけに、四季折々の楽天上でのWEBやパンフレット展開では面白みに欠けると思っていた。そして当時の岐阜県の観光課の皆さんも同じように考えていた。
そこで何か面白い取り組みはできないかというMTGの中で生まれたのが、全42市町村の観光課と密接な連携を図ることで発信力の向上を目指した、イケメン観光公務員・G(ギフ)メンであった。
結成当時のイケメン観光案内人・G(ギフ)メン
地に足をつけた地上戦展開としての42市町村連携、そしてそれらをPOPに世の中に伝えるイケメンというキーワードでくくったG(ギフ)メンは、当時の岐阜県の観光課の方々がわずか2週間あまりで全市町村に直接お願いをしに行ってくれたおかげもあり無事に結成でき、そして名古屋の栄で行われたキックオフイベントには多くのメディア関係者が集まり、大成功のスタートを切れたのである。
あれから丸4年がたち、今や岐阜県や42市町村にとっては当たり前となったG(ギフ)メン。リレー形式でのラジオ出演、新聞連載、ブログなど当時では想像もできないほど、枠組みとしてしっかりとしたものになっている。
でもその一方で、メディアや各市町村からすると新鮮味が薄れ、話題性が落ちてきたのも事実であったらしい。
そこで再び僕に声がかかったというのが事の経緯である。
2013年の立ち上げから2014年の秋までプロデュースをしていたG(ギフ)メン。
当時のメンバーは2名しかおらず、すっかりフレッシュで、かつ女性も多く参加している2017年のG(ギフ)メンをどうしていくのか。
当時はある意味強制力をもって皆を引っ張らせて頂いたが、2017年には2017年のやり方があるはずである。
それらを模索しつつ、2017年のG(ギフ)メンと一緒に、新しい岐阜県の観光の形を作っていければ面白いと思う!
一度手を離れたプロジェクトに、再び関われる幸せを思う!
今後の岐阜県とG(ギフ)メンが楽しみなのである!
★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/
★団長インタビュー
(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
(後半)http://www.oricon.co.jp/news/2043924/full/
★少女と少年のひと夏のキセキの物語
トコナツ歩兵団団長・渡部祐介
初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中
夏空ブランコ/著・渡部祐介