ミノヤキセンパイMTGついでに、このところずっと気になっていた多治見市モザイクタイルミュージアム(2016年6月開館)へ。
昨年訪れたラ コリーナ近江八幡(滋賀県)と同じ建築家・藤森照信氏によるもの。
藤森氏の建築はファンタジー度が高くてドキドキする。
土壁でできた外壁、小さなドアの先にエントランス。
平日、しかも多治見駅からバスで20分ほど奥に入った立地ながら、観光バスや自家用車、公共交通機関であるバスを利用して利用者が続々。
外見はもちろんのことながら、中身も良かった。
決して4F建てだけれど、決して広い館内ではないながら、コンパクトに可愛らしくモザイクタイルを見て回れる。
特に多治見のタイル産業が盛んだった頃の昔の品々の展示、それはアートを目的としたものではなく、商業的なものなわけだけれど、その具合がたまらなくいい。
写真撮り放題というのも今らしくて好感が持てる。
今回は時間がなくてできなかったが、モザイクタイル貼りの体験コーナーも30分ほどのものから2-3時間用のしっかりしたものまで充実。
子供から大人まで楽しめる様になっている。
ちなみにいつも見てしまうグッズ売り場も充実。
個人的にはここ最近ずっとモヤモヤしていたある種の考え方を2Fのサンプル展示がクリアにしてくれた。
もう一歩踏み込むと周囲に何もないため、
ゆっくりお茶を飲みながら本を読んだり、休んだりできるスペースがあると良かった。
それは建物の中じゃなくても構わないので。
多治見市さん、是非検討を!
余談ながら多治見駅でタイルマン(キン肉マン)を発見!
地元有志により建てられたもの。
今タイルマンを分かる人がどれほどいるのだろうか、と思いつつも、
熱意と相性というのは何よりも大事なもの。
仕事がらあちこちチェックする癖が付いているから偶然発見できたものの、
設置場所が分かりづらい。
JRの敷地内に入れなかったんだろうなあ。
今更移転は予算的に無理だろうけれど、勿体なさすぎる。。。
★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/
★団長インタビュー
(前半)http://www.oricon.co.jp/news/2043715/full/
(後半)http://www.oricon.co.jp/news/2043924/full/
★少女と少年のひと夏のキセキの物語
トコナツ歩兵団団長・渡部祐介
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夏空ブランコ/著・渡部祐介